繰り上げ待ちの母」で取り上げていただきました者です。」

そう言えば検索ワードですが、、、

「愚息」「大学受験」とかそのような類いでした。

検索ワードに「愚息」が入っていたあたりが
私の苦悩を物語っております。(苦笑)


愚息検索で引っかかる
ブログをかいてしまったあたりが、
marimcreamの苦労も物語っております。(爆笑)
さて、本日その長男は国立二次試験に向かいました

浪人なのに、実は初の二次試験なのです。

現役でも足切りには合いませんでした。
でも初受験なのです。

去年何が起こっていたかというと
うちのバカ息子は
親に黙って二次出願をしていなかったのです。 

理由はセンター試験で
二次での配点が大きく響く科目でしくじったから
です。

チャレンジして駄目ならともかく
受けずしての敵前逃亡という敗北に
特に夫の怒りはものすごくて
息子との衝突を和らげるために苦心しました。

今思えば今年も去年も
「楽して取りたい」気持ちが大きいようで
センター利用にバカスカエントリーしていましたが
一般入試より厳しいセンター利用で
結果は言わずもがなです

現役で全落ちし
そして二次を回避した息子は
さっさとリラックスモードに入り
てきぱきとS台予備校に手続きをして
春休みはお友達との卒業旅行を満喫していました

もう本当に快楽主義的な甘ったれと
エベレストなみの実力を伴わないプライドと
ガラスの少年のようなもろさとを
すべて持っているように感じて
扱いに苦慮し続けてきました

話しが蛇足で長くなりましたが
そのような出来事があったこともあり
国立はもう受けないのお母さまの記事に
他人事と思えず我が事のように
拝読したしだいです

私は男子というのは
色んなタイプの子どもさんがいらっしゃるとは思いますが
女の子より稚拙で
プライドばかり高く
打たれ弱くもろいものに感じております

そこを1つひとつ乗り越えながら
「男」になれるかなれないか、、、
そのようなプロセスを親子で歩んでいると感じるのです

国立はもう受けないの息子さんは
地元のトップ校というだけあり
周囲や親御さんからの期待もかなりあったのではと
推察いたしますので。

得意科目での失敗は
人生での大きな挫折に感じられたのではないかと思います

挫折と言うには時期尚早だと大人なら思いますが
やはりまだ子ども、、、
ダラダラしてると言うよりは
ショックが大きくて自信が揺らぎ
現実逃避になってしまっているようか気がします



うちの息子も学校や親戚
そして私達夫婦もごく当たり前に
息子への期待を膨らませて
息子は息子なりにそれに応えなければと
ずっと無意識にも感じていたように思います

なので息子の愚行を振り返ったときに
親のエゴが影響していなかったかと自分を
振り返ったりしたものでしたが

私の心の整理としては
息子が高校時代部活に励んでいたことと
早生まれでほぼ一年遅く生まれたことなどを理由に
この子には必要な一年間なのだろうと思って
見守ってきました

私が覚悟を持てたのは
二次の出願をしなかった息子に
夫が激昂した際に
「とにかくお母さんに本心を話しなさい」と
聞き出した時に
普段ポーカーフェイスの息子が
ポロポロと涙をこぼしながら
彼なりに彼自身の苦しさを吐露してくれたときに

この子にも親に見せない
沢山の感情と葛藤があると改めて気付き
そして普段いっぱしに
生意気ぶっている息子の未熟さや幼さに
改めて気づいたからだと思います。

私としては
予備校に通っての浪人は
「贅沢の極み」と思っており

浪人できることじたいが
贅沢だとも思っており

親の経済力によっても左右される
現実があると思います

ですので浪人をするしないは
親がさせるかさせないかだと考えていますので
そのスタンスで
予備校に休まず通うことや
後期の試験を今からでもベストを尽くすこと
例えば浪人して第一志望が叶わなかった場合でも
三浪せず進学すること等々
「浪人を許す条件」を親御さんとして
示していいと思います

(ちなみに私の条件の中には
息子にも高校受験の娘にも
決まった進学先で精一杯充実させること、があります)


もしかしたら予備校に通う経費を
親御さんに遠慮してるかもしれませんし

marimcream さまがおっしゃるように
親が力づくで進めても
特に男子にはいいことはないと思います

ですので
「浪人するには条件があるけれど
その上で浪人するかしないかを決めなさい」
とすれば
息子さんが選択したことになります

このあたりは
「社会の壁」にぶち当たる前に
親が果たすべき「壁」の役割として
親も覚悟を持って
きちんと子どもさんと向き合う事が
大事なのではないかと思います



プライドのあるご子息にとっては
目標としていた第一志望を第三志望にしたことも
不合格より辛かったかもしれませんし
(息子が愚息なら親もバカ親なのですが
愚息はE判定にも関わらず本日第一志望を受けております)

私はmarimcream さまの
「現役で落ちたところに○をもらえれば
浪人は成功」という言葉にも
心の痛みが癒えたのですが
(他にも沢山励まされております!)

それこそ我が愚息にとっては
「去年行けなかった二次試験にのぞめている」今日に
やっとこさっとこの小さな成功を積めたと
思うことができています

ずいぶんレベルが低いと笑い飛ばしたいですが(^_^;)
仕方ありません
それが私が産んで育てた息子の現状なのですから、、、

苦渋を飲み続けるような子育てですが
育てあげるしかありません(涙)

国立は受けないもう浪人するのお母さまも
心配やご不安は尽きないことと思いますが
ご子息と向き合ってみてくださいませ

もともとが地元のトップ校へ行けるだけの
お子様なのですから優秀だと思いますし
現役の一年間で
塾の先生からすれば浪人に向いてなくとも
いつ何でやる気スイッチが入るか分かりませんし

愚息は現役のときには
「とにかく時間が足りないという焦りしか無かった」
と話しておりました

去年の我が家はドロ船でしたが
今年はだいぶましになり
第一志望に送り出しつつJ智大学の一桁補欠の繰り上げに
望みをかけているしだいです

泥船が沈みそうなときにも
諦めずに付き合ってあげられるのも親しかいません

すったもんだの愚息にまつわる我が家のことが
何かの励ましになるかどうか疑問ですが
去年うちひしがれた我が身に重なり
メッセージを書くだけでも書きたいと思いました

長文乱文すみません。

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