ぼくごときのブログへのアクセス数が二日続けて200を超えた。

一日だけだと、たまたまぼくのブログをのぞいた人の数が偶然に重なっただけなんだろうと、気にもしないところ。

今までにも、そんなことはあった。

が、二日間も続くと、いったい何があったのだろうかと訝(いぶか)しくなる。

で、アクセス解析なるものをのぞいてみると、何のことはない。

一年前に書いた「『小泉進次郎』大っ嫌い』マツコ・デラックス」というブログへのアクセス数が急増していただけだった。

アクセス数が増えたといったが、いいね!が増えたわけじゃない。

要するに、小泉進次郎という名がついたタイトルに関心があったというだけのこと。

あきれると同時に改めて感心させられた。

 

 

ぼく個人の想いとしては、小泉進次郎が誰とくっ付こうが離れようが知ったことじゃない。

ご自由にどうぞ、と言うのがぼくのスタンス。

男と女の関係なんてものは100組いれば100通りの、1000組あれば1000通りの出会いと別れがある。

その関係性は、あくまでも当事者間のみの問題であって、他者が入り込む余地などない。

ましてや、倫理感などを持ち込むことなどにも意味はない。

例え、それがドロドロしたものであっても、だ。

だからほっておくに越したことはない、と思っている。

が、NHKを始めとするマスコ各局が、このニュースを臨時ニュースで報じ、かつトップで扱っているとなると、その婚約報道の問題のありようはちょいと変わってくる。

 

チョット古い資料です。

 

彼は、父親の純一郎からのジバン(後援会)カンバン(知名度)そしてカバン(選挙資金)を受け継ぎ2010年に衆議院議員に当選している。

いわゆる典型的な世襲議員

そして、すでに衆議院議員を10年以上も務めている。

その10年間に彼は政治家として一体何をしてきたというのだろうか。

みてみよう。

 

2013年 特定秘密保護法(報道の自由への圧力)

2015年 安全保障関連法案(集団的自衛権行使容認)

2016年 TPP関連法案(経済を国家主権の上位に置く)

2017年 介護保険関連法案

       テロ等準備罪(共謀罪)

2018年 働き方改革関連法案(高度プロフェッショナルの導入)

       参議院定数6増法案

       統合型リゾート法案(カジノ法案)

       水道法改正法案(水道民営化)

       出入国管理法案改正(外国人労働者受け入れ)

 

一つひとつの法案に触れる暇(いとま)はない。

それぞれの法案については、関心のある方はご自分で検証されることをご推奨申し上げる。

ここでは、これらの法案の総てが強行採決された法律であるということ、そしてそれらの総てに小泉進次郎は賛成してきたという事実を指摘するだけでことたりる。

付け加えるなら、これらの法案は現首相(安倍首相のこと)によって国会に提出されたもの。

すなわち、小泉進次郎とは現首相に盲目的に従う陣笠議員の一人に過ぎない。

 

 

にもかかわらず、彼がこれほどヤマトの民の注目を集め得るのは何なのだろうか。

彼の言葉のセンスを褒める向きもあるが、政治家として意味のあることを何一つ語っているようには思えない。

当たり障りのないことをさも意味があるかのように語っているだけではないか。

まるで、政治評論家。

そこには、己が税金で養われている政治の当事者だという意識すら感じられない。

にもかかわらず、マスコミは彼を好意的に報道する。

そう、今回の首相官邸での結婚発表のように。

まるでその扱いは、芸能ニュース

そして、首相官邸でその発表をすることで安倍人気を支えるための役割をになっている。

新喜劇の舞台に立たせた吉本興行とどこが違うのだろうか。

 

彼がアメリカのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)と縁が深い政治家だという事実はまるで触れられない。

マスコミが彼を持ちあげるのはそのため?

もっとも、陰謀論には与しないことをモットーとしているぼくは、これ以上のことは語らない。

そうそう、CSISと縁が深い日本の政治家は彼だけではなかったんだっけ。

 

あざとく、タイトルに小泉進次郎の名を記(しる)した。

さて、アクセス数は増えるのだろうか、それとも従来のレベルにもどるのだろうか?