皆様、こんばんは。

油断しているうちに、たちまち5月は終わり、

もう6月。 それも明日はもう3日。

やっぱり怖い。こんな速さで月日が経つのは。

こんな速さで、老婆になっていくのは、、、、、、




さて、この週末、私は娘と息子と3人で

『ご飯&飲み』の約束をしておりました。


来週9日が娘の誕生日なので、1週間早く、誕生日会をしようと言うのが口実。

3月に新しいアパートに引っ越した息子の部屋に泊まってみたいとの

娘のリクエストもあり、息子の暮らす隣県の繁華街で集合になりました。


息子が、オイスターバーを予約してくれたと言うので

誕生日プレゼントを持って、いそいそとお出かけ。


電車で30分とかからずに行けてしまう隣県の盛り場ですが

サタデーナイト、凄く賑わってて旅行気分でウキウキします。


しかも誕プレ、私と息子、被った。笑

打ち合わせなしで、各々準備したのに、ディオールのブルーミングブーケ。

ま、香水なので消耗品だから、いいか。笑


さらに、服の色まで、被った。笑笑笑

仲良し親子だなーー


長崎県産の生牡蠣と、私の地元石川県産の生牡蠣。





牡蠣の出汁で作ったリゾット。 絶品でした。


ちゃんと気を利かせて、バースデイプレートも頼んでくれてありました。

息子、ナイス👍!  



実は、シャンプー、オイスターバーなるところ初めてで。

56歳にして、初体験なのに、

子供達は、慣れた感じで白ワインをボトルで頼んで楽しそうに飲み食いするんです。


なんだか、親の知らない間にこの子達、大人になってきたんだな〜って

ちょっと内心、驚きました。

「あのオムツ小僧が、オイスターバー? 白ワイン?」って感じ。


下戸なのを知ってる子供達は、私がワインをグラス一杯飲み干したのを見て

かなりビックリしていました。

ワインて、アルコール度数が高いですね、、

一杯でも、結構酔っ払いました笑




そして、一次会がオイスターバーだったのに、

なぜか二次会も海鮮居酒屋。笑

私には似ずに、お酒飲みの夫に似てしまった子供達は

息子→ハイボール、娘→芋焼酎の水割り

を何杯も何杯もおかわりし、、、

その間、私はカシスオレンジ一杯と、ウーロン茶一杯。笑


その後、焼き鳥のチェーン店で焼鳥と雑炊でお腹を満たして、、、


4次会はカラオケ。


結局、息子のアパートに帰り着いて眠れたのは深夜3時過ぎ!

そんな深夜帯まで夜遊びするなんて、ミドフィフのシャンプーには

普段あり得ないこと。


でも、成長した、未成年ではなくなった子供達と

久しぶりに会って色んな話をして、遊ぶのは

正直とても楽しかったです。


就活の話、転職活動の話、彼氏の話や彼女の話、

次に行く旅の話、

小さい頃お母さんが暴君だった話(笑)、

いろーんな話をして、

そしてやっぱりお父さんの話。


今回は一番酔っ払っていた息子が一番にウルウルして、

続いて娘が。

そして、私が。


こんな楽しい時間、お父さんも参加したかっただろうね、


いや、お父さんが生きていたら、こんな風に誕生日会なんてしてなかったかもよ、

家族がこんなに結束してなかったかも、


いや、あんまり楽しそうだから、

お父さんこの辺に、この席に座ってるかもよ、



どんなに楽しくても、やっぱり全員必ず思い出します。

当たり前よね、家族だったんだから。


娘は夫が亡くなった時、大学2年生。

父親を亡くして直ぐに、大学の学園祭があり、サークルの主幹だった娘は

狂ったように出歩いて、悲しみの巣窟である自宅に寄りつこうとしませんでした。

今にして思うと、悲しみに蓋をして動き回る

完全なる過活動です。


あまり家族の前で、泣かなかったのも気になっていました。

でもある夜、深夜に娘が帰ってきた音がして、

かなり経っても2階に上がって来ないので

私が階下に降りていくと、


真っ暗なキッチンの冷蔵庫の前で

「お父さんに会いたい……」と、

さめざめと泣く娘を見てしまいました。


自分の感情を直ぐに隠してしまう娘、、、

人前で泣かないからって、悲しんでない訳では、決してないんだなって。


あの時の姿が、なぜかとても記憶に残っています。




お父さんはこんな風に歌ったよねって

夫そっくりのモノマネを息子がして盛り上がり、

楽しい夜は更けていったのでした。



たった3曲しか、お箱のレパートリーが無い私。

私から、もうすぐ26歳になる娘に心を込めて歌いました。


歌ったのは、

一青窈の「ハナミズキ」


とても、本人には照れ臭くて、面と向かって言えないけれど、

ここには、そっと書いちゃおう。


お母さんの娘として生まれてきてくれて、ありがとう。

月並みだけど、ほんとにそう、思っています。

そして、いつも、貴女のしあわせを祈っています。








にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村