3.実践ほめ術

ほめる基本！
それはホメるポイントを見つけることです。

はて？なんでこんな当たり前なことを言ってるんだ？と思われるかもしれませんが
ほめたいことがあるのにほめない人はあまりいません。

大事なのはホメをみつけることなんです。

細かいことは抜きにしてどのようにホメるポイントをみつけるのでしょうか？

それは相手の短所を長所に変えればよいのです。

残念なことに人は人のよいところよりも、悪いことのほうが見つけるのはうまいのです。
だからその悪いところを逆にいいところとしてほめてあげましょう！

いかにポジティブな言葉に言い換えられるかそれがポイントになってきます。


例としては

『高い』→『高級な』
『まずい』→『独特な味わい』
『狭い』→『コンパクト、省スペース』


こんなにマイナスがプラスに置き換えられるので是非自分の言葉で探してみてください。


またほめは次の８つの分類の中に当てはまると
思うのでその中にほめ言葉をどんどん書いていきたいと思います。

これはほめ方について８つに分類したものです。

一般のほめることに関する書籍ではこんな人には？と人によって使い分けているものが多くあります。

ですが僕はどうもそれがりかいしにくく使いづらかったので、分類していません。

ですが実際にあなたが話すときに上司、後輩、落ち込んでる人など分類するころがありますか？
分類したとしも『これはこの分類だから、あの話し方だな！』とは考えませんよね。

ですので僕はなるべくどんな人にでも使えるほめ言葉を載せました。
それを基礎にして、相手に合わせて使っていただきたいと思います。

2.5 謙虚でポジティブでないとほめられない

実はほめることは謙虚でないとできません。

謙虚でない人がほめると、そのほめ言葉は少し違うものになってしまいます。

まるで皮肉を言うような言葉になってしまいます。

「今日は、なかなかいいね」

相手をほめているようですが、あなたが言われたらどのような印象をもつでしょうか？

少し小ばかにしているような印象を受けるのではないでしょうか？

ほめるには相手の良い所を認める必要があります。

相手に対して敬意を払う必要があるのです。

もしほめられない人がいるなら
「もしかしたら自分には謙虚でない部分があるんだな」
と考えてみるのもよいかもしれません。


そしてもう一つほめるのに大切なことはポジティブになることです。

ポジティブな人とネガティブな人あなたならどちらの人と一緒にいたいですか？
もちろんポジティブな人ですよね。

ポジティブな人のほうがほめるポイントが多く見つかります。

自分の努力に対してポジティブな人なら
「頑張ってるからいいことがあるよっ」と言ってくれます。
ですがネガティブな人んなら
「頑張ってるからってよいことばかりじゃないよ」といってくるかもしれません。

この違いは大きいですよね？

だからこそあなたがほめ上手になりたいと考えるなら
なるべく物事をポジティブに考えるように心がけましょう。

あなたのこれからの人生、このポジティブさもあなた大きな味方になってくれます。


この謙虚さとポジティブさを意識するかしないか。
ほめるのに必要であるので頭の片隅にでもいつも意識しといてください

2.4 ほめ言葉は必ず効いている

ほめてみたのにあんまり効果がないぞ！
と思ってしまうかも知れません。

ですが安心してください。ほめることは必ず相手に効いています。
｢いやーまたそんなこと言ってうまいなー」

と言って軽く流されたり、何でもないような態度を取られることもあるかもしれません。

ですがほめは相手に効いています。


ためしに友達に「いまからキミのことをほめるね」と
ホメる宣言してからほめてみてください。

相手からしたらほめるって言われてるんだから

「ウソもあるかもしれない！本気にしないぞ」とともっているかもしれません。

ですがそれでも効果があるのです。

ちなみにぼくの友達はニヤニヤでれでれになってました。
ホメるが効かない人はいません。

たとえ効いていないような人にもボクシングのボディーブローのように相手に効果が出てきます。
ですのでほめても意味ないやと思わずにどんどんほめてあげましょう。