せっかくブログを始めたのだから 日々起きた出来事を書きとめておきたいし

それだったらそこに嘘があってはフェアじゃないと思う 

少々筆が重くなるくらいの出来事のほうが 意味のあることなのかもしれない

そう思ったので書きます




日曜の朝 家電メーカーの修理担当から電話がありました

「今日の午後、1時から3時に伺います  もう一度確認なんですが コンセントを入れても電源が入らないんですね?」

出先らしく 電話口から車の走る音が聞こえてきました


先日日記に書いた状況を説明すると 

「とにかく一度みさせてください」

といって電話は切れました


この二週間 「テレビが二カ月で壊れるなんて 信じられないですよ!」

と 誰彼かまわず 言い散らかしてきました

しかしそんな生活も今日まで


部屋を掃除し 修理が終わった時に渡す缶コーヒーも準備しました

これで点いたらまずいなと思い もう一度コンセントを入れるも やはり無反応

少し安心して 修理人到着を待ちました




来てくれたのは30代後半と言った感じの 背の低い日に焼けたいわゆる現場の人

七つ道具が入っていそうな大きなアタッシュケースをもって案内したテレビの前に来ると

さっそく作業開始


「はあ、はあ、 なるほど これですね? 二か月前にご購入されて その時は全く問題なかったわけですね? コンセントを入れても点かない  と…   


主電源は入れました?  」





「え?」





「……  」




まさか でした

やってしまった




修理人が無言で主電源を入れると 高校球児が夏の日の午後に躍動していました

しかし私の部屋は 何とも言えない空気のゲームセット



「主電源 このタイプのテレビですと 本体の後ろにあるので 見落とされる方いらっしゃるんですよねー」


「すいません 申し訳ない 」


「いいんです いいんです  電話で確認しなかったこちらもいけなかったなー」



言いながら 一度も開けなかったアタッシュケースを持って すでに足は玄関へ

酷暑の東京砂漠へ 必殺修理人は 敢然と旅立って行かれました




渡せなかった缶コーヒーを一人 テレビの前で立って飲みながら 高校野球をしばらく見ました