皆さま、こんにちは。

旅行記の続きです。 死別ブロガー・シャンプーなのに、

楽しげな旅行記をアップしちゃって、気弱なシャンプーは、ほんのちょーっとだけ気が引けるけど、

でもでも旅の記録を振り返って記事にするのって凄く楽しい!

いいよね?、死別してたってこんな風に楽しんでるよ!って記事をアップしても。

忘れないうちに連投すると思うので、旅ブログ見てちょっと楽しんで頂けたら幸いです。


遠出の旅行が久しぶりだったからなのか、時間薬が効いてきたからなのか、

死別から5年、今回の旅が一番、夫の事をふと思い出しても深く落ちるという事が少なかった気がします。

何日目かの夕食の時、子供達と3人で夫の話になった時、少ししんみりしたけれど、

泣いて激しく落ち込むという事は無く。

今までで一番旅を楽しめた気がします。

もちろん、時々夫のことを思い出し、グッときてしまう事は無きにしも非ずだったけど。

 

 ****************


台湾入国から2日目、午後1時。

アプリは持ってるけど、あまり使い慣れてないGoogleマップの画面を見ながら立ち尽くす、

日本人女性シャンプー。

日傘を差していてもジリジリくる陽射し。

更年期のシャンプー、既に背中は汗だく。


シャンプー家の教訓2: 台湾の9月上旬はまだ真夏。暑いのが苦手な人は10月以降に行こう。

(あくまでも個人の感想です)


小籠包のお店の前で、虚勢を張って平然と

「じゃあね!」と、娘と別れた私。

ええと、故宮博物館館最寄の地下鉄の駅で、タクシーを拾い向かえばいいのね、、

で、地下鉄の駅はどこーーー(泣) ここはどこーーー(泣)


Googleマップ様のお陰で歩く事12分、東門駅に到着。

地下鉄で士林駅へ。 そしてタクシー10分、150元(約150元×5=750円)で到着!

タクシーの中は、完全無言。笑 こういう時その国の言葉話せたらな〜

コミュニケーションとれるのにな〜って思いますよね。


着いたー!  憧れの国立故宮博物館! 外観はひと気がありませんが、館内は凄い人の数でした。

素人の私が見ても明らか、もの凄い高額だろうなと感じる、世界のお宝がいっぱい!



わりと美術館・博物館好きの私。入館したのが午後2時で、閉館が5時だから、3時間では足りなーい、、

展示物が多くて素晴らしいので、博物館好きの方は5〜6時間はとっておいた方がいいかも。

そして、見つけたーー!



故宮博物館の一番人気、白菜と角煮の置物。 

恥ずかしながら、このブログで教えて貰うまで、私は知らなくて。(子供達は知っていた笑)

どうしても見たいが、館内広くて何処にあるかがわからない。


私の出川英語で職員に尋ねてみる。

「Where is ハクサイandカクニ?」 

職員、怪訝な顔。

困ったな、、通じないか、、

「uhh、、、キムチ、ハクサイ、キムチキムチ,」

パッと職員の顔が明るくなって、

「OK! the third floor」

3階の302の展示室よって教えてもらいました。笑


そして、アクシデント! 閉館後タクシー乗り場が長蛇の列で、館周辺の写真を30分程撮ってる間に

戻ってみたら、館はシャッターが下りて、乗り場は無人に!

少し離れたバス乗り場には、韓国人のイチャイチャカップル2組のみ、、、

仕方がない、娘もバスはややこしいって言ってたけどバスに乗るしかない、、、


そして、案の定、なーんか方角が違うなぁ、、、って思っているうちにどんどんバスは進み、

よく分からない工業団地のような所で下車。

ここは、どこなのーーー!!


人もタクシーも見当たらない(泣) 

異国で迷子になる心細さは、すこーしだけ死別後の心細さに似てる。

もちろん、心細さレベルはこんなものじゃないけど。

落ち着け、私にはGoogleマップ様と2本の足がある。


Googleマップ様だけを頼りに、娘と待ち合わせの『剣譚駅』まで歩くこと30分。

万歩計があったらな〜、この日は絶対3万歩以上は歩いてる。


そして、無事娘と合流できて、台湾一の大きな夜市『士林夜市』へ!



こういう女子大生みたいな映え写真撮ってみたかったの(笑)



この他にも、牡蠣入りオムレツ、マンゴースムージー、角煮バーガー、タピオカミルクティー、、、、、、お腹いっぱい。

日曜の夜だったせいか、凄い人出で。 人気のある通りは、梨泰院の転倒事故に近いくらいのギュウギュウで、

屋台に近づけないくらい。 韓国人のおじさんが「梨泰院!梨泰院!」って話してたから、

同じこと考えてるなって。笑


そして帰り道、娘が行ってみたいBARがあるって言って、ホテル近くのダイニングバーへ。


フルーティで飲みやすいカクテル 私でも飲めた!

娘と2人、こんなのは初めてかも。 ちょっと大人の話が出来た。ここには書けないけど。

子供が成長して、寂しい事ばかりじゃないね。

こんな事もできるようになって。 ママは嬉しいよ。


娘が奢ってくれた。

外観撮り忘れ。


翌3日目。

昨日1日寝ていたくせに、まだ体調悪いとヒーハー言ってる息子を叩き起こし、まずは『龍山寺』へ。


ブロ友さんもオススメの龍山寺。観光客と地元の参拝者でごった返していました。

アジアンな寺院は煌びやかで素敵。

夫が亡くなったあと、自宅の夫の仏壇以外、神仏に手を合わせる事を一切しなかった私。

お寺や神社に参拝もしなかった。

何故なら、夫を強引に連れて行ってしまった、神にも仏にも怒っていたから。

でも、ここでは自然と、参拝できた。

それは、時間薬か、旅のお祭り気分のせいか、どちらだろう。



そして午後からはいよいよ、今回の一番の目的、九份と十分へ!

地下鉄だけじゃなくてローカル列車にも乗って向かいます。

先ずは十分。有名なランタン飛ばしから、、、

ランタンの4面に、願い事を書いて飛ばすのですが、さて、私は何て書いたでしょう?

「私の第二の、、、、、、、、、、、、、、、」笑笑

いつも、私のブログを読んで下さってる方なら、簡単に想像がつきますよね。

そう、「私の第二の人生が素晴らしいものでありますように」って、超前向きな事を書きました。

シャンプーらしいでしょ?

あとは、「あと5キロ痩せますように」も書きました。超俗物。笑

ランタンの中に火を入れて、実際に天高く飛んでいく時は、ちょっと感動でウルッとしました。

ほんとに願いが叶いそう。

無数のランタンを上げるのは、年に数回のお祭りの時だけらしいけど、あちこちで観光客が上げているので

夜に来ると、更に、素敵かも。

そして、タクシーに相乗りで、ジブリのアニメのモデルになったと言われる九份へ。


夕暮れから夜が素敵との事なので、お高ーいお茶屋さんで阿里山烏龍茶を楽しむことに。


趣きのある店内で、店員さんが一煎ずつ丁寧に淹れてくれます。

美味しいけど、、、、、、正直、違いが分かんねー、と息子。 んだんだ、と私。


そうこうするうちに黄昏時。 九份はこうでなくっちゃ。


提灯に灯が入り、旅情溢れる感じではあるのだけど、なんとなくイメージフォトとは違う感じ、、、

コ○ナの影響で閉業したお店も多いとのこと。 

だから、全体的に灯りが少ない感じがしたのかも。

こんな所にも、新型ウイルスの影響が、、、。


この夜、仕事の関係で娘は一足先に日本に帰ります。

そして、私と息子は翌日、台中へ向かいます。


もう少し、旅が続きます。





にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村