ふなたんのブログ

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乗り物全般(主に鉄道・バス・飛行機)を撮影した写真をマイペース(極端に少ないですが)で更新。
稀に自分自身の事や考えをアップすることも。
画像の無断転載・転用は禁じています!!

近畿日本鉄道(以下,近鉄と略)は,令和5年度からアルミ製構体で製造された一般車両の大規模なリニューアル工事を開始,車両の内外装の一新を進めています。アルミ製構体の一般車両は昭和61年から量産を開始,現在は600両弱が在籍し順次リニューアル工事を行う計画です。

令和6年3月下旬以降にリニューアル工事が完了した車両から一部仕様の変更が行われています。リニューアル工事は高安検修場にて行われています。

 

レポートは2回に分け,その①では令和6年3月下旬までにリニューアル工事を終えた車両を,その②では令和6年3月下旬以降にリニューアル工事を終えた車両で,仕様変更が多い奈良線向け1026系1035編成,1233系1237編成をレポートさせていただきます。

 

本レポートでは,リニューアル工事は現在も進められているので,令和6年6月4日(火)現在を基に記述します。車両は奈良・京都線系統,大阪線系統の写真をおもに掲載,実車を調査したうえで作成していますが,全てを網羅出来ていないことを予めお断りします。

 

※:画像の無断転載・無断転用はご遠慮ください!!

 

【奈良・京都線系統】

▲1233系1233編成(VE33編成 モ1233-ク1333)+1233系1234編成(VE34編成 モ1234-ク1334),「急行 京都」行。リニューアル工事を施工した車両同士を連結した4両で組成されています。先頭部に転落防止ほろの設置や,灯具類のLED化され配置の変更,行先表示器のフルカラーLED化が行われています。外装塗色や制御装置の主要機器類の変更はありません。令和6年6月4日(火)橿原線畝傍御陵前駅にて

 

▲1233系1234編成モ1234(写真手前側)と1233系1233編成(VE33編成 ク1333-モ1233)。リニューアル工事施工車両は,外観(塗装)は現状カラーを踏襲しつつ,全般検査などで塗り重ねられた塗料をある程度,研磨を行ってから新たに塗装を行い,美装化が図られました。また側窓・乗降扉の窓ガラスは緑色のUⅤカット窓ガラスへの更新が行われています。

令和6年6月4日(火)橿原線畝傍御陵前駅にて

 

▲1233系1234編成モ1234(左)と1233系1233編成ク1333(右)との連結部分。編成両端の各先頭部には,連結時に線路への転落を防止するため転落防止注意放送に加えて「先頭転落防止外ほろ」が新たに設置されています。形状はJR西日本で使用されているものと似ています。令和6年10月運行開始予定の新型一般車両8A系にも設置されています。

乗務員室直後の車椅子・ベビーカースペースのピクトグラムは白地に青抜きから青地に白抜きと色が反転した形となっています。

乗務員室開き戸(乗務員室扉)や側引戸(乗降扉)上部に直線状の水切りが新たに設置されています。令和6年6月4日(火)橿原線畝傍御陵前駅にて

 

▲1233系1233編成(VE33編成)令和6年1月29日にリニューアル工事(ク1333に車椅子・ベビーカースペース新設含む)が完了し,1月31日(水)から営業運転を開始しました。奈良線向けでは施工3編成目となります。

近鉄は過去に路線により細かく車両を作り分けていましたが,1233系では床下や床上の機器配置の共通化が図られ,車体構造の変更も行われ以降製造される車両の共通仕様となります。1233系は平成元年から30両が製造されました。日立製作所製のVVVFインバータ制御装置を搭載しています。令和6年5月4日(土)奈良線鶴橋駅にて

 

▲1233系1234編成(VE34編成 モ1234-ク1334)。電動空気圧縮機(CP)はC-1000LRに変更されています。令和5年9月29日にリニューアル工事(ク1334に車椅子・ベビーカースペース新設含む)が完了しました。

奈良線向けでは最初の編成となります。令和6年2月に準備工事だった車内案内表示器の液晶ディスプレイが追設されました。令和6年5月25日(土)橿原線大和西大寺駅にて

 

▲1233系1234編成(VE34編成 ク1334-モ1234)。この日は,逆組成で奈良側に連結されク1333形1334が先頭に立つ姿が見られました。ク1334の連結器の左右にある箱は連結時に線路への転落を防止する転落防止注意放送用のスピーカーで,リニューアル工事前より設置されています。令和6年5月4日(土)奈良線河内花園駅-若江岩田駅にて

 

▲1233系1236編成(VE36編成 モ1236-ク1336)。令和5年11月15日にリニューアル工事(ク1336に車椅子・ベビーカースペース新設含む)を終えました。車内案内表示器は当初は未設置で,令和6年2月に液晶ディスプレイが設置されています。

令和6年5月4日(土)奈良線大和西大寺駅-新大宮駅にて

 

【大阪線系統】

▲1620系1623編成(VG23編成 モ1623-サ1773-モ1673-ク1723)。令和5年度から開始されたリニューアル工事では一番最初に行われ,令和5年7月20日に完了しました。内装デザインの一新と併せ安全設備の設置も推進され,先頭部に転落防止ほろの設置,非常通話装置を1車両あたり1台から2台へ増設,一般車両では初となる防犯カメラが設置されました。これらが以降のリニューアル工事施工車両の共通仕様となっています。

VG23編成では中間車2両に車椅子・ベビーカースペースの新設も行われています。

リニューアル工事施工当初は,車内案内表示器の液晶ディスプレイは設置されずに準備工事となっていました。令和5年11月に液晶ディスプレイが設置されています。

令和6年5月4日(土)大阪線河内国分駅-安堂駅にて

 

▲1620系1623編成(VG23編成)。1620系は平成6年から26両製造され,三菱電機製のGTO素子VVVFインバータ制御装置を搭載しています。今回のリニューアル工事では同装置の換装は行われていません。令和6年5月4日(土)大阪線鶴橋駅-大阪上本町駅にて

 

▲1220系1221編成(VC21編成 ク1321-モ1221)。令和5年8月17日にリニューアル工事(モ1221に車椅子・ベビーカースペース新設含む)を終えました。準備工事だった車内案内表示器の液晶ディスプレイを令和6年2月に設置。

1220系は昭和62年に6両が製造された大阪線用の車両です。車体は裾絞りが付いています。

日立製作所製のGTO素子VVVFインバータ制御装置を搭載しています。

令和6年5月4日(土)大阪線大和高田駅にて

 

1220系1222編成(VC22編成 モ1222-ク1322)。令和5年9月7日にリニューアル工事(モ1222に車椅子・ベビーカースペース新設含む)が完了。令和6年3月に車内案内表示器の液晶ディスプレイが設置されました。 令和5年9月23日(土)大阪線鶴橋駅-大阪上本町駅にて

 

▲1422系1422編成(VW22編成 ク1522-モ1422)。令和5年9月7日リニューアル工事(モ1422に車椅子・ベビーカースペース新設含む)が完了し,令和6年3月に車内案内表示器の液晶ディスプレイ設置が行われています。

1422系は昭和62年から12両が製造されました。近鉄初,そして架線電圧1500Ⅴの鉄道車両として初のVVVFインバータ制御車両として登場した1250系(現1420系)の量産車1250系として登場しました。車両番号は1250系1251編成に続いて1252から付番されました。

三菱電機製のVVVFインバータ制御装置を搭載しています。日立製のVVVFインバータ制御車両1220系列の増備伴い,平成2年に改番され現在の形式・車両番号に改められました。

令和6年5月7日(火)大阪線大和高田駅-松塚駅にて

 

1422系1423編成(VW23編成 ク1523-モ1423)。令和5年10月26日にリニューアル工事(モ1423に車椅子・ベビーカースペース新設含む)を終え,令和6年2月に車内案内表示器の液晶ディスプレイが設置されています。 令和6年5月4日(土)大阪線高安駅にて

 

▲1422系1425編成(VW25編成 ク1525-モ1425)。令和5年12月28日にリニューアル工事(モ1425に車椅子・ベビーカースペース新設含む)完了。車内案内表示器の液晶ディスプレイはリニューアル工事と同時に設置されています。

令和6年5月4日(土)大阪線大和八木駅-耳成駅にて

 

【名古屋線系統】

▲1230系1232編成(VC32編成 ク1332-モ1232)。令和5年8月17日にリニューアル工事(モ1232に車椅子・ベビーカースペース新設含む)が完了し,令和6年3月に車内案内表示器の液晶ディスプレイを設置しました。

1230系は平成元年に4両が製造され,日立製作所製のGTO-VVVFインバータ制御車です。

1220系の増備車として発注されましたが,各線区でまちまちだった仕様をまとめて共通化する計画途上で製作されていたため,急遽可能な部分を設計変更し製造しました。1220系の車体構造を踏襲しつつ,設計変更が間に合った箇所には共通化仕様となり,1230系と新たな形式となりました。平成12年からワンマン運転化改造が行われました。

VC32編成 「ワンマン」表示はリニューアル前は方向幕に表示されていましたが,リニューアル後は車掌台側前面窓内側から特製プレートを掲出する形になっています。

令和6年1月28日(日)鳥羽線五十鈴川駅にて

 

【南大阪線系統】

6400系6405編成(Mi05編成 ク6505-モ6405)。令和6年2月7日にリニューアル工事(モ6405に車椅子・ベビーカースペース新設含む)が完了しました。リニューアル工事と併せてVVVFインバータ制御装置の換装を実施しました。

6400系は南大阪線系統初のアルミ車体,GTO素子VVVFインバータ制御装置車として昭和61年から2連編成6本が製造されました。近鉄では1250系(現 1420系),3200系に次ぐ3番目のVVVFインバータ制御車両となります。日立製作所製のGTO-VVVFインバータ制御装置を搭載しています。令和6年5月5日(日)長野線喜志駅-富田林駅にて

 

6400系6405編成モ6405に搭載されているVVVFインバータ制御装置。リニューアル工事に併せ制御装置が換装されました。リニューアル工事施工車両では初となります。

令和6年5月5日(日)長野線喜志駅-富田林駅にて

 

▲6400系6406編成(Mi06編成 ク6506-モ6406)。令和6年3月15日にリニューアル工事(モ6406に車椅子・ベビーカースペース新設含む)が完了しました。Mi05編成とは異なりVVVFインバータ制御装置の換装は行われていません。

令和6年5月5日(日)南大阪線今川駅にて

 

【前面】

1233系1233編成モ1233の前面。リニューアル工事で前照灯(以前は上部)と列車種別表示灯および後部標識灯(以前は下部)は,LED灯に更新を行い設置位置を入れ替えています。列車種別表示灯は入れ替え前と変わらず,快速急行・回送・試運転は両側が点灯,急行は右側のみ点灯,準急・区間準急は左側のみの点灯,普通列車は点灯せずとなっています。

令和6年6月4日(火)橿原線畝傍御陵前駅にて

 

1220系1222編成モ1222の前面。リニューアルで,列車種別・行先表示器は従来の幕式からカラーLED式に更新されています。列車種別・行先表示器の標記は日本語と英語・ローマ字標記が一定の間隔で交互で標記されます。

令和5年9月23日(土)大阪線鶴橋駅-大阪上本町駅にて

 

▲1422系1422編成ク1522の前面。奈良・京都線系統と大阪線・名古屋線系統では車両の向きが逆となり,主幹制御器の抑速制動の刻みが異なり,電気連結器の配線(出)も違うなどがあります。令和6年5月4日(土)大阪線鶴橋駅-今里駅にて

 

【先頭転落防止ほろ】

▲リニューアル工事1回目施工車両の編成両端の各先頭部には新たに「先頭転落防止ほろ」が設置されました。ほろ設置にともない小型の看板掛けはほろ取付部分(補強部材)に移設されています。写真は大阪線系統1220系1221編成ク1321の前面です。

令和6年5月4日(土)大阪線大和高田駅にて

 

先頭転落防止ほろは,車両連結面間に設置されている転落防止ほろと形状は異なります。

写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424。令和6年3月10日(日)

 

【側面行先表示器】

▲側面の列車種別・行先表示器も先頭車前面と同じく従来の幕式からカラーLED式に更新されています。写真は大阪線系統1220系1221編成ク1321。令和6年3月10日(日)

 

▲列車種別・行先表示の英語・ローマ字標記。駅ナンバリングの番号も併せて標記されます。

これらは,リニューアル工事未施工車両でカラーLED式に交換された編成と同仕様となっています。写真は大阪線系統1220系1221編成ク1321。令和6年3月10日(日)

 

【車内】

▲リニューアル車の客室内。内装は令和6年10月営業運転を開始予定の新型一般車両8A系に準じており,壁は木目調のメラミン化粧板,床敷物は円形模様,座席表布は花柄となっています。

リニューアル車両は,縦手すり設置にともない定員が変更されています。

写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424の車内。令和6年3月10日(日)

 

同じくリニューアル車の客室内で乗務員室側から撮影。運転席後方の座席は優先座席となっています。 写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424の車内。令和6年3月10日(日)

 

▲車端部の様子。片側が優先座席です。優先座席の縦手すりとつり手は座席の色と同じオレンジ色となっています。優先座席のつり手は高さが全て低いものとなっています。

写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424の車内。令和6年3月10日(日)

 

▲同じく車端部の様子。上の写真と異なり両側が優先座席となっています。床には識別のため「優先座席」と大きく書かれたステッカーが貼付られています。

写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524の車内。令和6年3月10日(日)

 

【座席】

▲扉間の座席。定員着座と安全性確保のため新たにスタンションポール(握り棒)を座席中央に設置しています。座席は7人掛けから6人掛けとなり1人当たり500㎜を超える座席幅となりゆとりを持たせています。写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524。令和6年3月10日(日)

 

▲乗降扉間に設けられている優先座席も一般席と同じ6人掛けへとなりました。

写真は大阪線系統1422系1424編成モ1524。令和6年5月7日(火)

 

▲車端部の優先座席。一般席と同じくスタンションポールが設置されています。

写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524。令和6年3月10日(日)

 

▲リニューアル工事車両の座席表布は,華やかな日常を演出するアイテムとして,花柄をモチーフにしています。デザインは一般席・優先座席とも共通となっています。一般席は赤色系の表布,優先座席はオレンジ色系の表布です。写真は南大阪線系統6400系6405編成ク6505。

令和6年5月5日(日)

 

【日除け】

▲側窓はUVカット窓ガラスに交換されましたが,日除けカーテンも青色系の格子模様から白色系に変更されたうえで引き続き使用されています。VG23編成の中間車に設置された車椅子・ベビーカースペースの側窓の日除けはフリーストップカーテンに交換されています。その他の側窓に設置されている日除けカーテンは,溝にカーテンの端を引っかけるタイプが引き続き使用されています。写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424。令和6年5月7日(火)      

 

▲優先座席の日除けカーテンも白色系に交換されていますが,側窓に貼られている「優先座席」表示のステッカーが日除けカーテンにも貼付られています。

写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424。令和6年5月7日(火)

 

【座席袖仕切】

▲各座席端部に半円形の大形袖仕切が新設されました。縦手すりを併用した強化ガラス製で,安全性と快適性を向上させています。写真は南大阪線系統6400系6405編成ク6505。

令和6年5月5日(日)

 

【乗降扉】

▲各乗降扉の両端に設置している縦手すりは,子どもに手すりを握ってもらうことで,戸袋に手が引き込まれるのを防止するため,下部に長さを延長したものに更新されています。

各乗降扉左右に非常用設備のご案内が貼られています。

写真は南大阪線系統6400系6405編成ク6505。令和6年5月5日(日)

 

▲各乗降扉の床は注意喚起として視認性の良い黄色が添えられています。

写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424。令和6年3月10日(日)

 

【床敷物】

▲床は水面に広がる波紋をイメージさせる円形模様として,空間としての落ち着きを持たせるため,ダーク調の色使いとしています。写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524。

令和6年3月10日(日)

 

【車内案内表示器】

▲乗降扉上部の42インチ大形画面のLCD表示器は,1両あたり4台設置されています。次駅案内や各種案内を多言語で表示し,宣伝動画も流せる仕様となっています。近鉄一般車両のLCD案内表示器は一部の車両に導入されていますが,今回のものは横長の大形となり2画面相当の表示ができます。また国内の鉄道車両では日本一大きな車内案内表示器です。

写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524。令和6年3月10日(日)

 

▲各乗降扉のかも居下部(車内案内表示器・防犯カメラ)に設置した赤色の扉開閉表示灯が扉の開閉に併せて点滅します。写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524。令和6年5月7日(火)

 

【防犯カメラ】

車内案内表示器の各対面となる乗降扉上部には防犯カメラを設置しています。非常通話装置の設置位置をわかりやすく案内するため,各乗降扉に案内ステッカーを貼付ています。

写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524。令和6年3月10日(日)

 

▲近鉄は列車内の安全性向上と犯罪の抑止を目的に,在籍する約1900両の全車両へ防犯カメラを設置(一部の特急車両には設置済み)することとしており,令和10年度末までに設置を完了する見込みです。令和6年度からは,防犯カメラの映像および音声を携帯電話回線を使用し,運転指令など遠隔で確認できるシステムも運用を開始する予定です。

写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424。令和6年3月10日(日)

 

【つり手】

▲握りやすさに配慮した新形状のつり手採用し,設置高さにも変化が付けられています。

写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424。令和6年5月7日(火)

 

▲出入口付近にも新形状のつり手が増設されました。写真は南大阪線系統6400系6405編成ク6505。令和6年5月5日(日)

 

【天井】

▲天井の化粧板は白色系のものに張り替えられています。写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524。令和6年3月10日(日)

 

【車内照明】

▲天井の車内照明はLED化され,従来の灯具カバーを廃止し間接照明とすることで,まぶしさを軽減しています。写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424。令和6年3月10日(日)

 

【車内放送スピーカー】

▲車内放送スピーカーは新形状のものに更新されています。写真は大阪線系統1220系1221編成ク1323。令和6年3月10日(日)

 

【車椅子・ベビーカースペース】

▲乗務員室仕切部分直後に車椅子・ベビーカースペースが設置されています。

写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524。令和6年3月10日(日)

 

【非常通話装置】

非常通話装置は1両あたり1台から2台に増設されました。国土交通省策定「車内非常用設備等の表示に関するガイドライン」基づき表示内容が変更され,話し口に人のピクトグラムを配置するなど,緊急時にも直感的に使えるよう工夫されています。

妻面の化粧板のみ柄がはいった白色系でデザインのアクセントとなっています。
写真は大阪線系統1422系1424編成ク1524。令和6年3月10日(日)

 

【貫通扉】

▲連結部分の貫通扉は,操作性を向上させたアシストレバー・自動開閉機構付のものを採用しています。写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424。令和6年3月10日(日)

 

▲連結部から見た貫通扉。小さな力でも開閉が容易なアシストレバー付となっています。

写真は大阪線系統1422系1424編成モ1424。令和6年5月7日(火)