皆さま、こんばんは。

もう、秋とは言えないこの寒さ。

朝、1日のうちで1番気温が低いと思われる時間帯に布団から出ることが

生活行動の中で3本の指に入るほど苦手です。

毎朝、思います。

「冬眠したい」


この週末も、普通に寒かった。

そして、前ブログの出来事で、

かなり打ちひしがれた週末でした。


だけど、ブロ友さん方の温かい寄り添いメッセージで、

事実、とても救われました。

言葉の力って、すごい。

侮れないなーって、思いました。改めて。


そうなんですよね、行動が全て、言葉なんて二の次、、、と思う節がある私は、

つい普段の生活で、言葉をおざなりに扱ってしまうのですが、

ちゃんと『言葉』で伝えなくちゃいけない。

じゃなきゃ、伝わらない。

ブログだって、言葉が命ですしね。

これを、来年のテーマにしよう!なんて、思ったのでした。


さて、タイトルの『ボヤき』についてですが、

私、今回の友人の死をきっかけに、ちょっと鬱っぽくなっとります。

見事に5年前と同じ症状。

違うのは、前回が重症だとしたら、

今回は軽〜中等症くらい?かな。


まず、ぐっすり眠れない。

深夜に2回、明け方3回くらい、ちょこちょこ目が覚める。

そして、一日中眠い。眠いけど横になっても眠れない。


一日中、あらゆることがトリガーになって、

例えば、音楽とか。コマーシャルとか。活字も。

涙がじんわり出てきてしまう。


心が、単純にただただ、悲しいの。

悲しくて、何に対してもやる気が出ない。

半引きこもりだった4年間のように、全てがどうでもよく感じてしまう。


もう未亡人としては、一応ベテラン(?)組 なので

あ、いかん、いかん、これは死別の喪失感からくるイカンやつや って

わかります。

鬱ではないけれど、鬱に限りなく近い症状。


いやーーー、なんか悔しい。

ここ最近の私は、凄くポジティブに前を向いて歩いていけてるーなんて

ちょっと調子に乗ってただけなのかも。


こんなに簡単に、虚無感と寂寥感に捉えられてしまうなんて。

なんか、ショックだなー。

5年も経ってても、こういう事になってしまう自分。


皆さんに「見て見て!私こんな事も出来るよ!」って

平均台の上をぴょんぴょん飛び跳ねてて、

いきなり、ドスン!って床に落ちた感じ。

しかも、足首捻挫。


死別5年生?か6年生?で、

悲嘆なんて、とうに乗り越えたわよ〜なんて風でいたけど、

結局、全然ダメじゃんかよ。

ショックな出来事が起きると、たちまちこの体たらく。


それが分かって、

情けなくなってしまって、

ノムさんみたいに、ボヤいていたい夜なのです。


大丈夫だよね、

また何日かしたら、前みたく、生きる元気、気力、湧いてくるよね。

これは、一時的なものだよね?


お葬式と言ってもいろいろで、

今回私が参列した式は、一介の主婦の葬儀ということで、参列者もそれほど多くなく、

お身内の人数もそこまで多くなく、とてもアットホームな雰囲気でした。

ひとり、ひとりのお別れの時間がゆっくり取れるというか。


夫の時は、現役世代で、しかも取引先の多い業界だったので、ほぼ『社葬』のようだった。

やる事が次から次で、夫の亡骸の側にいられなかった。

安置された夫の亡骸と共に泊まれるお部屋も、

遠方から駆け付けた、義母とその親戚達に使って頂き、

私は自宅に帰ったので、一緒にはいられなかった。


たくさんの方にお別れをして頂き、それはそれで後悔はないが、

友人のアットホームで落ち着いた葬儀を見て、

本来は、これがあるべき、お別れの儀式の姿なんだろうなって思った。


友人のご主人は、妻の美しく施された死化粧のお顔に

何度も何度も頬擦りをして、最後にはキスをした。


その姿は、本当にせつなく、悲しく、

そして、美しかった。

ほんの少し、羨ましかった。


送る側と、送られる側。

誰もどちらかを選べなくて、

私は、送る側になってしまったのだが、

自分が送られる立場になった時に、

私の頬を撫でて、何度も撫でて、最後にキスしてくれる人はいない。


早逝した彼女を可哀想と思ってばかりだったが、

ある意味、羨ましかった。

長生きばかりが幸せじゃない。

送る、送られる、もしかして看取られる者の方が………。


死生感について、色々考えてしまう週末だった。





暗い話題ばかりはなんなので、、



秋に咲いた大輪の薔薇。 私の手の大きさと比べてみて!

芍薬のように見えるけど、薔薇なんです。

我ながら、立ち姿美しく生けることができたと自画自賛。笑

順番にまだ蕾をつけ続けているけど、薔薇達は、そろそろ短く剪定した方がいいのですよね?

来春までの、体力維持の為に。



そして、ブロ友さんの記事を読んで、もしかしてうちのミモザや花水木の苗が枯れたのも

野良猫のオシッコのせい? と思ってこれを植えました。

「猫が嫌がる植物」 正式名称は判らず。笑


落ちた気持ちの時に、じっとしていては更に落ちる事も経験済み。

寒いけど、庭の冬支度と大掃除、始めましょうか。




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