今回は、出産でびっくりしたお話。
 
つわりの中、何とか仕事を乗り切って
産休期間に入り、
毎日ヨガに励んだりして
来るべき出産に備えていました。
 
そして、陣痛が始まっても、
初産の場合は時間がかかることが多いので、
とりあえずシャワーを浴びて
きれいにしておくといいよ、と
知人にアドバイスをもらい、

「陣痛来たらまずシャワー!」
を合言葉に、

陣痛のイメージトレーニングもバッチリ、
いきみのがしのテニスボールも買って、

「さあ来い陣痛!」
と気持ちを奮い立たせて
日々過ごしていました。
 
ある朝、夫を送り出し二度寝していたとき、
「パチッ」と音がして、
下の方から何かがザーッと出てきた感覚…。
「破水だ…」
すぐに分かりました。

トイレに行こうにも、一歩踏み出すごとに
水が流れてきます。

破水から出産が始まる人がいることは
もちろん知っていましたが、
なぜか自分に限っては
陣痛から始まるに違いない、
という思い込み。

想定外で頭が真っ白になりました。
とりあえず病院に電話したら、
入院の準備をして来るよう指示されました。

が、この流れてくる水どうしよう…。
タオル数枚では間に合いそうもない。
「どうしよう」が頭の中でぐるぐる回って
気が遠くなりそうになったとき

ひらめきました!

我が家には猫がいるのですが、
猫用のペットシーツ使おう!

それを下着の中に無理やりつっこみ、
さらに腰回りをバスタオルでぐるぐる巻きにしてスカートをはき、
下半身がもこもこの妙な姿になりましたが、
仕方ないです…。

親に車で迎えに来てもらい、
何とか病院にたどり着きました。

 
さて、今回の経験からお伝えしたいこと

・破水は突然!頭の片隅に置いておこう!

・破水したら、病院に電話!指示を仰ごう!

・大人用の介護パンツ、数枚準備しておくと安心!100均でも買えるみたい。

・一人の時、破水したらどうやって病院に行く?近い距離でも歩くのは難しいので、
タクシーや車を出してくれる人の確認を! 

・レジャーシートやアルミシートがあると
車に乗るとき便利。

・入院セットは早めに準備しておこう!

 
そして一番大事なことは
「しっかり、私!」
と自分に呼びかけること。
深呼吸して、
やるべきことを一つ一つ片付けていきましょう。

かくいう私は、
ぜーんぜんできませんでしたけどね。