迷ったとき、辛いときに時々ブログを拝見して勇気づけられていました。でもなんとか、受験生の親を卒業できましたので、お便りします。

 

こんにちは!

受験生の親を卒業ですか。

やれやれですね。

 

やれやれにゃ

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我が家は子供は3人で、医学部に行けとは言いませんでしたが、本人からみて両親医者、祖父も医者、叔父とかも医者でしたので、継ぐべき病院はありませんが、暗黙のプレッシャーはあったかもしれません。

 

医者一族・・・すごい滝汗

 

自分たち(子供からみたら両親)はあまり苦労しないでなんとなく医学部に行ってしまったので、子どもたちに良きアドバイスが出来ませんでした。いつも「あんたたちの話は参考にならん」と怒られてました。

 

昔も難しい医学部でしたが、国立医学部は今は日本最高峰の受験となってしまいましたからね・・・。

#1 1浪男 旧帝医学部
 一応は地元名門中高一貫校に行き、周りがみんなそうなので地元の旧帝医を受けて玉砕。とても受かる校内順位ではなかった。。。後期は教室ほとんど受験生いなかった、あれは受かるんじゃない? と言っていたのに、玉砕(点数開示でも全然足りず)。私医に行くなんて、、、ということで、はじめから受けず浪人大手予備校へ。浪人中はゲームにはまりかけたり心配なこともありましたが、夏頃から急に成績が伸び始める。医学部にそこまでこだわりもないため、練習兼ねて気象大受けて2位で合格。模試の結果も安定的にA〜Bでの無事合格。まあ現役中まともに勉強していなかったのですね。。。家でそんなに勉強している姿みたことなし。浪人中は塾で20時までは勉強してくると言っていて、機械のように毎日きっかり同じ電車で帰ってきてました。

#2 2浪男 地方医学部
 兄と同じ中高一貫を受けるも残念で、2〜3番手の学校。学生時代は楽しくは過ごしていた、つまりまともに勉強していなかった。現役時代は防大(医ではない)は通った。まぐれで共通テストも思いがけず総合ではまずまずの点数なものの文系科目のおかげ。理系科目は惨憺たる状態。九州地方医を出願するもわずかの点数差で不合格。後期はとても出せる点数ではなく浪人へ。理科が試験科目にない医学部があるなんて初めてこのとき知りました。
 1浪中は基礎が出来ていないから大手予備校では無理かなということで、中規模の少人数の医学部専門予備校(医学部専門のF)の国公立クラスで学び、数学の先生との相性がよく数学が劇的にのびるも、理科が駄目。共通テストが難化した年でもあり、共通テストもイマイチで残念。練習でうけておいた防医もだめでした。
 2浪目も同じ予備校に行っていましたが、今度はそれなりに理科も勉強したよう。今までとは帰って来る時間も遅くなり勉強はしていたようです。ただ防医は残念。共通テストでは平均点しかとれなかった理科で物理満点、化学も9割。もうこれ以上浪人はないということで安全牌で出願。親としてはこの点数ならもう少し上の国医に出しても、、、と思いながら本人の意向を尊重。流石に2浪だと万一のときのために私大ということで、地元私医も受験。1浪のときは補欠も駄目でしたが、今回は正規合格。力試しの関西の某医は残念でしたが、そのまま地方医に合格。やっと春がきました。
 2浪目は、普段のことに干渉しないで完全に本人に任せました。

#3 現役女 地方医学部
 地域では名門の中高一貫でしたが、学校があまり受験向きの勉強をしてくれなかったので、勉強のやり方に困りました。大手予備校の現役コースに通った時期もありますが、現役コースは夜が遅くなり、通学時間がもともと長いところでさらに遅くなり体力的にも限界。Z会と長期休暇は予備校の講習会。本人はコツコツタイプですが、予備校の授業でなく通信添削だけだと我流のやり方になりいろいろな勉強方法を見ることなく終わるのではないかと心配しました。模試でもひたすらE〜D判定、現役は最後までわからないと言われても、実力が測れなくて困りました。
 練習もかねて気象大受けてみたら、ということで受けておいたら、得意分野がぴったりあたったということで順位は低位ながら合格。医学部だめならお天気お姉さんでもいいと。その後共通テストは8割ちょっと、、もう少し欲しかったと心の中で思えども、ぐっとこらえて褒めて出願先選びへ。やはり浪人したくないのでセンターリサーチと2次の問題も見てみてボーダー近くよりはA〜B判定の大学か、、、2大学候補となるも、片方は受験の宿が全くなく、少しレベルは落とすことになるが、もう一つの候補へ出願。
 上二人をみているので、絶対浪人はしたくない、ということで地元私医も受験。合格するものの、ほとんど最低点でなんとか正規合格という状態で国立医受験へ。(このあたりは兄から聞いていた私大の受験のテクニックが有用だったようです)。なにか受かっているという状態の受験は精神的には楽だったようです。これは2浪人の次男も言ってました。
 本番は数学はかなり解けたものの、物理が難しかったようで、本人は感触は5分5分。でも残念ながら不合格。数日泣いて寝込んでました。やっと復活して私大に授業料払って入学準備して、、、というところで、国立の欠員追加合格電話。一週間後は入学式という状態での追加合格で、それからは疲れている暇なく、引っ越しの準備して、翌々日には現地に赴き入学手続きとアパート探し、そのまま家に帰ることなく入居という怒涛のスケジュールでした。
 本人が言うには、自分だけ私医に行くことで、親に負担をかけたという負い目を負いたくないという気持ちはあったと。

 

三人ともよく頑張りましたね。

見守り支える親はさぞや大変だったと思います。

 

 医学部受験はちょっと特殊で、一度目指すと降りれなくなってしまうんですよね。

 

あ、よくわかります。

 

ここまで医学部のために頑張ったのに、、、とか2浪までしたのに医学部を諦めるなんて、、、とか。さらには国立と私大の授業料があまりにも違うのもこれに拍車をかけるのでしょう。目指す際にはそれなりの心構えが必要になるかもしれません。

 

そうですね。浪人すればするほど切り替えにくくなりますね・・・。

 また今年の医学部入試は、我が家だけではありませんが、皆落として出願してきているように思います。そのため地域のトップ旧帝医などはあまり影響ないでしょうが、その中堅以下の地方医が難化しているように感じました。

 

手堅く医師になる選択をするとそうなってくるのでしょうね。

 

そのため私医も辞退者がなかなか出ず、補欠も回りにくかったところもあるようです。

 

私立医は補欠が一巡すると言われていますが、回りにくい状況でしたか。

 

前期C判定でも足切りとか、後期B判定なのに足切り危なかったとか、そんなこともある状態だったです。でも足切りさえ突破すれば普通の倍率だったようで。。。

 これからの皆様のご健闘をお祈りします。

 

なかなか聞けない、医学部医学科の受験のお話を教えていただきありがとうございました。

受験生の母、卒業おめでとうございます。

まだまだ学費や医師国家試験などあるとはいえ

とりあえず子育てが一段落という感じですね。

 

3人も医師を育てていただき感謝します。

 

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