いつも近くにいる俊介
友だち歴が長すぎて、今の感情がわからない
とゆうか、打ち明けたくない
いつからの仲だったかな
たぶん、生まれたとから……
親同士が昔からの友だち
聞いた話だと、赤ちゃんの時からの付き合い
そんな腐れ縁から数十年たった今も連絡を取り、飲みに行く
いつも決まって、私が飲みすぎて俊介が助けてくれる
そんな関係に甘えていた
だから、自分の恋愛感情に気づいても話すわけにはいかなかった
打ち明けることで、今の心地いい関係がなくなる気がした

女子A「あんたさぁ。バレバレよ。感情ダダ漏れ」
私「えっ(;゚Д゚)!まじか。気をつけてるんだけどなぁ。」
女子A「もう、見てらんないくらいよ。幸せそうな顔しちゃって」
私「いやー恥ずかしすぎる。」
女子A「で、どうすんの」
私「どうするって……もう、付き合いながすぎて、急にそんな関係になれないだろうし。振られたら、今の友達関係も無くなったらいやなんよ。」
女子A「したら、他の人、隣に居させていいわけ?」
私「いや。それは無理(´・Д・)✋」
女子A「なら、答え出てるじゃん」

その頃……
男子A「お前さぁ。」
俊介「なんだよ。分かってるよ」
男子A「いいのか❓」
俊介「よくないに決まってる」
男子A「したら、行くか」

今日は、4人での飲み会だった
秘密裏に友達同士が考えてセッティングしてたらしい

楽しい飲み会もお開き
男子A「じゃっ。うちらはこっちだから」
女子A「俊くん、その子、よろしくね~」
と2人は仲良く手を繋いで帰って行った

私「相変わらず!仲良いわ~」
俊介「だよな」
2人で歩く帰り道
なにを話していいか、わからなかった
いつもみたいに話せない
私「今日もたくさん飲んだね」
俊介「だな」
私「楽しかったね」
俊介「だな」

フラフラしながら歩く私に手を繋いでくれた

私「ありがとう。これで、転ばない」
わたしは、幸せだった

この時間がずっと続けばいいと歩き続けた