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ファンの方は今すぐお帰りください。
気分を害されても責任取れません。
ロリィタさんの間で、ある映画が話題になっていて。
嶽本野ばらのハピネスが発表より20年近く経った今、映画化されます。
でも、映画化については私は冷めた目で見ています。
嶽本野ばらの作品はロリィタを着るようになった頃、一時期読んでいました。
ハピネスも読み、作品に登場したお洋服はInnocent Worldがメイン。
当時はどれも素敵なものばかりで結構お迎えしていて。
モデルさんも詳しい情報は一切明らかにされていない、外国人の可愛い子が多くて素敵でした。
でも、嶽本野ばらが大麻で逮捕されてからは一切読まなくなり、思い返せばエロティックな要素が多く私には受け付けなくなってしまって。
ハピネスも性的要素が多くあり、特に中盤にかけては生々しかったのを覚えています。
予告版を見た限り、原作とは大幅に変わっていそうな気がしますね。
まず、原作では登場人物に名前がなかったけど、映画ではわざわざ原作者が名付けるほど存在していて。
名前が出てくる時点で映画は期待するべきではないと思いました。
大きく異なるのが主人公の姉の存在。
完全にオリジナルキャラクターかなと思ったら、原作で少し存在について触れる程度。
彼女が主人公にどのような影響を与えるのか気にはなります。
RもしくはPG12指定なら原作通りにベッドシーンも多く出そうな気がしますが、いずれも当てはまらないので大幅にカットが予想。
その分主人公の姉で埋めているのかなと思います。
そして、原作通りにInnocent Worldのお洋服が多数映画には登場します。
お洋服も発売されることになりましたが、販売方法があまりにも常連びいきで初見客を寄せ付けないやり方。
メインで登場するお洋服や小物は、スペシャルメンバーと呼ばれる常連客のみで完売。
元々イノワの販売方法は消費者にやさしくないと思っていますが、あまりにも今回はひどすぎる。
転売も出回っていそうだけど、ブランドとしては我関せずなのでしょう。
イノワ・お洋服が好きでよくお迎えしてくれるロリィタさんも大事にはしてほしいけど、映画を見てロリィタファッションに興味を持ってくれる方は多いはず。
また、普段他のところでお迎えしていても、特定のお洋服が気になっている一般のロリィタさんももちろん多い。
そんな新規のお客さんを見逃していたら、自分の首絞めることになりますよ。
そんなに人気出るなら、せめて欲しい人がみんなお迎えできるよう、受注生産にしてよね。
しつこく思われそうだけど、私はいまだに3年前にデザイナー兼社長の発した初見お断りという暴言が許せない。
可愛いお洋服に罪はないけど、その言葉のせいでブランドが嫌いになった。
今回のお洋服のせいで、映画化についてはさらに白い目で見るようになりました。
果たして、来週末からの公開でロリィタさんの反応がどうなるか気になるところです。