3年前の今日の過去記事を再掲する。

ただし、今年はまだお花見には行っていない

残念ながら、中間市の垣生公園の開花状況はまだ“つぼみ”だという。

 

さて、昨年の10月頃から“チャイルドラインの活動”から身を引いている。

北九州市教育委員会主催の“子どものひまわり学習塾”も今年度で辞することにした。

今年の7月が来れば76歳にもなる。

ということもあって、車の免許の返納までは考えていないが車は車検切れの3月29日をもって廃車にしようと考えていた。

が、義兄さんの入院のことも含めて色々と悩んだ末に、後2年は乗り続けることにした。

もちろん、運転に自信が持てなくなれば免許の返納をする覚悟はできている。

 

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お花見に行ってきた

2021年3月25日付

 

誰がどう考えてもおかしいだろうということが、あたかも何事もなかったかのようにまかり通っている。

そのお金(ぼくたちの税金)の使い方はダメでしょということも、だれからも(検察からも)お咎めを受けることなく無かったことにされている。

お昼のテレビのニュースは聖火リレーを歓迎するかのよう番組編成。

放映権を持っているテレビ局は、COVID-19(新型コロナ)の影響云々より、何が何でもオリンピックをやりたいという下心がみえみえ。

かとおもえば、朝鮮国弾道ミサイルをあたかも日本向けに発射したかのように報じるマスコミ。

ただの軍事演習でしょ。

しかもその着弾点は、日本のEEZ(排他的経済水域)の外側だというのに。

他方では、米韓合同軍事演習についてはほとんど触れない。

 

聖火リレーは古代ギリシアで休戦を告げた平和の使者に由来(読売新聞)だって?聖火リレーは、ヒトラーがベルリンオリンピックでナチスの宣伝のために採用したんだってことぐらいは多くの人が知っている。

そのマラソンコースが後のギリシア侵略のコースだったってことも。

 

 

COVID-19(新型コロナ)対策にしてもこの一年間、政府は一体何をしてきたというのだろうか。

せいぜい思いだせるのは、アベノマスクと一律一人10万円の返済が必要な給付金ぐらい。

それとて、感染対策としては何ほどの役に立ったというのだろうか。

他にやったことといえば、何の科学的な根拠もない思いつきの緊急事態宣言の発令と解除のくり返し

全国の小中高校の一斉休校って、一体何だったのだろうか。

ぼくには末代に渡ってまで語りつがれるべき愚策だとしか思えない。

他にもある、有識者会議の分科会っていったい何の役割をはたしているのだろうか。

記憶にあるのは、尾身会長がマスクをはずしたり着けたりする食事の作法をテレビ画面でしてみせたことぐらい。

 

マスク会食

 

朝食後、カミさんにでも見に行こうかと誘った。

陽気もいい。

部屋の中にばかりくすぶってばかりいると、脳ミソの中にまでカビが生えてくる。

人口4万人そこそこのこの中間市にだって桜を見る場所はある。

ということで、出かけた。

 

遠賀川からちょいと入り込んだところにある垣生(はぶ)公園へ。

お昼の時間をさけて来たというのに、駐車場はすでに満杯。

やっとのいことで探した場所に駐車。

陽気がよくなれば、外に出たいという想いは皆同じなのだと改めて実感。

まずは、駐車場からの階段を上がって十八羅漢像のある丘陵へ。

この公園には古墳時代後期の横穴(埴生羅漢百穴)があり、多くの副葬品が出土しているらしい。

 

十八羅漢像(もちろんこれは、最近になって建造されたもの)その向かいには古墳時代後期の横穴がある。

 

埴生(はにゅう)神社への参道にもなっている朱塗りの太鼓橋を丘の上から望む。

 

 

丘をおりて、池のほとりに。

さすがに食事をしているグループははすくなかったが、それなりの人出だったのでぼくたちもマスクを着用。

それぐらいのマナー(?)はぼくだって持っている。

 

 

右側面から見た太鼓橋

けっこう密?

 

 

左側面から見た太鼓橋

 

 

例年なら屋台も出てにぎわうのだが、なんとなく寂しい花見。

全国のテキヤさんたちは、この時期をどのように凌いでいるのだろうか。

当然のことながら、給付金なんて出ないんだろうな。

ぼくが生まれ育った大坂・池田市の下町では、別棟の長屋だったが神農道を奉じるテキヤの親分(小柄なおじいちゃんだった)が住んでいて、祭りの度にその地割りを一手に引き受けていたっけ。

その人が扱っていたのは、暦日カレンダーだった。

 

 

12時になればこの池に設置されている噴水も上がるのだが、ぼくたちは11地30分頃に撤退。

寂しい花見だったが、それでも春の空気をおもいっきり吸うことができた。

車に乗り込むころには、当然ながらマスクを外していたから。

これで少しは、脳ミソのカビが取っ払えた(かも)。

 

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3年前の過去記事をながめていてつくづく想うのは、このヤマトの国は過去の出来事を一切検証することもなく忘れ去っていく社会だということ。

いや、忘れ去るだけではなく美化しさえする。

今マスコミが騒いでいる裏金問題などもモリカケ桜を見る会などと同様に半年もたつと忘却の彼方に去っていくのではないか。