『風邪』と名前を付けると、風邪という理解に留まってしまうので、

『身体リニューアル中』の那覇からハイサイ☆



裸で、ゴミがいっぱいの海に入るという、

アホなことをしてしまったあの日から(笑)、

身体がデトックス&リニューアルしています。



今日は改めて、

海の大そうじのきっかけや僕の想いを。

ぜひ、ゆっくり読んでください☆
 







僕が『海の大そうじ』を始めたのは、
 
『環境問題』がきっかけでも、
 
沖縄にやって来たのも、
 
『海にゴミがいっぱい流れ着いている』
 
と知っていたからでもない。
 
 
 
 
 
沖縄のことをほんとんど知らず、
 
沖縄にやってきたのは去年、2013年3月。 
 
ほんとは数日間の予定。
 
 
 
でもそこで、
 
ある朝の新聞で、
 
『辺野古の埋め立て』
 
の大きな見出しを見た。
 





 
 



最初、なんのことか意味がわからなかった。
 
なんで、なんのために美しい海を埋め立てるのか、
 
ほんとに最初まったくわからなかった。
 
 
 
なんでか知りたくて、
 
こころが動いて、
 
その日のうちにレンタカーを借りて、
 
辺野古の海へ行った。
 
海と話しをしてみたいと思って。
 
 
 
 
 
その日をきっかけに、
 
沖縄のともだちや先輩に教えてもらいながら、
 
僕は沖縄のことを、たくさん学びはじめた。
 
 
 
辺野古のこと、高江のこと、
 
基地のこと、
 
戦争のこと、琉球時代のこと、
 
ウチナーンチュとは?
 
ヤマトンチュとは?
 
日本にとって、沖縄とは?
 
そこに見えてくる、沖縄の皆さんのアイデンティティ。
 
 
 
 
 
知るほど、苦しくてたまらず、
 
ヤマトの自分が、
 
この島に居ていいのかもわからなくなって、
 
でも知るほど、沖縄が大好きになっていって、
 
 
 

ガマで迎えた6月23日、
 
沖縄・慰霊の日をきっかけに動き出すことを決意。
 
 
  
沖縄の先人の皆さんに、
 
いま出会ってくれている沖縄の大好きなみんなに、
 
ごめんなさいと、ありがとうございますを、
 
伝えたくて。
 



 
 
 
 

そして翌月7月、真夏、
 
仲間にサポートしてもらいながら、
 
平和の願いを込め、
 
沖縄本島を、
 
木を植えて走って一周するチャレンジをした。
 
 
 
最後は両足の爪も剥がれ、
 
激痛で歩けないほどになったけど、
 
その途中で、台風でたくさんのゴミが流れ着いている、
 
美しいゴミだらけの海と出会った。
 






 


 
これも最初、台風でと知らず、
 
なんのことかわからなかった。
 
 
 
でも、その海を見たとき、
 
『次は、この海をきれいにしなきゃないんだな』
 
と直感した。
 
 
 
こんなにゴミがやってきていることは、
 
人と自然のこころの距離が、
 
離れてしまってると感じて、
 
少しでもその距離を縮めたいと思って、
 
 
 
そして翌月8月。
 
 
 

お金もあまりなくて、
 
すごい葛藤したけど、
 
でも、ゴミの海を見てしまったから、
 
(自分の不安より、この海を守る方が大事だろう?)
 
(どっちを選ぶ?)
 
って自分に聞いたら、
 
(やる)って言ったから、
 
よしやろう、ということで、
 
最初は一ヶ月、毎日、のチャレンジで始めた。
 
 
 
 
 
そのときは、まさか、
 
1年やるとは思ってなかった。笑
 
 
 
 
 
というのも、
 
やるほどに、いろんなことを知っていった。
 
 
 

沖縄のサンゴが95%もいなくなってしまってるということ、
 
生活排水で、海が弱って行ってるのを目の当たりにしたこと、
 
海のゴミを間違って食べて、
 
たくさんの海の生き物が死んでしまっていること、
 
 
 

そして、
 
体験を通して独学を続けてたら、
 
『太平洋がゴミだらけになっている』
 
という事実まで、辿り着いた。
 
 
 
 
 
『環境問題』
 
というのは、表面的なことだと感じる。
 
海ゴミも表面的なこと。
 
 
 
その奥には、
 
人間の恐れや罪悪感や劣等感があり、
 
戦争も海ゴミも、その現れだと感じている。
 
 
 
海を漂い、流れ着いているのは、
 
ゴミじゃなく、
 
僕たちの恐れだ。
 
と、僕のハートに何かがヒントをくれる。
 
 
 
僕はひとつひとつ、
 
細かいプラスチックごみを取り除くことをしながら、
 
人類の恐れを取り除き、
 
愛と理解を広げることをして行きたい。
 



(埋め立て承認の日、県庁にて受けたインタビューの記事)
 
 
 
 
*ちなみに今日までに
 
海から取り除けたゴミは、
 
[約11万7400個/5.6トン分]
 
いつも応援して下さっている皆さん、サポート本当にありがとうございます☆