私は産まれた時に片側の足だけ

股関節脱臼でした。

その当時はサポータではなく

ギブスをずっと足にはめている

治療でした。

 

 

2歳くらいまで!?か何歳か確かな

年齢は覚えていませんが、ギブスを

はめている期間に、すごく泣いて

いた記憶が有ります。

 

 

鮮明にその泣いていた部分だけ

今でも浮かびます。

それは歩きたくて、歩きたくて

ギブスの不自由さにギャン泣き

しているのですが、ギブスを

はずしてしまうと、治療が出来ず

不自由な足になってしまいます。

まだ2歳くらいなので、ギブスの

意味も分からず泣き続けているの

です。

 

 

そうしたら母が今で言う逆ギレして

「もういい 外しなさい!」と

すごく怒って言っていて、

母の逆ギレの雰囲気を察して

泣き止んだのです。

 

 

2歳の記憶があるの?と思う方が

ほとんどだと思いますが、

その場面だけ不思議と記憶の中に

ずっと残っているのです。

 

 

そして今60代半ばになり

股関節脱臼で産まれたほうの足に

痛みが出て、今は通院をしています。

母は47歳で亡くなっているので

どちらの足が悪かったのか

今となっては聞けませんが、多分

痛みが出るのは脱臼して産まれた

足の方だと思います。

 

 

痛みも出なかった60年以上

人が歩く事は、当たり前だと

思っていたので、歩ける事に

感謝した事がなかったのですが、

このまま足が悪くなったら

本当に歩きずらくなる可能性や

普通に歩く事さえ不可能に

なる可能性もあるのです。

 

 

母が幼い時に治療してくれた

大切な足でした。

歩ける事が当たり前だと思って

長年過ごしてきた自分に反省をして

歩ける事に感謝したいと思います。