久しぶりに、ダンと約2週間余りを一緒に過ごして、

あらためて、ダンの心地よさと、私の心地よさは違うところにあると感じた。

 

 

ダンは食べることが好きで、美味しいものを作るのも好きだ。

そして、色んな料理をたくさん並べて、美味しく食べてもらうのも好きだ。

 

 

一方、私は、確かに美味しいものを食べたい欲求はあるけど、

ダンに比べれば、関心はかなり薄い。

 

 

それよりも、住空間を美しく清潔に整えて過ごすことにとても喜びを感じる。

と言っても、私が満足すればそれでいいというレベルなのだが。

あとは、一人静かに過ごす時間も心地よくて、大好きだし、

自分で自分の毎日を100%コントロールできるのも心地いい。

 

 

だけど、ダンが戻ってきて、

私の心地よさ度がグンと落ちるのを感じた。

 

 

今までほったらかしで、草も木も伸び放題、荒れ放題だった庭を

キレイにしてくれたにも関わらず、

毎日、美味しい食事を作ってくれたにも関わらず、

バイクに乗せて、行きたいところに連れて行ってくれたにも関わらず、

ダンがいる割には、自分のペースで生活していたにも関わらず、

 

 

感謝よりも、それ以上に、

日々の生活の中で感じるいくつもの小さな小さな心地悪さの方が勝っていた。

 

 

例えば、食事の時、ダンは箸をもったままドレッシングやソースを取ったりするのだが、私がダンの右手側に座っているので、

箸の先端がこっちを向いて、刺さりそうになることだったり、

キレイに使っている鍋の底が早くも焦げ付き始めたことだったり、

疲れて帰りたいのに、励まされて無理やりさらに進むことを促されることだったり、

ピチャピチャと爪を噛む音が聞こえてくることだったり。。。

 

 

やっぱり、もう一緒にいるのは、違うんだなあと改めて思った。

 

 

以前なら、こんな私はなんてひどい奴なんだ、恩知らずなんだとか、

これくらいのことでイラっとするなんて、なんて器の小さいやつなんだとか、

自分を責めていたに違いないけど、

今は、私の心地よさはそこにはなかったんだなと、

ただ、そう思えるようになったのが、自分に優しくて嬉しい。(笑)

 

 

結婚生活を送っていた時は、

小さな小さな心地悪さに関しては、

しょうがないことだとあきらめていたし、

今回だって、ダンのいる間はあきらめていた。

 

 

ダンが悪い訳でもないし、いちいち言うのも、なんか違う気がして。

だけど、この小さな小さな心地悪さの積み重ねが

過去、自分の気分の悪さをどんどん底上げしていってたのかもしれない。

 

 

別れてからこれまで、ずっと気分よく来られたのは

今まで、自分のベースにあった日々の小さな心地悪さが一掃されたからだと思う。

そして、自分の心地よさを大切にすることにフォーカスできるようになったからだと思う。

 

 

久しぶりに、ダンと生活を共にすることで

あらためて、自分が何に喜びを感じるか、

心地よさを感じるか、幸せを感じるかに、強く意識を向けることができた。

自分自身を知るってほんと大事。