アマゾンでおすすめされたので中山七里の

「護られなかった者たちへ」をkindle読み上げサービスで読了。

以下、wikiより

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2017年12月の時点で受給している世帯が全国で164万世帯あるという生活保護の実像を描いた社会派ミステリー。宮城県警捜査一課の刑事である笘篠誠一郎と、元模範囚の利根勝久、2人の目線で物語は並行して進展していく。

出版社側から、仙台を舞台にした物語を書いてほしいというオーダーがあったため、テーマはすぐに決まったという。そのうえで著者の中山は、国が予算のために生活保護受給者の調整や申請を却下する〈水際作戦〉や、受給する側の〈不正受給〉など生活保護の実態について「人並みには怒ってますよ」とは述べつつも、本作は決してそれを主張するためのものではなく、様々な問題を知ったうえで、役所側の職業倫理や公私の葛藤についても考えられるよう配慮し、2016年1月から執筆を開始した。また、天才ピアニストや悪徳弁護士など特異な人物が登場する作品を書くことが多いなか、本作では市井の人々の絶望と喜びを描く必要があったため、登場するキャラクターは全て“普通の人”に設定された。そして、「事件の犯人はわかっても、物語の犯人は読み終えた後も誰にもわからない、現時点での最高傑作です！」と自負する。

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ミステリーというよりも生活保護についての解説小説。

中山七里がミステリー作家だからミステリーに寄せて描いたけども。。　って感じで読みました。

今の日本で餓死する人たちがいる、エアコンがつけられず（外されて）熱中死する人がいる。

ニュースで見聞きし、驚くばかりですが身近にそのような人がいないので「本当のことなのか、一部の極端な例を報道しているのではないか」と疑っていました。

朝ご飯を食べてこない子供が大勢いるから学校で軽食を朝配ろうかという取り組みも聞いたことがあります。

地域によるのでしょうか。

私に何ができるのでしょうか。

ほぼ悠々自適の一人暮らし（豊かさへの期待値が低めなのでスーパーで割引商品ばかりを購入していても自分のことを悠々自適ととらえられる程度の楽観性がある）の私は子供も巣立ってにゃんこ２匹との生活です。

近所に貧困層と自覚される方がいるならマッチングアプリなどあればごはんくらい招待したいところです。

もしかしてそのようなマッチングアプリありますかね。

老いたりとはいえ女の一人暮らしなのでちょっと腰が引けるところもありますが、ごはんの提供やお風呂の提供くらいなら喜んで申し出したいところです。

市役所に聞いてみるべきでしょうか。

あと、夫婦でなくとも養子縁組ができるならば小学生くらいの一人で留守番できる子供の面倒が見られるのではないか、、と思うこともあります。

ただ、私の子育てが成功したとは言い難いので、（とはいえ、子供たちの持ち前の性格なり根性が良かったらしく社会人として立派にやってますね）離婚もしてしまったし、おいそれと人の子をもらうには、、、迷いが大きすぎます。

多分、保護猫１匹もらえない私のような不適格者に子供を預ける人がいるとは思えませんが、

寄付は年に数万円するのですが、実働してないから後ろめたく感じてしまう。

遠島けいを殺したのは私でもあるのでしょうか。

けいさんとかんちゃんが一緒に夕飯を取っていた時のやり方が

ごはん代をかんちゃんのお母さんが出す　というのはすごくいいアイデアだと思いました。

これは共存の在り方で、施しでないところがすごくいい。

けいさんもボランティア。

私がけいさんなら、お金が無くなりそうな段階でもう明るく暮らしているなんて無理なんです。

万引きして務所暮らししますかね？？

世間に迷惑をかけてはいけない　と固く信じていたけいさんには選択外のことですが、、、。

読書感想 護られなかった者たちへ

読書感想　護られなかった者たちへ