梅雨に入ってしばらく良い天気が続いていましたが、そろそろ本格的な雨になりそうですね。
視覚障害者が雨の中を歩く乗って、やはりたいへんなのです。
右手に白い杖、左手に傘をもちながらさらに荷物を持たねばならない。
こんな時はリュックは便利だけど、けっこう背中の荷物はぬれてしまう。
これで、風が強くなるとさらに歩きにくくなりますね。
 小雨ていどならまだましだけど、土砂降りになると道路に水たまりができるし、水音で周りの音が聞こえにくくなります。
交差点の信号機の音も聞こえにくくなりますし、建物の入り口を見つけるのも一苦労。
 階段で滑りそうになったり、路を間違えそうになったり。
だから少しくらいの雨のときは傘を差さないで歩く方が歩きやすいなんてこともあるんです。
以前、テレビの録画について書きましたが、
以前使っていたビデオデッキもとうとう壊れたので、いよいよdvdレコーダーを手に入れることになりました。
と言ってもこれはすでに半年前の話。
それで、いろいろ調べた結果、パナソニックのdigaか東芝のバルディアにしようと
言うことで、メーカーサイトで調べた結果東芝に決定しました。
ネットワーク機能がついた機種と言うことで、rd-s600と言うモデルを購入。
本体には操作の対象をDVDにするかHDDにするかを選択する専用のボタンが付いてて、これは目が見えない視覚障害者にはありがたい機能です。
それとメニューで設定すれば本体やリモコンのボタンを押した時にブザーを鳴らすことができるので、確実に操作できてイルカを確認できて安心です。

現物が届いてまず驚いたのはdvdにビデオモードでは直接録画ができないと
言うことでした。
以前の機種では初期化していないdvdに直接録画するとビデオモードで記録できると
聞いてたし、パナソニックのレコーダーの取り扱い説明書にもそのようなことが書かれていたので、てっきりできるものと思ってたら、そうでは無かった。
実は、VTRとDVDプレーヤーが一体になってるシャープの製品を使っているのですが、そのプレーヤーはビデオモードのDVDしか再生できないのです。
このバルディアにしてもdvdに直接録画するにはvrモードで初期化する必要が
あるわけですが。ビデオモードのDVDを作成するには一端ハードディスクに録画して
そこからダビングしなければならないとのことでした。
それでも、ネットワーク機能を使えば録画の予約くらいはできるだろうと言うことで、
友人にネットワークの設定をしてもらって、何とかパソコンのブラウザから
アクセスできるようになりました。
録画の予約に関しては思ったよりも簡単に設定できることが判って一安心。
以前のビデオデッキとは違って、
録画内容の確認や変更取り消しなども全てパソコンの画面上から確認しながら
行えることが判りました。
また、現在登録されているタイトルのリストやライブラリの情報、ハードディスクの残量などもばっちり確認できるのは実にありがたい。
とりあえず、600ギガバイトもあるんだから、録画しておいて、ダビングについては
後でゆっくり調べればと言うことで、この際画質よりも録画時間を優先して、
長時間モードで録画しました。
丁度夏休みに入ったところなので、ケーブルテレビのCS放送で放映された
ウルトラマンとかマグマ大使と言う懐かしいアニメや特撮を録画。そのうちDVDに焼いて保存しようと言うつもりでした。
マニュアルにはブラウザから録画したタイトルの再生や消去ができると言うことでしたが、そのやり方がなかなか判らなかったんですが、ある日突然、その方法が解りましたので、膨大なタイトルの中から見たいものを探したり不要になった番組の削除もパソコンから操作することで確実にできるようになりました。
そして、最後に残ったのがHDD~DVDへのダビング。さすがにこれはパソコンからの
操作ではできないので、リモコンと画面を見ながらの操作になるのですが、
これもスタートメニューの「簡単にダビングする」と言うメニューからの操作手順を
覚えれば何とかできそうなので、最初何度かは画面を確認してもらってやって田のですが、最近ではこれも一人でできるようになりました。
手順をできるだけ簡略化するためにあらかじめダビングしたいタイトルを
選択するのですが、これはブラウザの一覧画面からタイトルを選択して、一度
再生させれば選択できるのでこの方法で行いました。
複数のタイトルを1枚のDVDに録画する場合は、パーツ選択のところで、選んで決定する操作が必要になりますが、
左右の方向ボタンで選択した後に再生ボタンを押すと、プレビューを見ることが
できるようなので、これを便りに何とかできるのではと思います。
二つ以上のタイトルを選択する場合は決定ボタンを2度押す必要があるんですが、最初はこれが判らなくてタイトルの順番が入れ替わったり、同じタイトルを2度ダビングするなどと言う失敗もしましたが、
最近では何とか思うとおりのDVDが作れるようになって一安心。
まあ、パソコンのように音声ガイドなどがある訳ではないので、
簡単に使えるとは言い難いですが、
やる気と熱意差へあれば視覚障害者にも
かなり使いこなせる機種だと言うことは判りました。
IEPG予約などはまだやってないんですが、
これができれば時間やチャンネルの設定が自動的に行えるし、
番組タイトルや説明も勝手に入ってくれます。
野球などで放送時間が変わっても自動的に対応してくれるようです。
それとこの機種には以前のVTRのようなCMをカットして録画する機能はありませんが、
マジックチャプターで本編とcmを分割するように設定して録画した後、見るナビ画面からお任せプレイと言うボタンを押すことで、番組本編だけを集めたプレイリストを自動的に作成し、番組本編だけを再生してくれと言う便利な機能があります。
以前のVTRでは本編がステレオ放送だとcmのカットができませんでしたが、この機種ではそのあたりもうまく処理してくれるようです。
このプレイリストをダビングすればcmなしのdvdタイトルが作れるとのことです。
チャプター編集を活用することで
自分が見たい部分だけを集めたプレイリストなどもできるそうですが、これはやはり
メニューを確認しながらの操作になるようです。
毎年2月と9月に大阪府視覚障害者福祉協会で視覚障害者向けのパソコンの講習を行っています。
私がかかわりだしたのは10年ほど前からですが、当初は視覚障害者向けに開発されたワープロソフト、そして午後からはパソコン通信の講習から始めました。
その後、インターネットが一般的になり、ウインドーズの画面やホームページを読み上げるソフトが開発されたので、インターネットの使い方に関する講習を始めました。
現在では、各地でITの基礎講習が行われるようになり、その程度の講習会ではなかなか人が集まりにくくなってきましたので、
去年からは企業で広く使われているマイクロソフトのワードとエクセルの講習を始めました。
まだ始めたばかりですし、画面を全て読み上げてくれるわけでもないので、試行錯誤しながらの日々が続いてますが、
今回の講習は無事に終了し、ほっとしてます。
ホームページ索性に関しても来月あたりからクラブの中で始めようかと言う話が持ち上がってますが、
今どうしようかと思案中です。
スクリーンリーダーに付属のテキストエディタにhtmlタグを入力するための支援機能があるのですが、どちらにしてもhtmlタグの基本くらいは知っておかないと使えないだろうから、そのあたりから話を始めようかと思ってます。
市販のソフトの中にはホームページ・ビルダーやネットスケープ・コンポーザーなど簡単に使えるソフトがたくさんあるのですが、
スクリーン・リーダーでは使えないことが判明してますので、この際、htmlなるものをかじってみるのも良いかも。
pc-talkerビスタについて書いたけど、昨日ある講習会があって、
視覚障害者が何人か参加してました。その中で、現在windows-meを使っているけど、パソコンの調子が今ひとつなので、買い換えようと思ってるんですがとと言う相談を受けたので、
それなら手に入るうちにxpのマシンを購入することを勧めました。
pc-talkerビスタのところでも書いたように、現在スクリーンリーダーのビスタ耐応も始まったばかりだし、アプリケーションなどがビスタで使えるようになるまではまだまだ時間がかかるだろうからということです。
それに、今のところ、視覚障害者にはビスタのメリットはあまり生かせないように思えます。
マイクロソフトはxpに関するサポートを延長したので、当分は安心して使えますし、
xpなら現在のパソコンで安定してるし、動作も軽いですからね。
1年後にビスタが視覚障害者にどのくらい使いこなせるようになってるか楽しみですが。

windowsビスタの発売に伴い、スクリーンリーダーも順次対応して行くとのことですが、
本日pc-talkerビスタを見ることができました。
音声エンジンは従来のpro-talkerに変わって、ペンタックスが開発したボイステキスト(VT)が使用されています。
より肉声に近づいた自然な発生とのことですが、
cpuパワーと大容量のメモリを使用しますので、xpが快適に動作するハイスペックのマシンでも動作が重くなったように感じられます。
メニューなどで矢印キーを操作したときも声が出るまでに少し時間がかかるようです。
また、ビスタの特徴であるエアロは外しておかないと動作がかなり重くなるとのことです。
それから、ビスタは起動が早いと言うのが宣伝文句のようですが、
スクリーンリーダーを使う場合はそうでもないようです。
ということで、しばらくはXPで頑張ろうと思います。
数年前からビデオ録画の世界ではハードディスクレコーダープラスDVDレコーダーと言うのが広く使われていますが、私は未だに10年前に購入したs-vhsのテープを使っているのです。
音楽の録音にはカセットテープに見切りをつけ、MDやCDRを使っているので、テープの時代はそろそろ終わろうとしていることは十分認識しているのですが、
DVDレコーダーには未だ手賀出せない状態なのです。
私の友人の中にはテレビよりもラジオの方が好きな視覚障害者もいますが、他方、DVDの映画ソフトやテレビのドラマやロードショーの放映を楽しんでいる人も多いのです。にも係わらず、市販されているハードディスクレコーダーノ録画予約や操作のほとんどがテレビに表示されるメニューやアイコンなどを操作して行うように作られているので、画面を見られない視覚障害者には手賀出せないと言うのが現状のようです。
以前、ソニーやシャープなどから録画予約などを音声でガイドしてくれるビデオデッキが発売されたこともありましたが、それも昔の話になってしまいました。また、東芝から発売されている一部のハードディスクレコーダーにはネットワーク対応の機能が付いていて、パソコンノブラウザから操作できる機種が合って、この機能を使うことで、ブラウザの内容を音声で確認しながらある程度の操作ができたようですが、不要なファイルの削除や録画した番組の検索などは難しいと言う問題があって、なかなか使いこなすことができなかったようです。
現在のパソコンでは、ノート型でもテレビチューナーを内蔵し、テレビを見たりハードディスクへ録画することが簡単にできるようになっているのですが、
これらのソフトはほとんどスクリーンリーダーに対応していないようで、せっかくのTV機能も使いこなせないとは残念な話です。
今後デジタル放送が普及すれば、自宅から見たい番組をリクエストできる「ビデオオンデマンド」や番組に関するデータを同時に送る「データ放送」と言うのが普及すると思うのですが、
視覚障害者もこのような便利な機能を使えるような工夫をメーカーに希望します。
テレビやリモコン事態に音声ガイドや点字表示を組み込む場合、コストがかさみ、なかなか利益に結びつかないとは思うのですが、高齢化社会が進めば需要は増えると思いますし、
パソコンのスクリーンリーダーが活用できれば、これを活用することで、開発コストは削減できると思います。
IPv6で全ての家電がネットに繋がることも現実になりつつある昨今、AV機器のネットワーク対応とアプリケーションの音声ソフトへの対応を実現していただけることを願っています。
今回の研修でホームページのユニバーサルデザインについていろいろなページを閲覧し比較して見ました。
自治体・家電メーカー・放送局・IT企業・アミューズメントパーク・音楽関連その他。
以前に比べると読みやすく改善されたページも増えていますが,未だにフレームが多用されてたり,一定時間ごとに画面が切り替わったり、ページを開くとビデオクリップなどがいきなり再生されるページも多いようです。
視覚障害の人が音声ブラウザを使ってページをアクセスする場合,メニューの項目が多いと目的の場所を探すのが難しくなりますし,画像ばかりのページでは内容を理解することができません。
大企業や自治体のホームページはアクセシビリティ-を考慮したユニバーサルデザインを取り入れて作成されているところが増えていますが,音楽やアミューズメント関係はどちらかと言うとデザイン重視の傾向が強いように思います。
とは言うものの,今後ますます高齢化が進み,障害者にとって有益な情報源であるインターネットが反映するためにもアクセスしやすいページが増えることで、企業のイメージアップや販売促進に寄与することになるのだろうと思います。
ブログ初心者のmasaです。
難しそうなテーマを設定しましたが,ようは視覚に障害のある私にとって、現在のITがどれほど仕えるのか、こんごどのような工夫をしていけばいいのかなど、いろいろ書き込んでゆきたいと思います。
コメントやご意見宜しくお願いいたします。
現在、ある会社で研修を受けておりますが、これは本日で終了の予定です。その後の予定はまだ未確定なのですが、4月に友達と海外に旅行に行こうかと思っています。