今日、久しぶりに会う友達と韓国料理のランチをした。


ご主人が東京に単身赴任中で、まだ学生の子供が3人もいて

何かと忙しい彼女と会うのは3ヶ月ぶり。


彼女の娘は、ウチの息子と同じ大学の一個先輩。

院生の就活がどんな感じかなど、色々聞いて、

久しぶりに、ママ友らしい会話のランチだった。


そうだった。

私、最近忘れかけてたけど、

一応まだ、学生の子を持つ母親なんだった。


危うく忘れそうになっていた。

職場でも、ブログの世界でも、

未亡人の独女というアイデンティティがメインになっていて、

自分がほんの少し前まで

教育熱心なママだったこと、すっかり鳴りを潜めてた。


懐かしい感触。

夫が居て、私は呑気に子供の教育事情にアンテナを立ててさえいれば良かった頃を

少し思い出した。


しあわせだったな…と

一瞬、メランコリックな気分になる。

(メランコリックなんて超死語だ)


二度と戻ることができないから、

メランコリックな気持ちになるのだ。


おしゃべりに夢中な振りをして、

そんな気持ちは、すぐに手放す。


その帰り道、いつものスーパーに立ち寄った。

主婦だった時はほぼ毎日行ったスーパー。

今は、週1で行くか行かないかくらい。


そこで、昨年末に亡くなった友人にそっくりの女性を見かけた。

亡くなった私の友達の名前は『ようちゃん』


ようちゃんにそっくりの髪型、背格好。


夫が亡くなって、何か問題にぶつかる度に、

夫ならなんて言ったかなって、

考えるだけで、泣けたけど、


友達も同じだった。


ようちゃんは、今の私をどう思ってる?

友達として、忌憚のない意見を聞きたかったのに。

変にマウントを取ろうともせず、でも、

真剣に本音を話してくれる友達だった。


聞いて欲しかった。

今の私の悩みや、嬉しいこと。

悲しいこと。


彼女なら何て言ったのだろう。


このスーパーでも、偶然会って、2時間くらい立ち話したことがある。


何で居ないの。


何で、49歳で亡くなったの。


何であんないい子が早逝するの。



レジの間は我慢したけど

エコバッグに品物を詰めているうち我慢できなくなって

泣いた。


ポタポタ涙が買ったばかりのキャベツの上に落ちた。



ようちゃん、会いたいよ。






ヤンニョムチーズ定食と、サムギョプサル定食。

韓国料理、やっぱり好き。







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