↑こちらの日記から続きます。
みなさん、こんばんは本日も幻想郷・霧雨魔法店内のスピリチュアルサロン、CLASS・M(クラス・エム)にお越しくださいましてありがとうございます♪
僕はこのサロンのマスターを務めております、九次元の白い守護聖人、守宮聖人(もりみやまさと)です。
魔理沙「よう! 今日もみんなに会えてうれしいのぜ♪
私は霧雨魔法店の店主、いつも明るく元気な人間代表の星の魔法使い、霧雨魔理沙さんだぜ☆」
幽香「聖人、今日は健康診断の結果が届いたそうね?」
はい。
昨年と一昨年は、低血糖や尿蛋白などの要受診の項目があったのですが、今年はわずかにBMIが正常値よりも下回ってしまい、要注意という項目が出てしまったものの、要受診の項目はありませんでした。
小鈴「そうでしたか。
とにもかくにも要受診の項目がなくてよかったですね」
ありがとうございます。
ただ10月にグループホームの入居などで環境も大きく変わりますから、来年の受診結果は今年以上にしっかりとチェックを心がけていきますね。
咲夜「そうよ。
私たちにいろいろと教えてくださるのは本当にありがたいですが、自分の健康はもっと大事にするべきですわ」
フラン「お兄ちゃん、これからも体に気をつけてね♪」
ありがとうございます。
メディスン「さぁ、それじゃあ今日は紅茶の学習ね。
今日はアフタヌーンティーの学習前にやっていたスリランカの茶葉の種類の学習でよかったかしら?」
そうですね。早速スリランカの紅茶の勉強を始めましょう。
レミリア「前回まではスリランカの紅茶栽培がジェームス・テーラーっていう人がスコットランドからセイロンにやってきて、アッサム種の栽培を成功させたことが始まりというのと、南部にそびえる山と季節風に恵まれて香り高いセイロンティーができることがスリランカを紅茶の名産国になっていることを学んだわね」
はい。
ちなみに、セイロン産の紅茶が世界で評価されるようになったのは、テーラーさんがセイロンでの紅茶栽培に成功させたわずか3年後に、セイロンティーがロンドンに届けられ、ロンドンで高評価をもらったことがきっかけになります。
アリス「セイロンティーのお父さんのような人の母国で世界に誇れる紅茶がスリランカで出来たというのは、スリランカの人にとってもとても誇りだったでしょうね♪」
幽々子「本当♪
こないだ聖人くんが作ってごちそうしてくれたチャイもこの人がいてこそできたと考えたら、すごく深いし、作ってくれた人や神様にも感謝しなきゃね~」
そうですよみなさん。
紅茶のみならず、どんなものにも歴史というものは存在します。
それは紅茶のみならず、日本茶にも、紅茶とともにいただくスコーンにも・・・
それに、生産者の苦労があってこそ、それらをいただけるのですから、それを是非覚えていただき、少なくてもいただくときは感謝の気持ちを大切にしていただきたいと思います。
霊夢「この日記で『働かざる者食うべからず』が聖書から来ているって解説してるけど、やっぱりこの慣用句はこの世界で生きていく以上はどこであっても常識的なことね」
魔理沙「普段怠けてることが多いお前がこれをいうとはなぁ・・・」
いいですから!
・・・皆さんも、日々の感謝を引き続き大切にしてくださいね。
さて、では今回の本題、スリランカの五大紅茶産地について解説いたしましょう。
1:ヌワラエリア
魔理沙「(指笛をならして) TAXI!」
霊夢「うわっ!
何よあんた、いきなり!?」
・・・魔理沙、確かにアイクぬわらさんという芸人さんがそういうギャグをよくされますが、ヌワラ違いですよ!?
ヌワラエリアはスリランカの産地のなかでも標高が1600mから1800mと最も標高の高い地域でして、そこで採れる紅茶は『ハイグロウンティー(高い所で育った紅茶)』とも呼ばれています。
この地域は茶園開拓をしたスコットランド人たちによって作られた街で、標高が高い地域ながらゴルフ場や競馬場があり、銀行、郵便局、ホテルといった建造物はイギリス風に建てられており、リトルイングランドとも呼ばれています。
気候は朝夕で5℃から14℃、日中は18℃から25℃と冷涼で過ごしやすく、そこで採れる茶葉は形状が2㎜から3㎜の細かくカットされたタイプで、発酵が弱く緑っぽい仕上がりで、さわやかなすっきりした香りと心地よい刺激的な渋みが特徴です。
また、1月から2月にかけてベンガル湾から吹いてくる季節風の影響を受け、強い香味が生まれ、香りはミントと青リンゴの甘さを持ち、お湯を入れて蒸らすと深いオレンジ色に、味はキリっとした爽やかな渋みを持つクオリティーシーズンと呼ばれる紅茶に仕上がります。
2:ウバ
咲夜「スリランカ産の紅茶の中では最も有名な産地ですね」
そうですね。
スリランカの南東部、標高が1400mから1700mに位置する有名な産地のウバは、あの有名な紅茶ブランドの『リプトン』の生みの親のトーマス・リプトンさんが所有していたダンバテン茶園のある地域でして、そこから採れた紅茶が1891年にロンドンのオークションで史上最高値を付けたことが、ウバ産の紅茶を有名にしたきっかけとされています。
フラン「有名なブランドが生まれた所だし、セイロンティーが有名になるきっかけになったところでもあるのね」
そういうことですね。
そんなウバ産の紅茶は、7月から8月にかけてインド洋からの季節風の影響でミントの香りを想わせる爽やかな芳香が生まれ、味は程よい刺激的な風味で、この香りや風味を『パンジェンシー』と呼ばれ、ヌワラエリア産の紅茶とともに、クオリティーシーズンと呼ばれる種類のひとつになっています。
また、クオリティーシーズンではないものも、香りはバラに似た香りを含んでおり、味は強く、まろやかな渋みで、お湯で蒸らすと、濃い赤色になり、ミルクティーに非常に合う品種とされています
幽香「標高が高い地域でも蒸らしてできる色も、味も香りも全く違うのね」
そうですね。
ちなみにスリランカは五大紅茶以外にもその五種類以外のものが後から参入して今では大きく分けて7種類もあり、狭い国土の中、インドよりも多くの種類がつくられています。
全てを解説し尽くすととても時間がかかりますから、続きは次回解説いたしますね。
小鈴「そうですね。
無理なく少しずつ覚えていきましょう」
ということでみなさん、本日の日記はいかがだったでしょうか?
魔理沙「この日記が勉強になったり、参考になったり、少しでも面白いと思ったら、是非、いいねとフォローをして『CLASS・M・ate(クラスメイト)』になってくれると嬉しいのぜ♪」
またこの日記でぜひ取り上げてほしいことも随時募集をしております。
ぜひコメント欄でのリクエストしてくださいね。
魔理沙「これからも私たちと一緒にいろんなことを学んでいこうぜ♪ そしてコメントやリクエストも楽しみに待ってるぜ♪」
それではまた次回もお会いしましょう!
魔理沙「まったな~♪」
Masato Morimiya 使用立ち絵:はるか様・dairi様(https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3189645)(https://www.pixiv.net/users/4920496)