海外レースは全く考えていなかったのですが、
”AbbottWMM年代別世界選手権”というきっかけがあったとはいえ、
超物価が高いアメリカに円安の時期に、そこまでの金額と時間を
かけて参加する意義があるのかと悩みました。

AbbottWMM年代別世界選手権は以下の記事参照

 


ただ、還暦が迫ってくる年となり、海外に旅してフルマラソン
走れる時間はあとどれだけ残っているだろう、ツアーではなく
夫婦で海外旅行できる体はあと何年残っているだろうかと思い
参加を決めました。

 それは、45歳、50歳と年を重ね、以前のように何事にも
エネルギーを注げることができず、傾けるエネルギー(度合含めて)を
取捨選択を迫られることが年々強く実感しています

 また、突然やってきたコロナによるパンデミック。
当初の想定以上に3年近く海外に行くことが難しい、
こんな外的要因も大きな要因でした。

いつまでこの体力、この環境が続く分からない状況を考えると
”出来る経験”はお金に代えがたいと思い、参加を決めました。

この本でいうルール7「やりたいことの『賞味期限』を意識する」ですね。
 
 ちょうどそんなことを考えていた2、3年前、
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス著)に出会い、現状の自分の信条に近いかと思いいまだに共感し何度も読み直しています。Audible なので聞くだけですが。

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』の目次
本書は以下の9章構成で書かれています。

ルール1「今しかできないこと」に投資する
ルール2 一刻も早く経験にお金を使う
ルール3 ゼロで死ぬ
ルール4 人生最後の日を意識する
ルール5 子どもには死ぬ「前」に与える
ルール6 年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
ルール7 やりたいことの「賞味期限」を意識する
ルール8 45~60歳に資産を取り崩し始める
ルール9 大胆にリスクを取る

タイトルからして、死ぬときのお金をゼロと考えがちですが
(章立てでいうと3章(ルール3) ゼロで死ぬ )、
長生きした時のリスクもありゼロにはそれほどこだわらない
のですが、2章(ルール2)、6章(ルール6)、
7章(ルール7)あたりの説明が共感しています。


先ほどの”傾けるエネルギー”をこの本では、
”ライフエネルギー”という言葉で表現されています。
ライフエネルギーとは、人が何かをするために費やす
エネルギーであり仕事で得たお金は、稼ぐために
費やしたエネルギーの量を表しています。

また、若いころは写真を撮っていませんでしたが、
デジカメ、スマホの発達で旅行先などでは積極的に
写真を撮るように心がけています。
最近では、Google Photoなどから***年前の思い出など、
思い出すきっかけが増えました。

この本でも、人生の最後を迎える頃、体が動かなくなり、
昔の経験(記憶)を振り返るシーンが出てきます。
その時に重要なのが、合計された経験の豊かさが、
どれだけ充実した人生を送ったかを測る物差しになり
この本ではお金をかけてでも経験(記憶)作りの重要性が
書かれています。

 思い出作り(経験、記憶)は”投資”、その思い出を
振り返る度に”配当”としてもらえます。
 その計画(記憶)の配当を得るために、まずは思い出作りから
はじめなければいけないといいます。思い出すたびに満足度が
あがる(配当が多くなる)ため若いほどいいもと行っています
(ルール2「一刻も早く経験に金を使う」)

 また、いつまでこの体力、環境が続く分からない状況を
考えると~はこの本でいう

ルール6年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
ルール7「やりたいことの『賞味期限』を
意識する」に近いでしょうか。
 
今後は、つくばマラソン、勝田マラソン、東京マラソンと続きますが、
他の、海外マラソンもいずれ出たいと思っています。
どちらかというと次は欧州(春のロンドン、秋のベルリン)か。

まずはベルリンマラソンの抽選にでも申し込もう
もうかと思ってきた今日この頃です。

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