↑前回

 
 

↑また、今回の日記はこちらからの続きになります。

 

 

・・・魔理沙、これどうされるのですか・・・?

 

お2人を幻想郷に連れて行かれるなんて・・・

 

魔理沙「まぁ、落ち着け聖人。

 

これはちゃんと紫から許可をもらっている・・・

 

つーか、紫も是非って言ってたぜ?」

 

いや、ならそれで幻想郷サイドは問題なしにしましても、お2人のご都合というものもあるじゃないですか・・・

 

蓮子「別に私はいいけれど?

 

むしろ私たちが行きたかったところに来れて、ものすごく感激してるもの♪」

 

・・・

 

ですが、外の世界でのお関りとかも・・・

 

魔理沙「だから本来、紫が連れてくるところを私が連れて来たのぜ♪

 

すなわち、お前が幻想入りした方法、これなら2人も行き来できるからな♪」

 

・・・わかりました・・・

 

メリーさん、本当に魔理沙が申し訳ございません。

 

どうしてもお帰りになりたい時間などになりましたら、ご遠慮なくお申し付けくださいね?

 

メリー「・・・はい。

 

ところで紫さんと幽々子さんもまだお帰りにならないのですか?」

 

幽々子「ええ、私も紫もここの天文部のメンバーだからね♪

 

ところで魔理沙、妖夢ちゃんたちもこれから来るのかしら?」

 

魔理沙「おう♪

 

噂をすれば」

 
小鈴「聖人さん、こんにちは。

 

って、ええっ!!?

 

その方たち・・・?」

 

はい。

 

どうやら外の世界に出向いたのはこういう理由もあったそうなのです。

 

霊夢「アンタ、本当に変なことばかりするわよね・・・

 

大丈夫なの・・・?」

 

 

もちろん、お時間になったらお2人はしっかりとお帰りさせますので、今日はこちらの蓮子さんとメリーさんのお2人とおひつじ座の学習をしてまいりましょう。

 

 

・・・と、みなさんこんばんは、本日も霧雨魔法店内のスピリチュアルサロン、CLASS・M(クラス・エム)にお越しくださいまして、ありがとうございます。

 

僕はこのサロンのマスターを務めております、九次元の白い守護聖人、守宮聖人(もりみやまさと)です。

 

魔理沙「よう! 今日もみんなに会えてうれしいのぜ♪

 

私は霧雨魔法店の店主、いつも明るく元気な人間代表の星の魔法使い、霧雨魔理沙さんだぜ☆」

 

妖夢「それでは、改めて蓮子さんとメリーさんですね?

 

よろしくお願いいたします。」

 

蓮子「はいはーい♪

 

よろしくね、みんな♪」

 

フラン「うん、よろしくね♪

 

そういえばお兄ちゃん、明日はサンクスギビングデーのために、お兄ちゃんがかぼちゃのプリンを用意してくれるのよね?」

 

はい♪

 

サンクスギビングにいただくお料理を一部ご用意しながら、楽しくサンクスギビングデーのことを学んでまいりましょう♪

 

咲夜「お互いのお仕事を労い合ったり、作物などの収穫が獲れたことを感謝し合う。

 

これは大切にしなければなりませんからね。

 

ぜひ私たちから広めて行きましょう♪」

 

レミリア「あなたがた2人も、時間があったら、学びにいらっしゃい♪

 

おいしいプリンとかも食べられるものね♪」

 

メリー「はい。

 

あとでしっかりスケジュールも確認しておきます♪」

 

アリス「是非、私たちとお茶できるといいわね♪」

 

蓮子「うん♪

 

楽しみにしてるよ♪」

 

紫「さて、それじゃあ早速、今日はおひつじ座の学習ね?」

 

はい。

 

今回は、秋の宵に、南東の空にひっそりと輝く最初の西洋占星術の星座おひつじ座を学習していきましょう。

 

これまでも、アンドロメダ座・ペルセウス座・カシオペヤ座・やぎ座・うお座などを紹介している秋の星座ですが、宵空天高くに見えるのは、実は『天高く』という秋の季語があるように『秋』を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、実は冬の時期になります。

 

そんな秋の星座の一つでもあるおひつじ座は、暗い星々の多い星座で構成されている中、アラビア語で『ひつじの頭』という意味のある、『ハマル』と呼ばれる星が最も明るく輝いているので、特に見ごろとなる11月下旬夜22時頃、もしくは、12月下旬夜20時ごろに、南東の空でおひつじ座を探してみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、おひつじ座は、ギリシャ神話では双子の子どもたちを助けるため、大神ゼウスが送った金色の毛皮のヒツジだと伝えられています。

 

アリス「確かに今のヒツジも、毛は純白というよりは、やや黄みがかっているから、それって毛皮が金色だった名残という説もあるのかもしれないわね」

 

そうですね。

 

ではここでお2人方にクイズをお出しいたしましょう。

 

蓮子「おっ、何かな?」

 

おひつじ座は、西洋占星術、すなわち星占いをみると一番最初に書いてありますよね?

では、なぜおひつじ座が1番目なのか分かりますか?

 

メリー「ああ、

 

確か、春分点にかかるのがおひつじ座だったからって聞いたことがあるわ。」

 

魔理沙「ご名答だぜ、メリー。

 

昔、星占いの星座が確立された頃の春分点にかかっていたのがおひつじ座、

 

それだからおひつじ座がトップバッター固定になっているんだぜ?」

 

ちなみに星占いに出ている12個の星座にはある共通点があり、太陽の通り道である『黄道』付近にある星座12個が採用されているのです。

 

そして、地球の赤道を天球に投影した『天の赤道』もあり、この黄道と天の赤道が交差する箇所が2か所あり、この2つがそれぞれ『春分点(後に春分の日が誕生)』『秋分点(後に秋分の日が誕生)』とされています。

 

今でこそ、祝日の中の1日という認識で捉えている方が多いと思いますが、実は春分は1年の出発点に相当する重要な場所・日であり、赤経0°、黄経0°(赤経と黄経は天球上の位置を示す座標)ですから、天文学の座標にとても重要な位置となり、この春分点におひつじ座は輝いていたのです。

 

レミリア「・・・ん?

 

どうして過去形なのよ・・・?」

 

はい、それは現在は地球の地軸がおよそ2万6000年周期で回転しておりまして、それの影響で勃発した歳差運動により、春分点が今ではお隣のうお座に移っているためです。

 

とはいえ、これらの星々を天のヒツジと呼んでいた古の時代からおひつじ座は大切な星座として現在にまで受け継がれているのですね。

 

小鈴「どこでもヒツジは哲学やスピリチュアルで欠かせない動物ですね。」

 

魔理沙「本当だな。

 

ヒツジは呼べばそこに集まる、牧羊犬とかの仕切る立場の者も必要。

 

まるで右も左もわからないという意味では始まりにもぴったりだよな」

 

妖夢「そうね♪

 

でも、今日の勉強会をしたら、『Now behold the lamb』を歌いたくなりましたね♪」

 

なるほど♪

 

蓮子「それって、ゴスペルの歌?」

 

ええ。

 

とてもいい曲なので、後でお聞かせいたしますよ♪

 

蓮子「ありがとう♪」

 

魔理沙「もし気に入ったら、一緒に歌えるように覚えてくれよな♪」

 

メリー「ええ、是非♪」

 

かしこまりました。

 

ということでみなさん、今日の日記はいかがだったでしょうか?

 

魔理沙「この日記が勉強になったり、参考になったり、少しでも面白いと思ったら、是非、いいねとフォローをして『CLASS・M・ate(クラスメイト)』になってくれると嬉しいのぜ♪」

 

またこの日記でぜひ取り上げてほしいことも随時募集をしております。

 

ぜひコメント欄でリクエストしてくださいね。

 

魔理沙「これからも私たちと一緒にいろんなことを学んでいこうぜ♪ そしてコメントやリクエストも楽しみに待ってるぜ♪」

 

それではまた次回もお会いしましょう!

 

魔理沙「まったな~♪」

 

Masato Morimiya 使用立ち絵:はるか様・dairi様(https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3189645)(https://www.pixiv.net/users/4920496