皆様、こんばんは。

日一日と、回復していくというのは本当でした。

今朝もずっと寝ていたのですが、

横になりすぎて、腰が痛くて堪らなくなり、

起きてみると、あれ?身体が軽い

昨日のだるさと眠気が噓のよう。

脳みそも一枚薄皮がむけたよう。

 

手術から三日目にしてようやく、麻酔が抜けたようです。

焦ってはいけませんね。

こういうことも、時間薬じゃないけど、

ある程度の時間が必要なんですね。

私は、若干せっかち。

ノロマのくせにね。(笑)

 

嬉しいことに、昨日も一昨日も眠すぎて食欲が涌かず

豚汁一杯だけ、、、とかだったんです。

そうしたら、お正月に増えた体重は元に戻っていました。やったー。

よーし、これを上手にキープしなくちゃ(笑)

 


皆様には、手術の成功を応援して頂き、

本当にありがとうございました。m(__)m

おかげさまで、すっかり元気になりました。

    

  **********

 

 

さて、表題の、死別サバイバル。

私にとって「夫との早すぎる死別」は一言で表現するなら

ズバリ、『サバイバル』だとずっと感じていました。

 

過酷過ぎるこの状況から、生き延びなければならない

でも、健全な体と精神で生き延びるのは極めて難しい。

 平穏な暮らしから、突然何故だか選ばれて、梯子を外される。

奈落の底に沈んで行くのは容易いが、

なんとかして浮かび上がりたい。

誰も助けてはくれない。

最後は自分の力で、何とかしないといけないサバイバルゲーム。



ここにあまり仲の良くない夫婦がいたとします。

顔を合わせると、喧嘩ばかり。

互いにこの結婚は失敗だった、何なら相手が死んでもそんなに悲しくないだろう、、、

なんて、ちらりと考えたりも。

ところが、想像じゃなく本当に相方が急逝したとします。

すると、120% 物凄い後悔と悲しみに襲われます。

 

120%、いや200%。

伴侶がもし死んだら、、と想像するのと、

本当に有無を言わさず、死ぬのとは、全く違う。

180度違う。

この違いこそ、経験した者にしか、わからない。

 

夫が地球の反対側に単身赴任だとする。

家事や子育てに物理的に参加出来なくて、

その奥方が悲しそうに言う。

「うちも、母子家庭みたいなものよ、ワンオペよ」と。

おいおい、全然違うのよ。

一緒にしないで、そんな軽い苦労と違うのよ。

 

ちゃんと肉体があって、この世に存在していて

本当に必要な時には、声も聴ける、駆けつけてくれる

同じ温度で、家庭内の問題を考えてくれる、

経済的な問題も、一蓮托生。

そんなパートナーが、この世に存在しているのと

この世に居ないのとは、天と地ほどの違いがあるの。

 


おっと、、、、

つい熱くなって脱線しそうになった。

とにかく、人生経験豊富な中高年の私達でも、生きるか死ぬかの窮地に立たされるのが

早すぎる伴侶との死別なのだ。


まぁ、この過酷な状態は、どんなに言葉を尽くしても、

経験のない方に100%理解してもらうことは不可能だと思うけど、

ライブイベントの中でのストレス度No.1に配偶者との死別が挙がるのは、

当たり前と言うか、極自然な事だと思うのです。

 


幸いなことに、私の場合は夫に感謝しかないが、

経済的に困窮するということは無く、

それでは、本当の意味でのサバイバルとは言えない

と、突っ込みを入れられそうだが、

だが、明日にでも働きに出ないと…という切羽詰まった状況ではなかった事が

かえって私の回復を遅らせた…という気もする。

 

なぜ、そう思うか。

私は、死別から四年半、ずっと半引きこもり生活をしていて、

その間、少しも元気になれなかったから。

 

死別から丸四年が経つ頃、さすがにのんびり屋の私でも

この悲しみに暮れるだけの、さみしさに落ち込むだけの暮らしから

脱出したいと思うようになった。

 

とびっきり幸せになれなくてもいいの。

せめて、普通になりたい。

毎日、毎晩、泣いてばかりのそんな日々はもう、たくさん。

普通に。普通に。

とにかく、普通になりたい。

 

絶望のどん底、底辺から、

小さな幸せを感じられる程の、人並みの状況へ。

これは、私にとっては、死別地獄からのサバイバル

脱出ゲームだ、、、、。

 

コ○ナ旋風が落ち着きつつある2022年、

シャンプーは、そんな事を考えていたのでした。

まだ序盤だと言うのに、長くなったので、

すみません、次に続きます。



営業2年目の娘。 取引先から個人的にお歳暮をもらったけど、

コーヒー飲まないからと、私に持ってきてくれた。

あの幼かった娘が…と思うと、ちょっとホロッとなる。

夫にも見せたかったと、やはり思ってしまう。



 

 



 

 

にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村