父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。 を見たので感想
このアニメは小説投稿サイト投稿作品を原作とした異世界転生モノです。メディアミックスとしてコミカライズもされています。
世界観は剣と精霊のファンタジー世界。この世界のある国では過去に魔物の襲撃を受け、滅亡の危機にありました。そんなさなか、精霊の力を借りた一人の勇者が精霊王とともにその国を救った……。
そんな世界に元科学者の主人公は転生します。勇者の父と、精霊王の母の娘として。
と、このような世界観や設定ではありますが冒険やアクションシーンはこの作品のメインではなく、内政や人と精霊の関係性といった部分がメインとなります。
アニメに収録されているストーリーとしては、主人公の父親が治めていた領地が国中で最も栄えた領地となるまでが描かれています。そこに至るまでのエピソードとして4つほどの問題解決が含まれています。
それぞれのエピソード同士のつながりはあまり強くはありませんが、主人公の成長を主軸として見れば遺憾性を持ったまとまりあるストーリー構成となっています。
ただし、ストーリー中盤に主人公以外の登場人物をメインにした部分があり、それ故に最終話がダイジェストになってしまっているため、アニメ作品全体としては惜しい出来であるという感想を持っています。
(そのキャラの性格等も含めて個人的にはそのキャラに好印象が持てなくなるレベルで惜しいです)
また、前述した人と精霊の関係に関してもアニメの範囲内では解決はしておらず、なぜそうなったか、何を解決しなければならないかが明確になるところまでしか描写されていません。この問題の解決に合わせて主人公と王子の恋仲が発展していくことを予想すると、12話では足らないと感じました。
非常にまとまりよく終わってしまったのですが、キャラクターもストーリーも魅力的な描写が多く、楽しめた作品のため、2期が期待できる作品です。