こんにちは。

今回も無駄話をグッと我慢して本題に入ろうと思ったのですが、ちょっとだけw

昨夜、3度目のアメトピ掲載をして頂いたようで、ありがとうございます。 

あの乱雑な手書きの図解が超恥ずかしく、こんな事になるなら、もうちょっと何とか…と思うシャンプーです。

「恋バナ」の時ほどの派手さは無いものの、今回は黙々とフォロアーが増えておりまして…

めっちゃうれしいです。自分が投稿するようになってみて初めて分かったのですが、いいねや、フォローやコメントが

ホントに励みになるんですね。

特に私は単細胞だから、反応薄いとすぐモチベーションが下がっちゃう… w

どうぞ、皆様今後とも仲良くしてやって下さいね。 ではでは、本題、、、


 *・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*  


まだ、娘が家を出る前で、一緒に夕ご飯を食べていた、その日。

メニューまで覚えてる。味の濃い肉じゃがとインゲンの胡麻和え。ww

ピンポンが鳴って、モニターを見ると、ロバ夫婦。ロバ夫は手に書類を持ってる。

「あいつら来たわ、食べてて、お母さん話してくる」


鬼のような剣幕で仁王立ちの二人。

「私も話さなきゃなと思っていたのよ、どこで話す?」と私。

「ここでいいです!!」とロバ女。

そのよそよそしい態度を見て、数週間前にランチに行ったというのに、今日は喧嘩しに来たんだなと悟った。


でも、二人は立ったまま何も言わない。 私が口火を切る。

「駐車場のことで、私も息子からチラッと聞いたけど、これって昨日今日の話じゃなくて、お宅たちが越してきた17年前に

 遡る話になるわよね? お宅たちが越してきた時……」

突然、ロバ夫が喚く。「お前の話は、長いんじゃあ!」

私、「は??? 今、お前って言った? 私に? 私、あなたにお前呼ばわり…」


と、その時、玄関に通じるドアを開けて、まさかの娘が乱入。

「ちょっともういい加減にしてもらえませんか? 突然アポなしで二人で押し掛けて、威圧的な言動で。

 母はまだ、父が亡くなってから不安定なのに、これはあんまりだと思いますよ!」

いきなり、娘がキッパリした口調で、こう言ったのである。

1番びっくりしたのは私。就活は終わったものの、まだ学生の娘のこの行動が、想定外すぎて驚いた。

「どちらか一人で来るならまだしも、母が一人と知っていて、なぜ二人雁首揃えてくるんですか」


今度は、ロバ女が喚く。「そ、そんなの関係ないわよー!」

ロバ女を無視して、娘キッとロバ夫を見据えて続ける

「だいたい、やっと二十歳になる学生の、社会経験値の少ない弟に、あなた怒鳴って凄んで、大人として恥ずかしくないですか?」

すると、ロバ夫

「ああ、それは…、申し訳なかったと…」  あら、そこは素直に謝るのね。


私は、目の前のロバどもが腹立たしくもあったけど、それ以上に娘の目覚ましい成長に驚き、嬉しかった。

いつの間に、この子こんなに…。 度重なる留学経験が彼女を大人にしたのだろうか。

可愛い子には旅をさせろと言うけど、本当だな…

「先日、母とランチに行った時に、ロバ女さん駐車場探してるって言ってたそうですが、それって…」


「私、そんな事言ってないわよー! シャンプーさんが借りろって言ったのよー!」

ポーンポーンポーンポーンポーン

目が点になるとは、まさにこの事。

ガチで言ってるのか? 大丈夫か? お前はプーチンなのか?

私は、怒りがピークになると、相手が1番グサッと来る一言を見舞いたくなる。


「嘘つくのはやめようよ、ロバさん、あんた達親がそんなんだから、ミカちゃんあんなに嘘つきに、育っちゃったんじゃない。」

私のその一言が完全に火に油を注いだようで、そのあとはずーっと、

「シャンプーさん頭大丈夫? シャンプーさん頭大丈夫?シャンプーさん頭大丈夫?」と喚き続ける。

かわいそうに、、、語彙力が無さすぎてそれしか言えないのね、、、

うちの子の脳内偏差値が70だとすると、ロバ女は10以下ね。


キーキー喚くロバ女を無視して、3人の会話はつづく。

「私は、誠意を持ってロバ家さんの所とも近所付き合いしてたつもりだったけど、お宅らは、そうではなかったのね。

 これでも色々協力してきたつもりだったけど。」 と私。

すると、ロバ夫 「いやいや、うちもずーっと我慢してきたことがあるんですわ。」

「え? 何を?」 「土留めの件ですわ。」


説明しよう。 土留めと言うのは…


隣り合う土地に高低差がある場合に、一般的には、高い方の土地の所有者が低い土地の方へ土砂が流れていかないように

設置する造作の事。 個人で行うと言うより、分譲の際に業者が施すことが殆ど。

上の図で言うと、B地が私の土地だとしたら赤い部分までが登記上私の所有となるはずなのだが、

なぜか、当時の分譲業者がオレンジ部分までをロバ家のものと登記してしまったのだ。

大した問題では無いので、放置していたが、ロバ夫はそこを突いてきた。


ちなみに何故、私が詳しいかというと、結婚前、宅建の資格を取った後そのまま放置も勿体無いので、

某専門学校で、宅建の非常勤講師を5年ほど副業でやっていたから笑

本業は……そのうち限定記事に書こうかな笑


今ある土留めはウチのものだから、その隣にもう一つ土留めを作れと要求してきたのだ。

17年前に、このような登記実態で納得の上、購入しているのだから、当然こちらはその要求に応える義務は無い。

まさに、言いがかり。

ごめんね、、、退屈な固い話でw


「あのねぇ、ロバ夫さん、、今更そんなゴロつきの言いがかりみたいな要求、真面目に言ってるの?」

「ええ! とにかく請求の内容証明郵便送りますから!」

(コイツ、内容証明郵便の意味、ホントにわかっとるんかいな笑 は、私の心の声)

まだ、その隣でキーキー言ってるロバ女。「シャンプーさん頭大丈夫?、シャンプーさん頭大丈夫?」

うん、お前がな。


そのみっともないカオス状態に痺れを切らした娘が言った。

「はい、では土留めの件で内容証明を送る。それ以外に何か言いたい事は?  無いですね?

 はい、ではお引き取り下さい。」

何かまだ、キーキー言いながら2頭のロバは引き上げて行った。


もーーー我が娘ながら、カッコ良すぎる♡ 当時、若干22歳ですよ、、、

と、家の中に入った途端、娘の眼からは大粒の涙が…

「悔しい…悔しい… 今日ほどお父さんが居てくれたらって思った日は無いわ…

 アイツら、お父さんが居たら絶対に来なかった。って言うかそもそも、こんな事態になってなかった…」


ポロポロと大粒の涙を流し続ける娘に、やっぱり私はその時も、ごめんね…と謝るしかなかった。


さすがにロバ並低脳ロバ夫妻も、自分達の主張が通らない事が分かったのか、内容証明郵便が届く事はなかった。

その代わり、もっと難儀な珍客が、ある日我が家にやって来た。


「こんにちは、、、私、こう言う者です、、、。」

黒ずくめの、ネズミ男のような貧相な男。

新たな登場人物である。ここでの呼称はもちろん『ネズミ男』笑

差し出された名刺には、〇〇建設.代表取締役.ネズミ男 と書いてあった。

    第4話につづく。。。

  


みなさま、お疲れ様でした 

シャンプーそろそろ仕事に戻らないといけないので、今日はここまでw

完結まであと1話……なるべく早く頑張りまーす

お付き合い下さりありがとうございました。。。





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