「これからは事業活動の多くのプロセスが、提携、合弁、アウトソーシングを基盤として行われる」

この背景は、「グローバル規模での変化対応スピード」が上がっているためです。
そのため、自社で何でもするというのは、スピードでも資源の面でも不可能になってきています。


「グローバル経済では、事業展開は、所有権や支配権ではなく戦略を基盤として行われる」
「それらパートナーシップにおいては、経済連鎖全体の視点から戦略と製品企画を立てなければならない」

つまり、どこで=グローバルの、だれが=自社かパートナーかおこなうことが、経済的にも、機能的にもベストかという選択を行う必要があります。
この時に考え方の軸は、自社の強みを生かせるかであり、事業の選択と集中ということになります。


ただし、やみくもに進めればいいのではありません。
課題の一つは、パートナーと事業を進めるにあたっての、全体コーディネイト力でありマネジメント力になります。
何を、どこで、だれがやるかを、パートナーとwin-winの関係の中で行うために、ルールや満たすべき品質などをコントロールし、最終的に顧客を満足させる必要があります。

もう一つは、ナレッジの蓄積です。
パートナーに任せるといっても、自社の強みのノウハウを奪われてしまっては、競争優位を築くことができなくなってしまいます。
一方、逆の立場から見ると各役割のプロセスがブラックボックスになっていては、最終顧客に対する品質や、自社としては利益を確保することが難しくなります。


自社の競争優位を維持するために強みに特化して研磨していくことが重要ですが、一方パートナーとのノウハウの共有などコミュニケショーンのバランスが重要になります。