10月に鹿児島県の徳之島に行ってきました。

 

徳之島、沖縄等の南の島に行く際には、海に入れて台風が少ない時期を狙うとなるとと、7月と10月の2択になると思います。

実は、7月にも行ったのですが、島の自然と人の少なさに魅了され、10月にも再訪してしまいました。

 

元々南の島が好きで沖縄、宮古、奄美等も行ってきましたが、人の少なさ=自然が残っているという点では、徳之島は非常におススメです。

それなりに有名なビーチや観光地に行っても、人に会うことがほとんどありません。

 

東京からだと直行便はないので、鹿児島経由になります。

鹿児島からは、定員50名程度のプロペラ機で、1時間20分ほどかかりました。

 

 

徳之島空港に着いて、そのままレンタカー会社に。

徳之島というと小さな島だと思われるかも知れませんが、一周すると約80kmあり、車で2時間半かかります。公共交通機関はほぼないので、中心部のホテルに泊まる方以外はレンタカーは必須だと思います。

 

徳之島は、空港の目の前にレンタカー屋さんがあって、ほとんど時間のロスがありません。車種は、メジャーな観光地以外の道路は車一台ギリギリというところも結構あるので、軽自動車が一番だと思います。

 

そして、一番に向かったのは、「犬田布岬」です。

私の一番のお気に入りスポットで、徳之島に着いた時と帰る時にはいつも寄ります。

運が良ければ、眼下にウミガメを見ることができます。この日は遠くにイルカの群れを見ることができました。

犬田布岬は、戦艦大和の慰霊塔があることでも有名です。(実際に沈没した地点は離れているようです)

 

 


今回の宿は、「だんだん芝生と海の宿」という一棟貸しの宿です。

伝泊さんという奄美エリアの古民家再生を手掛けてる企業の宿で、面縄というビーチに面したとても眺めのいい場所にあります。

宿の前にはテラス、芝生、海が広がり、一日中ボーッとしていても飽きません。

芝生の先の階段を降りると1分くらいですぐビーチです。

海を見ながらの朝食と食後のコーヒータイムは最高です。

昼食はビーチでいただき、夕食は飲食店が徒歩圏内にほとんどないのと、お酒もいただきたいので、ほぼ毎日こちらのテラスか芝生で海を見ながらいただきました。

 

一夜干しにも挑戦しました!

 

宿からは、朝陽が見えます。また、夕陽の時間の空も幻想的です。

そして、圧巻なのは、星空です。

肉眼で天の川が見えるのは感激です。

 


室内はきれいにリノベされていて、空調完備で、水回りもきれいです。

ただ、古民家なので、虫は多く、ヤモリが何匹も窓にはりついていたり、室内をウロウロしています。

 

 

 

今回行った観光スポットもご紹介したいと思いますが、有名な観光スポットは観光ガイドにいくらでも載っているので、少し穴場的な場所だけ紹介します。

 

金見崎にある、ジビエカフェ「とうぐら」です。


イノシシ肉と郷土料理が味わえるカフェで、定食を頼むとメイン料理をイノシシの「ハンバーグ」あるいは「カツ」から選べます。メインに加えて、落花生ごはん、アオサの天ぷら、特製味噌等、すごい品数の郷土料理をいただけます。美味しくて見た目も素敵なだけでなく、徳之島のパワーももらえる気がするお料理です。

また、カフェからの金見海岸の眺めも素晴らしいです。

 

「天城岳 松原登山道」です。

2022年3月に新たに整備された登山道で、駐車場はとてもきれいでした。

ただ、やはり登山道なので、それなりに坂も悪路もあるため、歩きやすい靴は必須です。

3つの滝を見ることができます。

「カームイ」の滝です。カームイは、島言葉で「亀」の意味で、滝つぼの形が似ていることから名づけられたそうです。

「マチャラの滝」です。滝の位置する集落の名前「松葉」に由来します。

「マムイの滝」です。「見守る」という意味で、ひっそりと佇む様子を表します。

登山道には、至るところにこのような看板がありました。

「マムイ」の滝で遭遇してしまいました。

後で地元の方に聞いたところ、島の方は、ハブ取り棒、カゴを車に積んでいて、ハブに遭遇した場合には捕獲して、町役場で3,000円で買い取ってもらうそうです。天城町役場の前には、捕獲したハブを見学できる「ハブの館」なるものまでありました。

 

 

市街地亀津からも近い「タキンシャの滝」です。

以前は、相当細い道を車で走った後に、川を30分ほど徒歩で遡上して行く必要がありましたが、最近新たなアクセス路が整備されたので、駐車場から5分ほどで行けるようになりました。

滝つばの周りも比較的開けているので、滝つぼ近くでマイナスイオンを浴びながらランチ、お茶ということも可能です。

 

 

 

伊仙町にある「銀龍洞」(鍾乳洞)です。

昭和40年代までは観光バスが来るほどにぎわっていたということですが、今では案内板さえない状態です。とても美しい鍾乳洞を見ることができます。

地元の方のお話では、昔はここから海まで行ったということでしたが、今は照明もなく、それなりに水量もあるので、あまり奥までは行けませんでした。懐中電灯とマリンシューズは必須です。

 

 

 

 素晴らしい小さな南の島、徳之島に、是非皆さんも一度出かけてみてくださいね✈️