こんにちは。

 

自らのHSP傾向と付き合いつつ、

精神科医として働きながら、

イヤイヤ期真っ盛り(もうすぐ終わり?)の男の子のお母ちゃんしてます。


前回はこちら。




ケンカのやり方、知ってる?


前回のつづきです。


「叩かれた時、なんで叩いちゃいけないの?」

と息子に聞かれて困惑した私。


とりあえず「理由」については

色々考えてみたけど、

難しすぎて説明できない!と諦めました。


で、どうしたか。


ちょっとアプローチを変えたんです。


「お友達に叩かれたら、どう切り抜けるか」

を考えることにしました。


そう言えば、私だって

「正しいケンカの仕方」なんて

習ったことなかったなぁなんて思いながら、

息子と話し合ってみました。



ここでも、モンテッソーリ


話し合いながら、

「子供はやり方を知らない小さな人」という

モンテッソーリの言葉を思い出していました。


今までも、この言葉は意識していたのですが、

「牛乳をコップに注ぐやり方」

「靴の履き方」

「紐の結び方」

などなど、

「行動」にしか気を配っていませんでした。


でもよく考えたら、

息子はまだ人間3年目。

お友達同士のケンカだって、

「悔しさ」「怒り」「悲しさ」などの

感情をどう扱うかだって、

まだまだ経験が足りません。


今回みたいな、

「気持ちを伴う行動」も、

やっぱりやり方を教えてあげることが

大事なんだ!と目から鱗でした。



息子の案と私の案


2人で話し合った

「お友達に叩かれたとき」の行動です。


にっこり息子の案

①「嫌だ」って言う

②「やめて」って言う

③先生のところに行く


キメてる私の案

①走って逃げる

②相手をくすぐって笑わせる


そもそもなぜお友達が「叩く」に至ったか、

その辺りも大事だと思いますが、

そこを想像するのはまだ難しそうです。

まずは息子が「叩き返す」以外の案を

考えられたことが大事だと思います。



もう一つ、大事なこと


今回のことで、

もう一つ気付いたことがあります。


それは、息子の性格

息子は何か危害を加えられた時、

「やり返す」ことを選択するタイプなのだと分かりました。


同じことをされても、


泣き寝入りする子、

泣く子、

フリーズする子、

暴れる子、


色んなタイプがあると思います。


我が子がどのタイプか、

知っておくことは

今後の子育てにおいてとても大事だと思います。


例えば、

感情を殺して我慢しちゃう繊細なタイプなら、

普段から感情が出せるように、

言葉にできるように

気をつけておくことができますよね。


我が家の場合は、

やり返すタイプなので、

どうやって高ぶった感情を戻すか。

そして闘争心を

良い方向に伸ばせるといいんじゃないかと指差し


その辺りが普段の注目ポイントだと思います。