著者: 桜井 亜美
タイトル: 神曲―Welcome to the Trance World

先日まで康一さんに貸していたこの本が帰ってきたのでなんか書きます。


僕がこの本を買ったのは、

裏にこの本の説明に書いてある一文に惹かれたからです。


その文は、

「君のために、僕は悪魔に魂を売った―」

です。


この本は、

殺人鬼の息子として生まれた刑事・瀧宮嵐は、

恋人である美紅が脳腫瘍でにより後数ヶ月の命と宣告されます。

その彼女を救うために運命を変えようと画策します。


そこで、嵐は、ARシステムという仮想現実の世界で彼女を生かし続けるために禁を犯す主人公。

この主人公が恋人・美紅とのハッピーエンドになるかバッドエンドになるかはぜひ読んでみてください。



現実と仮想現実の2つの世界を持ち、

仮想現実の世界で恋人である彼女を生かし続けようとする設定は予想外でした。

そのことにより、仮想現実内で彼女に会うときの主人公の顔と

現実世界で仮想現実内の彼女を守ろうとする主人公の顔が印象的でした。

最後のオチは、僕にとって予想外でした。

知りたきゃ本読んで