皆様、こんばんは。

今日のシャンプーはとても元気。

だんだんと身体の調子も戻ってきたのを実感し、

何より、最近深夜の度々の中途覚醒が減ったのです。

もちろん、まだ時々深夜に度々起きてしまう事もありますが、

ここ暫くは、起きても1,2回。

これ、すっごくありがたい。 眠るべき時間に、ぐっすり眠れるのは、

メンタルを元気に保つには、かなり大きなウェイトを占めているなぁって。


中途覚醒が収まってきた要因は、一つではないでしょうけど、

16日の手術の時の、全身麻酔の後、さらに眠れるようになったような…

だとしたら、麻酔にも、意外な効能があったということになりますね。


そして今日は、私の大好きな友達、M恵ちゃんと1ヶ月半ぶりにランチに。

上辺の付き合いじゃなくて、マウントの取り合いなんてもちろん皆無の

本当に友達と言える友達って、シャンプーには、そんなに多くない。


心から信頼している友達は、本心を安心して吐露できるような友達は、

3人くらいしかいなかったのに、

そのうちの1人は、昨年末に亡くなってしまった。

やっぱり、ふとさみしくなる。

どう考えても、さみしい。



今日も、お互いの近況をお喋りして、大笑いして、帰ってくると

自分の心が少し軽くなっていることに気がつく。

お金を払って受けるセラピーの何倍の癒し効果。


今日のランチは、ヘルシーなカフェ御膳


せっかくカロリー低めの野菜中心ランチだったのに、何か物足りなくて、


デザート2連発。


快気祝いにと、彼女のお友達が経営しているイチゴ農園の美味しい苺🍓を頂きました。

おしゃべりは、意外と体力使うので(笑)

自宅に帰って、さっそく苺を半分食べちゃった。

いけないわ、いけないわ、元気になってくると、食欲まで元気になってきちゃう、、、www




さて、今日はまだ先の3月に行く予定の、ハリーポッタースタジオツアーに因んで

死別とハリーポッターについての話題を。


我が家では、子供達が小学生の頃、毎晩寝る前に布団の中で読み聞かせをしていました。

ほぼ毎晩欠かさず。

その時、読み聞かせていたのが、ハリーポッターシリーズでした。

我が家にはハードカバーも単行本も全巻揃っています。

娘の本棚には、洋書のシリーズも全巻あります。

もちろんDVDも、全部。


私は以前の職業柄、読み聞かせが大好きで、

子供達も私の読み聞かせが大好きで、

亡くなった夫がいつも感心していました。

毎晩毎晩、何年間も、ママはよくやるなぁ…って。


よく子供に読み聞かせをしてやると、頭の賢い子が育つと

その為に、頑張る教育ママがいますが、

私は、そうではなくて、ホントにただ楽しかったから。

子供達との貴重なコミュニケーションだったから、

あんなに何年も毎晩続けられたんだと思います。


そして、そんなささやかだけど、しあわせな時間が持てたのは、

夫がしっかり稼いでくれていたからだと思います。


家族4人で出掛けた帰り道の車の中で、退屈し始めたら必ずやったのが

『ハリーポッターしりとり』 

登場人物の名前か、地名、もしくは魔法の呪文か魔法言葉のみでしりとりをしていくのですが

アンブリッジ→ジニー→ニンファドーラ→ラブグッド→ドラコマルフォイ……

こんな感じで延々と。

ハリーポッターの話を知らない夫は、完全に蚊帳の外で、

黙々と運転をしていました。


そんな過去の家族のひとときを思い出してしまうと、

ああしあわせだったのにな、、って鼻の奥がキュンとなります。


特別な豪華な思い出ではなくて、

そういう何でもない、どこにでも転がっていそうな、

日常のささやかな、ささやかな、しあわせの思い出こそ

胸の中に残ってて、思い出すととてもせつなく涙を誘うことが多いんだ

、、、と最近気がつきました。


世の名作と呼ばれるものには、『死』をテーマにしたものがとても多いと思うのです。

鬼滅の刃も、そうでしたが、ハリーポッターも私的には根底を流れるテーマはズバリ『死』

だと思っています。


『死』は、誰にもコントロールすることができず、

未だ多くの謎に包まれている。

忌み嫌われるほどの禍々しさを持ちながらも、どこか人を惹きつけてしまう。

そんな題材を扱うからこそ、名作となりやすいのでは…

と、にわか評論家、シャンプーは思うのです。



何作目だったかに(ここ、ちゃんと調べろって話ですが^^;)

『みぞの鏡』という鏡が登場します。

赤ん坊の時に両親を殺されたハリーが、寄宿舎で偶然見つけた『みぞの鏡』。


鏡の向こうには、遥か昔に亡くなった両親が写っている。

ハリーはたちまち、その鏡の虜になり、

毎日、毎晩、鏡の前で何時間も何時間も、両親を見て、離れられなくなります。


鏡、鏡、鏡が無いと、、、、、


それに気がついた、ハリーの恩人であり師匠であり、保護者であるダンブルドアは…


というストーリーなのですが、昔はこのエピソードを上手いこと考えるなぁと

思っただけでしたが、

今は、胸に沁みて沁みて。

きっと読むだけで泣いてしまいそうです。


もしも、家に『みぞの鏡』があったなら。

いつでも、亡くなった会いたい家族がそこに映るとしたら…




私は、心のどこかで、

家に『みぞの鏡』が無くて良かったと。

今は、無くて良かったと。

そう思っているのです。






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