![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160714/13/masa-universe/13/cb/j/o0800050013697045848.jpg?caw=800)
きのうは「もののけ姫」をテーマに書きましたが、
今日のストーリーは、またまたジブリ「千と千尋の神隠し」です。
というのはね、
「もののけ姫」からの「千と千尋の神隠し」の流れには、
ある大切なヒントが隠されてあるからです。
※今日の内容もネタバレ含んでます。
まず、きのうの簡単なおさらいを含めて書くとね、(わかりやすくするため、設定をはしょって)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160713/09/masa-universe/b0/fe/j/o0800044113696157630.jpg?caw=800)
自然界の代表の「サン」と、
人間界の代表の「エボシ」は、
それぞれお互いの世界のために戦っていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160714/12/masa-universe/83/ad/j/o0800043913697011866.jpg?caw=800)
戦いの中でエボシは、シシ神の森に住む、
「生と死を司る神」である「シシ神」の首を取ろうとします。
そうすれば、森を手中に収めることができると考えたからです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160714/16/masa-universe/56/a2/j/o0640031913697190951.jpg?caw=800)
そして放たれた銃弾に、シシ神は倒れます。
僕たち人類を振り返ったときに、
ある意味で、このように比喩される自然との関わり合いのなかで、
今の文明を築いてきました。
自然は偉大ですが、
同時に、人間の選択によって大きく左右されてしまう繊細さと、
もろさを合わせ持っています。
そんな力をなぜ、いつから、人間はもったんだろうと考えていたときに、
そのヒントが「千と千尋の神隠し」に隠されていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160714/17/masa-universe/0a/f4/p/o0580032013697208113.png?caw=800)
あるとき主人公の「千尋」は、不思議な場所へ迷い込んでしまいます。
そこは八百万の神々が疲れを癒しにやってくる温泉町だったのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160714/12/masa-universe/2a/8a/j/o0650034413697034701.jpg?caw=800)
そして、温泉の経営者である「湯婆婆(ゆばあば)」に、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160714/12/masa-universe/3b/43/j/o0795043513697034700.jpg?caw=800)
千尋は「名前」を奪われてしまいます。
湯婆婆は名前を奪うことで、相手を支配していたのです。
ここは映画を観た人でも、
「なぜ名前を奪うことで相手を支配できるんだろう?」
と、自分を含め、疑問に思った人は多いかも知れません。
それは古来からの、
「本名を知られることで、相手に呪いにかけられてしまう」
という呪術的な考え方が元にあるそうです。
実際に、
坂本龍馬も「直柔(なおなり)」という本名を隠し、
西郷隆盛も「吉之助」という通称で活動していました。
※この説明はここではややこしいので、諱(いみな)と、字(あざな)について調べてみてね。
それくらい、
名前とは「その人の存在そのもの」と言えるようなものだったのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160714/13/masa-universe/77/85/j/o0500035013697045847.jpg?caw=800)
物語に話を戻して、
千と千尋の神隠しには、「ハク」という千尋を助ける存在が登場します。
でも、ハクも湯婆婆に名前を奪われていて、自分が誰なのか思い出せずにいたのです。
しかし、千尋との出会いによって、
ハクは自分の「本当の名前」、
つまり「自分が本当は誰だったのか」を思い出します...。
ハクの本当の姿、それは、、、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160714/17/masa-universe/11/c0/j/o0600028513697243755.jpg?caw=800)
「饒速水小白主(にぎはやみこはくぬし)」という、川の神だったのです。
この「名前」に僕は、
大切なヒントがあるんじゃないかなと思います。
世界各地の神話でもそうですが、
アニミズムである日本も古来から、
いろいろなもののなかに神様を見てきました。
例えば、、、
水の神様の名前は「弥都波能売神(みづはのめのかみ)」
風の神様の名前は「志那都比古神(しなつひこのかみ)」
海の神様の名前は「綿津見大神(おおわたつみのかみ)」
四季にも神様がいて、
春の神様の名前は「佐保姫」、
夏は「筒姫」、秋は「竜田姫」、冬は「白姫」
でも今は「水」は「水」。
山奥に行って湧き水でもいただかないかぎり、
感謝をすることも、そこに神様を見ることも、
普段ではなかなかないと思います。
でも川は「瀬織津姫(せおりつひめ)」が、
住んでいるところと知れば、
もっと大切にしたくなるし、
青空に浮かぶ白い雲にも、
「豊雲野神(とよくもののかみ)」
という名前があると知れば、
自分の住んでいる世界の見え方が、ちがってきますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160714/13/masa-universe/13/cb/j/o0800050013697045848.jpg?caw=800)
神様の本当の名前を思い出し、伝えてあげることで、
はじまっていく、人と自然の新しい未来があるかも知れません^ ^
宇宙の子マサより
9月、一緒に行こう!!
「第16回 中国・内モンゴル植林ツアー!」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160618/13/masa-universe/bf/b9/j/o0800047313675733406.jpg?caw=800)
大地と地球を感じながら木を植えて、
夜は美味しい本場中華料理を食べながら乾杯し、語り、
キャンプファイヤーや星空ウォッチング、
内モンゴルのこどもたちとの植林など、人生が輝く魅力盛りだくさんの旅!
生きていることに、たくさん感動しよう!
※宿泊はホテルです。
■ツアー期間
2016年9月10日(土)~15(木) ※5泊6日間
■募集人数
30名
■ツアー代金
●通常
222,000円(羽田・関空発着)
●早割
210,000円(羽田・関空発着)
※早割申込期限 7月31日(日)
㊙️さらにツアー代金を安くできる「北京空港、集合解散コース」もあります。
※ご自身で格安航空券などを手配されまして、北京空港での合流になります。
●早割
145,000円
※早割申込期限 7月31日(日)
●通常
155,000円
■締め切り
8月中旬頃
※締め切り後は、その都度飛行機の席を確保しながらの参加決定となります。お問い合わせください!
■詳細&お申し込み
こちらから!
■お問い合わせ
主催:WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL事務局
〒651-1145 兵庫県神戸市北区惣山町1丁目14-1
mail: info@wonderful-world-syokurin.org
tel:090-9727-8007(谷口)
🎥 【特別無料公開中】宇宙の子マサ ドキュメンタリームービー
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160629/11/masa-universe/b5/3e/p/o0800045813684812035.png?caw=800)
沙漠化が進む大地に行っても、
見つけたものは絶望ではなく、
「人と自然が想いと力を合わせれば、再び緑の大地に戻せるんだ...!!」
という感動で、
おそらく地球上で最もゴミでいっぱいだった海に行っても、
出会ったのは、
「やっぱり地球は大丈夫だ!!」
という希望でした。
そんな世界の大地と海を舞台にした物語が、
ドキュメンタリー映像、
「宇宙の子マサのこの星の奇跡つなぐ冒険 episode.1」
として公開されています。
この物語を通して、
あなたに勇気と希望と感動をプレゼントしてあげてください☆
☆日本語版
http://kisanalines.com/contents/hands01-1.php
☆英語字幕版
http://kisanalines.com/contents/hands01-1_e.php
※ 続編「episode.2」はこの夏公開予定です。