ふなたんのブログ

ふなたんのブログ

乗り物全般(主に鉄道・バス・飛行機)を撮影した写真をマイペース(極端に少ないですが)で更新。
稀に自分自身の事や考えをアップすることも。
画像の無断転載・転用は禁じています!!

令和7年12月6日(土)開催の伊予鉄道郊外電車700系さよならイベント~「767編成」~ラストランにご縁があり参加させていただきました。

貸切ラストラン編,古町車両工場編,イベント終了後編の3編にわけてお伝えします。

 

※:画像の無断転載・無断転用はおやめください!!

伊予鉄道700系767編成ラストラン

高浜線古町駅5番線で発車を待つ700系767編成(モハ717−クハ767),「臨時(回送) 高浜」行(2100列車 古町駅−高浜駅)。

767編成はモハ720形727を連結し3連編成で長らく運用されてきましたが、ラストランはモハ727を切り離した2両編成で運転されました。せっかく3連で編成を組み運用されていたので、モハ727を連結したうえでラストランを行えばよかったのにと思いました。

モハ717は前照灯・種別標識灯がフル点灯しています。767編成の種別標識灯はこのラストランに向け修理が行われ,再び点灯するようになったそうです。

 

伊予鉄道古町駅の700系767編成

古町駅の駅名標板と700系767編成モハ717。幾度となく見られたこの組み合わせもこの日が最後となります。767編成の側面方向幕は「回送」表示。「臨時」、「団体」または「貸切」表示を期待していたのですが、「回送」表示で少し残念に思いました。

 

伊予鉄道700系 767編成 全般検査日700系767編成モハ717の車体妻面に記されている全般検査標記。高浜線古町駅

 

伊予鉄道700系767編成 ラストランイベント

高浜線古町駅5番線に停車中の700系767編成(クハ767−モハ717),「臨時(回送) 高浜」行(2100列車 古町駅−高浜駅)。ツアー参加者を乗せ最後の本線走行が間もなく始まります。

 

伊予鉄道700系767編成ラストラン

高浜線梅津寺駅で一時停車中の700系767編成(クハ767−モハ717),「臨時(回送) 高浜」行(2100列車 古町駅−高浜駅)。一時停車中では767編成の撮影会となりました。

ホーム上は事故防止のため立ち入り制限が行われ、ツアー客以外は定期列車発着時のみ立ち入り可能となっていました。

 

伊予鉄700系767編成の車両下部と機関

700系767編成クハ767に搭載されている補助電源装置(静止型インバータ SIV)と空気圧縮機。767編成廃車後にSIVをはじめとする主要機器や各種部品は、700系763編成を譲受し3000形として活躍する銚子電気鉄道に譲渡され3000形の運用・維持管理に活用されることとなります。

高浜線梅津寺駅にて

 

伊予鉄道700系767編成、古町駅停車中のラストラン

700系768編成,「普通 高浜」行(横河原駅発-高浜駅着)が港山駅方にある渡り線を使用して転線、下り線を走行します。

2番線(高浜行)は767編成が停車中でその間の高浜行列車は、1番線(横河原方面)発着となりました。梅津寺駅は海に近く異常気象などで高波を被った際に、高浜行列車を1番線に発着させます。そのため港山駅方に上り線から下り線への渡り線、梅津寺駅駅舎付近に1番線用上り出発信号機が設けられており、それらを活用して運転されました。 高浜線梅津寺駅−港山駅にて

 

伊予鉄道700系767編成ラストラン

高浜線梅津寺駅で並ぶ700系767編成(クハ767−モハ717),「臨時(回送) 高浜」行(2100列車 古町駅−高浜駅)と700系768編成(クハ768−モハ718),「 普通 高浜」行。

700系は、京王帝都電鉄の京王線用5000系(5100系を含む)を昭和62年~平成6年に28両譲受し、3連編成×8本と2連編成×2本としました。入線にあたり前面方向幕は撤去されましたが、側面方向幕は引き続き使用しています。また伊予鉄道と京王で軌間が異なるため、台車交換が行われています。伊予鉄道は京王5000系最初の譲渡先で最多の両数が譲渡されています。

 

伊予鉄道700系767編成 ラストラン

700系768編成が出発後、700系767編成クハ767のラストラン特製ヘッドマークの交換が行われ、前照灯・種別標識灯の点灯が行われました。 高浜線梅津寺駅にて

 

伊予鉄道700系767編成 ラストラン

高浜駅から折り返してきた700系768編成,「普通 横河原」行(高浜駅−横河原駅)と顔を合わす700系767編成,「臨時(回送) 高浜」行(2100列車 古町駅−高浜駅)。本線上で何度も顔を合わした両編成の本線上での並びもこれが最後となります。 高浜線梅津寺駅にて

 

伊予鉄道700系767編成、ラストランイベント

令和7年12月で引退を迎えた700系767編成と、あと1年程活躍が続く700系768編成が本線上での最後の離合を行います。

郊外電車の主力車両として永らく活躍してきた700系ですが、平成21年から廃車が始まり、今回引退する767編成・766編成の廃車で残るは画像の768編成を含む2連編成×2本と3連編成×1本となります。 高浜線梅津寺駅にて

 

伊予鉄道7000系7501編成、高浜行き

7000系7501編成,「普通 高浜」行(横河原駅−高浜駅)が港山駅方にある渡り線を通り上り線から下り線へ転線、下り線を逆線走行で梅津寺駅へ到着します。下り線の信号機が停止現示なのも注目です。 高浜線梅津寺駅−港山駅にて

 

伊予鉄道 700系767編成 ラストラン

郊外電車の新鋭7000系7501編成,「普通 高浜」行(横河原駅−高浜駅)と顔を合わした700系767編成,「臨時(回送) 高浜」行(2100列車 古町駅−高浜駅)。

7000系は700系置換用で、郊外線用では67年ぶりの自社発注の新形車両として令和7年2月に運行を開始しました。令和8年度7000系増備車により700系は全廃となる予定です。

長らくの活躍を終えバトンを渡し引退する車両と、そのバトンを受け取り活躍を始めた車両との並びです。 高浜線梅津寺駅にて

 

伊予鉄道700系767編成ラストラン

高浜駅はホームがない2番線に到着します。隣の1番線には先ほど梅津寺駅で離合した7000系7501編成が停車しています。

 

高浜駅に停車中の伊予鉄700系電車

高浜駅2番線(ホーム無し)に停車中の700系767編成の車内から見た高浜駅駅舎と駅名標。

ラストランの前日に同駅を訪問しており、不思議な感じあるのと同時に2番線は非営業(試運転)列車などの一部に限られているので、前日とは違った駅の様子を見ることが出来ました。

700系767編成モハ717から撮影。

 

伊予鉄道700系 767編成 窓からの海と建物

700系767編成モハ717から見た伊予灘。京王時代は見ることがなかった海沿いの景色。

伊予鉄道として36年間見続けてきたこの景色を767編成が見るのは、この列車「臨時(回送) 古町」行(2101列車 高浜駅−古町駅)が最後となります。 高浜線梅津寺駅−港山駅にて

 

伊予鉄700系767編成 ラストラン 窓からの風景

700系767編成「臨時(回送) 古町」行(2101列車 高浜駅−古町駅)は、古町駅が終着駅でしたが、同駅到着前に車内放送で「松山市駅まで延長運転します。」との伊予鉄道からのサプライズアナウンスがあり、拍手などで盛り上がり古町駅から松山市駅まで運転されました。

画像は松山市駅1番線に到着し数分停車のち古町駅へ向け発車直前の場面です。高浜方に設置されている信号機が進行を現示しています。モハ717の車内(乗務員室開戸背後)から撮影

 

伊予鉄道700系767編成、車掌が指差確認

運転士が松山市駅1番線高浜方に設置されている信号機の進行現示を指差し確認を行い、700系767編成「臨時(回送) 古町」行(2102列車 松山市駅−古町駅)を発車させます。

モハ717の車内(乗務員室開戸背後)から撮影

 

伊予鉄道700系767編成、古町駅の線路と信号

700系767編成「臨時(回送) 古町」行(2102列車 松山市駅−古町駅)は、松山市駅発車後しばらくするとシーサスクロッシングを渡り下り線から上り線へ転線し古町駅へ向かいラストスパートします。 高浜線松山市駅−大手町駅にて モハ717の車内(乗務員室開戸背後)から撮影

 

伊予鉄道700系767編成ラストラン

700系767編成「臨時(回送) 古町」行(2102列車 松山市駅−古町駅)は、古町駅ホームに入線せずに766編成が待つ工場建屋横の留置線へと進行します。

766編成の隣に停車すると約1時間20分のラストランは終了。767編成は伊予鉄道36年の活躍に幕を下ろしました。 モハ717の車内(乗務員室開戸背後)から撮影

 

【700系767編成車内】

伊予鉄道700系767編成 車内 廃車イベント

700系767編成クハ767の車内。京王線時代の姿を本当によく残しています。座席はシンプルなえんじ色、仕切りはパイプ型、カーテンは青色です。

 

伊予鉄高浜線、700系767編成の行き先表示

700系767編成の側扉鴨居部に設置されている液晶ディスプレイ案内表示器は「普通 高浜」行として表示されていました。車内案内表示装置は平成31年1月25日(金)から順次LED式案内表示装置からデジタル液晶ディスプレイに交換されました。 写真はモハ717。

 

高島屋冬の贈りものポスターと車内広告

700系767編成の冷房装置。非冷房の京王5100系27両を譲受した700系は、伊予鉄道入線後に冷房化改造が行われました。路面電車で採用例が多い、インバータを補助電源とする方式で冷房化改造を進められました。1両に分散式冷房装置を3基(能力10,500㎉/hのCU−127×3基、三菱製)搭載しています。画像はクハ767。


伊予鉄700系767編成ラストラン車内

700系767編成クハ767の乗務員室背後(背面)の座席。車端部とともに座席横にモケットが貼られています。

 

伊予鉄道700系767編成の運転席機器

700系767編成モハ717の運転台。無線装置が伊予鉄道仕様に取替、速度計パネル表示はフルスケール140㎞/hから80㎞/hへと変更されている以外は、種車の京王5000系時代の雰囲気を色濃く残っています。主観制御器は自動加速4ノッチ式、ブレーキ弁ハンドルは空気ブレーキのみです。

モハ727と併結の際に編成中間となるモハ717の運転台および車掌台側にはそれぞれ締切用の開戸を設け、運客仕切扉(開戸)と前面貫通扉を使用、併結時は通路以外を閉鎖できる構造となっています。

 

伊予鉄道700系767編成の車両番号

700系767編成クハ767の客室に取り付けられている車両番号プレート。「クハ」の記号は標記されず、数字のみ標記されています。

 

伊予鉄700系717号車プレート

700系767編成モハ717の客室に掲出されている車両番号プレート。クハ767と同様、「モハ」の記号標記は無く数字のみの標記です。

 

日本車両 昭和41年 銘板

700系767編成の製造所銘板。767編成(クハ767−モハ717)の種車は、京王5070系(増結用)クハ5770形クハ5780、デハ5070形デハ5080として昭和41年に日本車輌東京支店蕨工場(昭和47年廃止)にて製造されました。京王5070系はその後5100系に形式変更され、クハ5770形がクハ5850形に、デハ5070形がデハ5100形にそれぞれ変更され、クハ5780はクハ5860に、デハ5080はデハ5110に変更されました。

 

古町車両工場編に続きます。