6月から公民館主催の英会話講座に毎週通っている。
午後7時から8時30分までの1時間半。

英会話といっっても本格的なものではなく、簡単なフレーズを使ってゲームやゼスチャーをして楽しむといったもの。
時にはビデオに合わせて歌ったりもする。
そう、英語を使った幼稚園のようなものをイメージしていただくと、ほぼそれに近い。
もっとも、あまり想像してもらいたくはない。
使っている教材はフォニックス
参加者のほとんどは60歳台以上(少数だが、若い女性もいる)。
総勢15~16名、比率的には女性が多い。

企業内における地位やキャリアなどは所詮その企業内でのみその意味があり、社会に出てしまえばただの”60過ぎのおっさん”に過ぎない。
どんな大企業に勤めていてた者でもこの事実は変わらない。
社会の中では、その人の持つ裸の人間力といったもの以外は価値がない。
現役中から常にそう考え、己を戒めてきた。

頭の中では、そのことが理解できたつもりでいた。
ところが、いざ参加してみると「きおい」や「てらい」といったものが払拭できない。
さきに楽しむと書いたが、とても、とてもそれどころではない。
顔がこわばり、手足が委縮しているのがわかる。

そう、この英会話講座は長年企業人として生きてきたわたし自身の垢を落とす修行の場として役立っているのだ。

この歳になって新たな出会いを求め、人間関係を築き上げようとするのは、正直勇気がいる。
肺活量も十分に無ければ、その勇気を持続することすらできない。
しかしながら、いろんな方々と出会い、教えを請いながら、これからの生き方を見つけて行きたいと思っている。

ん!もう一つ目的があった。
週に一度ぐらいは、飲み始める時間が遅くなってもいいだろう、と考えたのだ。
もちろん、休肝日ではない。

講座は8月中は夏休み、9月から再スタートだったが、開催曜日が木曜日から水曜日に変わっていたのを失念していたため、再開初日は欠席。
あ~あ!また、6時から飲み始めてしまった。


貼り付けるべき、画像がないのでサービスの動画(ちあきなおみ・上海帰りのリル)を貼り付けようとしたのだが、ブロックされていてうまくいかない。
どうも、動画の貼り付けはまだ習得できない。
やむをえないので、URLを添付しておきます。
もし、職場で本ブログを閲覧されている方は、イヤフォンをご準備ください。