あだ名ってそんなもんだよね。

ごきげんよう。

今スタバで絵を描いている。
ひな祭りの新しいデザイン。
今日はクリスマスだぞ。
もう3月の講座企画を完成しなければいけない。
今に始まったことではない。
これを10年も繰り返してる。
クリスマスにお雛様の図案が降ってくるはずはない。
行き詰まったのでちょっと休憩してガラケーでブログでも書いてみよう。

私の旧姓は、池尻という名字だった。
子供の頃すごく嫌だった。
小学生の頃「尻」に目がいくようで男子からは「けつ」とか「しり」と呼ばれていた。
中には「けつじり」と呼ぶ男子もいた。
おいおい、池はどうした。
けつじりなら名字は尻尻じゃないか。

中学生になった時、同じ小学校から上がった子がそう呼んでいる関係でやっぱり男子からは「けつさん」とか「しりさん」とか呼ばれていた。
女子からは「けつりん」と呼ばれるようになった。
おいおい、可愛く「りん」を付ければ良いという問題じゃないぜ。

普通は名字に池が付くなら「池ちゃん」とかでいいじゃないか。

高校生になったとき、今しかない、あだ名を変えるのは今しかない！と思った。
幸いなことに同じ中学の子は三人しかいなくて高校は10クラスもあった。

入学式で聞かれた。
中学のとき「何て呼ばれてた？」と。

私は意を決して「ゆみちゃん」と言ってみた。

正直ゆみちゃんなんて呼ばれたことないし、口にした途端にオェっと思った。

しかし、高校の新しい友達と仲良くなるにつれあだ名の話になりけつりんって呼ばれてたエピソードを話したら大爆笑になりそこから「けつりん」に華麗に舞い戻ってしまった。
他のクラスのそんなに深い間柄でない人からも「けつりん」と呼ばれていた。

もう一回問う。
池はどこへ行ったんだ。

池ちゃんや池やんでいいではないか。
いや、ゆみちゃんでもいいではないか。

高校の同窓会で受付をした時にみんな「けつりん、ひさしぶり～！」と言った。
そうだな、けつりんって呼ばれるの久しぶりだわと思っていた。

あだ名ってそんなもんだよね。

さて、私はひな祭りの図案でも描くか。

皆さんは、素敵なクリスマスの一日を。

メリークリスマス。