みなさんこんばんは、本日も幻想郷・霧雨魔法店内のスピリチュアルサロン、CLASS・M(クラス・エム)にお越しくださいましてありがとうございます♪
僕はこのサロンのマスターを務めております、九次元の白い守護聖人、守宮聖人(もりみやまさと)です。
魔理沙「よう! 今日もみんなに会えてうれしいのぜ♪
私は霧雨魔法店の店主、いつも明るく元気な人間代表の星の魔法使い、霧雨魔理沙さんだぜ☆
さて聖人、今日は鈴仙の為に聖書の読む箇所を選んだんだな?」
はい。
鈴仙がどのような過去を歩んでこられたのかは、11日に永遠亭にお伺いした時に永琳さんや輝夜、そして映姫さんからお聞きいたしました。
鈴仙は、幻想郷に来られる前に、迫害された自分の故郷から自分だけが仲間を置いて逃げてきてしまったということで・・・
映姫「なので、鈴仙さんは裏切ってしまったお仲間に対しての罪を償う必要があると思うのですが・・・
聖人さん、そんな彼女に対して何かよい聖書箇所はありますか?」
はい。 ということで今回はそんな鈴仙のために、新約聖書、マルコの福音書14章66節から72節をお読みしましょう。
『ペテロが下の庭にいると、大祭司の女中のひとりが来て、
ペテロが火にあたっているのを見かけ、彼をじっと見つめて、言った。 「あなたも、あのナザレ人、あのイエスといっしょにいましたね。」
しかし、ペテロはそれを打ち消して、「何を言っているのか、わからない。 見当もつかない」と言って、出口のほうへと出ていった。
すると女中は、ペテロを見て、そばに立っていた人たちに、また、「この人はあの仲間です」と言い出した。
しかし、ペテロは再び打ち消した。 しばらくすると、そばに立っていたその人たちが、またペテロに言った。 「確かに、あなたはあの仲間だ。 ガリラヤ人なのだから。」
しかし、彼はのろいをかけて誓いはじめ、「私は、あなたがたの話しているその人を知りません」と言った。
するとすぐに、鶏が、二度目に鳴いた。 そこでペテロは、「鶏が二度鳴く前に、あなたは、私を知らないと三度言います」というイエスのお言葉を思い出した。 それに思い当たった時、彼は泣き出した。』 マルコの福音書14章66節から72節より
慧音「聖人さん・・・これって・・・」
はい。 これはイエス様がパリサイ派・サドカイ派のユダヤ人や祭司長たちによって拘束され、十字架の磔刑にされる前の状況です。
小鈴「本当に、自分たちにとって都合の悪いことがあるとそれを何が何でも排除しようとする考えがあるのは恐ろしいですね・・・」
そうですね。
でも、この時ペテロが『イエス様は何も悪いことはされていません! これはあの人たちのでっちあげなんです!』と十分言えたはずでした。
実際に、マルコの福音書14章29節で『たとえ全部の者が躓いても、私は躓きません。』と言われていたのに、おそらくイエスを磔刑に処せよという祭司長たちの圧力に負けてしまい、ペテロはイエス様との関係性を否認してしまいました。
阿求「そしてイエス様はそれをもしっかりを予言されていましたね」
はい。
ということで鈴仙。 もしかしたらあなたが故郷を追いやられた際、仲間を置いて逃げてしまったことも主はご存じだったことでしょう・・・
鈴仙「じゃあ何であの時神様は私たちを助けてくれなかったの!!?
そんなこと知ってたんだったらあの時故郷を襲撃してきた敵を、追い返してほしかったわ!」
お・・・落ち着いてください!!!
確かにあの時はものすごくおつらかったでしょう、ですが、なぜあなたはお仲間がもう天に帰されてしまったと決めつけているんですか?
それでしたらまだお仲間が生きておられることを信じ、再びお会いできるように日々祈るべきだと思いますよ?
レミリア「そうね。 鈴仙、聖人の言う通り、どこかであなたの仲間が生きていることを信じてみんなで一緒にまた会えるように祈りましょう。」
妹紅「そうだな。 慧音、私たちも一緒に祈ってやろうぜ」
慧音「そうですね。
聖人さん、最後は一緒にお祈りしましょう。」
ええ。 ところで、鈴仙。 先ほどは少し言葉がきつくなってしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。
鈴仙「ええ・・・私も心を乱してしまってすみませんでした。」
それに、僕らは決して完全ではありません。 誰であっても失敗や罪に陥ってしまいます。
その時はしっかりと主にその罪を告白し、悔い改めることをするようにしてくださいね。
フラン「私も、たまにお姉さまとケンカしちゃうことがあるから、それをしっかり神様とお姉さまに謝れるようにしようっと」
小鈴「そうだね。 その時はレミリアさんもしっかり謝ってくださいね」
レミリア「え・・・ええ・・・」
魔理沙「そんじゃあ聖人、今日は祈って学習会をお開きにしようぜ」
はい。
『愛する天のお父様、今日もあなたが私たちをこの世界で生きることを与え、特別な守りをお与えになってることを感謝いたします。
神様、鈴仙さんは、故郷を悪しき者に襲撃され、お仲間と離れ離れになってしまいました。
でもそのお仲間もあなたが守ってくださっていることをあなたが教えてくださっていることをありがとうございます。
どうかまたそのお仲間さんと再びお会いできますよう、鈴仙さんとお仲間をこれからもあなたの特別な守りをお与えください。
そして僕らは罪深くよくあなたのお教えを破ってしまうこともあります。 その時にしっかりあなたにその罪を告白し悔い改めることができるよう僕らをしっかりと嗜んでください。
今日もこの学びの場をお与えくださったことを感謝します。
全てをお委ねし、愛する主、イエス・キリスト様の御名によってお祈りいたします。』
鈴仙「アーメン。」
映姫「鈴仙さん、これからもしっかり祈っていきましょう。」
鈴仙「はい。」
さて、みなさん。 本日の日記はいかがだったでしょうか?
魔理沙「この日記が勉強になったり、主の優しさをより知ることができたと思ったり、おもしろかったと思ったら、是非、いいねとフォローをして『CLASS・M・ate(クラスメイト)』になってくれると嬉しいのぜ♪」
それではまた次回もお会いしましょう!
魔理沙「まったな~♪」
Masato Morimiya 使用立ち絵:はるか様・dairi様(https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3189645)(https://www.pixiv.net/users/4920496)