こんにちは。

 

自らのHSP傾向と付き合いつつ、

精神科医として働きながら、

イヤイヤ期真っ盛り(もうすぐ終わり?)の男の子のお母ちゃんしてます。


前回はこちら。


寄り道ばかりになりそうですが、

前回の続きです。


中島らもが好きすぎて、

精神科に興味を持った私。


中でも気になったのは

アルコール依存症。


らもさんと言えばアルコール、

のイメージでした。

もちろんそれが全てじゃないけど、

アルコールが

あの才能を作っている、と思ったのです。



そして、

なぜこんなにアルコール依存症が気になるのか。

…それは、

自分が全く飲めないからガーン



お酒には滅法弱い家系で、

家族4人で350mlのビール1本が飲みきれない。

数口飲んだだけで、

顔が異様に赤くなり、だるくなり、眠くなる。

「酔う」って感覚が分からないのです。



学生時代は飲み会に参加しても、

一人だけシラフでした。



どんどんタガが緩んで

あんなことまで話しちゃう人、

突然大泣きしちゃう人、

脱いじゃう人、

隣の人といい感じになっちゃう人、

暴れても次の日すっかり忘れちゃう人、

具合が悪くなり所かまわず吐いちゃう人を

たくさん見てきました。


その時の私の気持ちは、

「あんなになるまで飲まなきゃいいのに」

「大人なのにみっともない」

「酒は飲んでも飲まれるな、だな…」

っていうのと、


でも、


本音は、




「…羨ましい!」


「酔うってどんな感じなの?」


「私も酔ってみたい!」




でした。


つじつまは合ってないけど、

深そうな話をしている(ように見える)のが

何かスゴい!かっこいい!賢そう!


普段はしっかりしているのに

お酒の席ではちょっと違う一面を見せる友人が

とってもチャーミングに見える…飛び出すハート


私には一生味わえないであろう

「酔う」という感覚を

友人たちが楽しんでいるのが

すごく羨ましかったのです。



で、もし自分が精神科に進んで、

アルコール依存症の患者さんを担当しても、

飲みたくなる気持ちが分からない…

これはマズイな…と思った学生時代の私は、



修行を始めよう、と思ったのです。



全然②に進めません汗うさぎ


つづく。