個人の精神が重要視される時代へ
内田和成さんのブログ に以下のようなコメントが書いてあった。
(中略)
発展途上国では国が優先事項のナンバーワンに来て、
それが中進国になると企業優先になる。
例えば明治時代の富国強兵の頃は、
誰もが国を豊かにすることに力点を置いていた。
それが戦後は企業を如何に強くするかに重点が移った。
しかし、それが先進国になると個人が優先順位ナンバーワンになる。
別の言い方をすれば、みんなが個人主義になると言うことだ。
と言うことは先進国として成功するためには、
その個人主義を前提として仕組みを作っていかないとダメだ。
日本は今まさにそうしたステージに入ったのであるというお話でした。
元慶應ビジネススクール教授の嶋口先生のコメントらしいが、
いま、ぼくが読んでいる下記の本「3つの原理」の内容と
切り口は違うが一致していた。
まだ3分の2程度しか読んでないが、
いますっかりはまっている。
この本を読んで、
ぼくの中では、
弁証法的な螺旋状の発展システムが
より具体的にイメージできるようになった気がしている。
上記ブルーのコメントの意味は、
日本は戦後、
摺りあわせ型のチームワークによる組織マネジメントで
世界の経済大国となった。
しかし、
結果として裕福になった日本の人々には、
個人や家族の生活を犠牲にして
企業や組織に尽くすという
戦後の経済大国へのプロセス中のこれまでの
価値観・生き方がなじまなくなっている。
つまり豊かになった人々には
戦後のシステムより
成熟した個人主義的システムが適してる
ということだと思う。
だからいまの日本では、
「やりたいことをやる」「やりたいことを仕事にする」
などの啓蒙的な本が店頭に並び、
人々が自分探しの転職をするようになっているのだ。
しかし、行き過ぎた
個人主義、チームワーク主義は
ともに問題を引き起こす。
両者のバランスをうまく取ることが大切だ。
だから日本的チームワーク型の良い面を残しながら、
螺旋状の発展をするべきなのだ。
これからの時代は、
カネ・仕事は単なるプロセスで、
個々人の精神的な充足感が目的となる傾向が強くなると思う。
その流れが、
CSRでありソーシャルアントレプレナーであり環境意識の高まり
であったりする。
すでにその兆候がいたるところに現れている。
下記の本は、
ぼくにそんな思いを強くさせた。
本を夢中で呼んでいる中で、
同じような内容のブログに目がとまってしまったので、
とりとめのない文になったが
またブログにメモしておく。
- ローレンス・トーブ, 神田 昌典, 金子 宣子
- 3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす

