皆様、こんばんは、

またしても夜更かし。

真夜中の投稿になってしまいました。

シャンプーの久々の旅行記にお付き合い下さりありがとうございます。


  *********



今回の旅の名目は、息子の大学卒業お祝い旅行。

スポンサーは私ですが、ネット予約の手配は全て息子がやりました。


やっぱりまだまだツメの甘い息子、

1日目のスタジオツアーのチケットをカードで決済した後に

2日目の赤坂ACTでのミュージカルチケットを押さえようとして


「まずい、母ちゃん、この日昼公演は無くて、夜の公演だけだ。

 終演10時って書いてある。どうしよう、帰りの最終の新幹線間に合わないよ」


「え、、、もう1日目のスタジオツアー、キャンセルできないんでしょ、そんじゃもう一泊する?」


「いや、まずい、その次の日は予定があるから、帰りたい…」


と、いう事で、何と帰りは『夜行バス』を使う事になったのです。

夜11時に品川を出て、名古屋には朝5時前に着くという。

東京から夜行バスで帰るなんて、それも何十年ぶり。



「ええー! おば……じゃない、お母さんには無理でしょう」と娘。


いやいやいや、なめんじゃないわよ母ちゃんの体力を。

精神年齢も体力も、アラフォーなんだからぁ〜〜〜



というわけで、2日目は夕方6時開演のミュージカルまで

たっぷり時間があります。


まずは、私が行ってみたかった新大久保へ向かいます。

本物の韓国旅行は先送りになってしまったので、せめて東京の韓国で

韓国料理が食べたいな。


ホテルをチェックアウトしたので大きな荷物を預けに

渋谷のコインロッカーへ。


渋谷、、、渋谷も何年ぶり⁈

もしかして、もしかして、30年? いえ40年ぶり⁈

またしてもテンションが上がり、こんな写真を撮りました。


ハチ公の写真を写しているのは、殆ど全て、外国人。と、あとシャンプー。




渋谷スクランブル交差点。

息子に頼んで記念撮影。

思いっきり、おのぼりさんでしょ。笑

だって、多分、次にまたこの場所に来るのは30年後くらいな気がするもん。

(一体、何歳になってるんだ)



そして、ずっと行ってみたかった、憧れの新大久保へ。

つい、数日前に韓国旅行から帰ってきた息子。

だいたいの韓国料理は食べて来たけど、

『タッカンマリ』だけ食べる機会が無かった、と言うので

ランチはタッカンマリ。


実は、私も初体験。

このちょいグロい形から…

お店のおねーさんがザクザク切ってくれて、普通の見た目に。



お! 美味しい〜〜〜 コラーゲンたっぷりで、なんていう美味しさ…

タッカンマリ、大ファンになってしまいました。

2人で鶏を丸ごと食べて、トッポッキも食べて、お腹はてんてん。


他にも、サムギョプサルもクロッフルも、チヂミも、タッカルビも、キンパも、

食べたい物は山ほどあるけど、お腹が… 

新大久保も1日では足りないってことですね。


それでも、何か食べ歩きたいという事で


タピオカミルクティーとチーズボールをテイクアウト。

歩くたびに、お腹がぽちゃんぽちゃんと言います。


せっかく来たから、韓国コスメを何か買いたいので、

予備知識がないから、店員さんのオススメを買いました。


右から、最近入荷したての自分で混ぜて作るパックと、

真ん中が、リンクルパッチ。

「これで目の下のダルダルが治る?」と私。


「治ることは、無いねー。

治らないけどね、伸びるね〜。タルミ伸びるね〜。私、正直ね〜」と韓国人の店員さん。

こういうやりとり、シャンプー好きね〜。



そして、まだ時間があるので、今度は息子のリクエスト。

以前、東京住みの友達と行った代官山のおしゃれなカフェで

パンケーキが食べたいと、女子みたいな事を言う息子。

私、代官山も初めてです。





駅を降りただけで、なんかエアーが違う…

大使館がたーくさん。

ミッフィーカフェもあった。

お散歩するだけで、代官山マダムになった気分で、楽しー。

街ごとに、それぞれの雰囲気が違ってて、

ほんと東京はアメイジングだなー。


そして、息子お目当てのパンケーキのカフェ。


代官山で、アフタヌーンティーなんて、なかなかお洒落ね♪


と、ここで息子が言いました。

「このあと、赤坂に移動して、ミュージカル終わるまで、おいら達夕飯にありつけないじゃん?

 もしバス乗り場に遅れて着いて、コンビニとか寄れなかったら、ずーっと飯にありつけないじゃん?

 ここは、おいら、パンケーキがっつり食べといた方がいい気がする。

 おいら1人で一個まるまる食っていい?」

 


ええ〜、シェアじゃないのか〜、さっきあんなに食べたのに、、、

と、一抹の不安を感じつつ、

珍しく息子がそう言うので、2人前をオーダーしました。


きたのは、こちら。

たしかに、ふわっふわで美味しい…。

代官山の味がする。

生クリームもブランデーが効いてて、美味しい。

メープルキャラメルシロップも…。


でも…


ちょうど半分くらい食べたところで…


息子を見ると


なんか、あさっての方向を見つめて、遠い目をして、こんな感じ。



そして、私も、



半分にきたところで、こんな感じ。

大好きなスイーツなのに、これ以上、入らない…



もうね、どうしても、入っていかないのよ。

美味しいし、食べたい気持ちはやまやまなんだけど、

もう一口、口に入れたら、

今まで食べた分、全部リバースしそうなのよ。


ダイソンのような胃袋の母ちゃんでも、無理なのよ。

だから、シェアしようって言ったじゃないの。

ひとり一個食べたいって言ったんだから、息子、責任持ちなさいよ。笑



結局、2人とも、あと4分の1は、頑張ってやっつけたんだけど、

1時間以上頑張って、パンケーキと対峙したんだけど、

2人とも、『お残し』してしまいました。

ごめんなさ〜い…。



うっぷ…。

もう暫く、生クリームもパンケーキも、いいかな。



ぱつんぱつんのお腹を抱えて、赤坂へ。

駅とTBSが近くてびっくり。

テレビ局って、だいたい一等地にありますね。

駅構内から、またまたハリーポッター仕様になってて胸が高鳴ります。


今回のストーリーの鍵となる、タイムターナー(逆転時計)





3時間半を超える、超大作。 

息子は、エピソード詰め込み過ぎだろ、、、、

だんだん後半の伏線回収が雑になってた、、、などと生意気なことを言ってましたが、

私は感動&満足でした。


なんと言っても、舞台の仕掛けと見せ方が、どんどん進化してて、

圧巻は、デスイーター達が空中を浮遊するシーン。

怖いけど、とても美しくて。

昔は、照明でキラキラ光る吊り糸が見えたものですが、全く見えず。

一体どうやって人を吊るしているのでしょう。


音楽も良かったです。


そしてお決まりのダンブルドアの名言も刺さります。


「ポッター、愛じゃよ。 愛。」




11時に大崎発の夜行バスに乗らなくてはならないという事で、

カーテンコールの合間に、泣く泣く退出しました。


夜の劇場、イルミネーションがとてもロマンティックでした。


渋谷駅のコインロッカーの荷物を取り、バスの発車時刻の20分前に

無事現地に到着。

そうしたら、息子が可愛い事を言うんです。


「母ちゃん、卒業旅行めっちゃ楽しかった。連れて来てくれてありがとう」って。


「いやいや、いや。こちらこそ。本当は母ちゃんに付き合ってくれて、

 母ちゃん孝行してくれたんでしょ?」

と聞いたらば、


「友達に、おいらの卒業旅行に家族で行くって言うと、みんな驚くんだよね。

 家族でなんか行かないよって。

 それは、多分みんな両親揃ってるからだよ。

 おいらだって、父ちゃん生きてたら、こんなじゃなかった気がする。

 なんか、なんて言うか、父ちゃん居ないからこそ、

 母ちゃんと姉ちゃんと3人で仲良く結束していかないと、、、って思うんだよね。」



ああ、やっぱりな。

やっぱり、そういう事考えていたんだね。


そうじゃないかなって、思ってたんだよね。


イレギュラーな家族の形になってしまったんだもんね。


そうなったらそうなったで、他とは違う

シャンプー家の家族の形を作っていくしかないんだもんね。


母ちゃんも頑張るよ。


君たちにあまり依存することなく、

母ちゃんひとりでも、機嫌良く暮らしていけるように、

『甲斐性らしい母ちゃん』になれるように、

まだまだこれからも、練習しなくちゃって思ってるよ。


だいじょうぶ。

母ちゃん強いから。


3年前のお姉ちゃんとの卒業旅行の時よりも、随分母ちゃん強くなったでしょ?

随分、肝が据わってきたでしょ?


母ちゃんまだまだ、進化するよ。











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