世界史の勉強法についてです。
現在、大学3年生になる娘が高校生の時の勉強法ですから、情報としては少し古いですが、参考になればと思いメッセージを送らせていただきます。


marimcreamさんが書かれていたように、定期テスト対策であれば、教科書、図録と授業ノート・資料が基本になると思います。

まずは、授業。娘の高校では、授業はレジュメが配られていたのですが、授業を聞きながら、レジュメを埋めることだけでなく、先生の話された歴史のエピソードなども細かくメモしていました(時には、先生の言った冗談まで)。
あとで、授業内容を思い返す(振り返りをする)とき、役立っていたようです。

何度も思い出すことで忘れなくなるのですよね。
なので思い出しやすくするエピソードは意外と大事。

定期テスト前には、試験範囲の内容(出来事の背景、出来事のつながり等を含めて)を娘が語り、それを聞いて、窓に張った「どでもsheet」(白板の代りです)に、母が書きとっていきました。

そして、母が聞いていて疑問に思ったことは、娘に質問して確認していきました。娘が母に授業をしてくれているというような感じです。  

世界史は全くの素人(高校時代にやっただけ)の母でしたので、娘にした質問も意図的な内容というより、ホントに単純に「あれ?」と思ったことをそのまま聞いていきました。そんな母にわかるように説明することで、娘自身も自分の思考を整理し、自分で不足している部分に気づくことができていたようです。

歴史は、「暗記科目」と言われますが、単に「文字」として暗記したのでは使えません。

歴史の出来事の縦と横のつながりを自分の中で創っていくことが必要なのではないかと感じています。

「世界史」をおもしろいと感じることができれば、「どうしてこうなったのだろう?」、「この時、まわりの国はどうなっていた?」、「その後はどうなったのだろう?」等々、どんどん知りたいことが出てきて、自分で整理して、繋げていくことができるようになっていく。

「得意になる」とは、そういうことではないかと思います。
娘はセンター試験(世界史B)では、1問ミスして、残念ながら満点は逃がしましたが、十分な得点は取れましたし、二次試験の論述もそれなりに書くことができたようです。

ちなみに、娘が使っていた参考書・問題集は次のようなものでした。

【詳説世界史研究(山川出版)】
内容が詳しいので、教科書だけでは見えない部分を補ってくれます。見えない部分が見えるようになると、歴史が一つのストーリーとしてつながってきます。

【世界史B一問一答(東進ブックス)】
高校の副教材で、受験まで、とにかく繰り返しやっていました。
現在は、【斎藤の世界史B一問一答 完全網羅版 (学研)】になっています。



大学の入試問題の中には、リード文(問題文)が優れたものがあって、それを読むだけでも勉強になると言っていました。定期テストというより受験対策として使っていました。

勉強方法は、人それぞれです。一つの方法として、参考になればと思います。

メッセージをありがとうございます。
詳しく教えてくださって感謝です。


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