ふと気づけばもう12月ですね。
去年のイチローはこの時期、
「夏が終わったと思ってたら
もうすぐセンターって信じられない
」
と言ってました。
さて、今日は応援ソング・・・。
本当に受験を応援するために
作られた曲ではないのだけど
とあるフレーズがピタリとはまって、
励まされたり
泣かされる曲ってありませんか？
私にはいくつかあるんですね・・・。
まあ、
ベタって言ったらとてもベタな曲なんですけど。
今でもその曲が流れるだけで、
当時の思いがフラッシュバックして
ポロポロ泣ける・・・(笑)
特に中学受験時代のフラッシュバックはきついです。
ウチの場合。
イチローにとっては遠い昔のことでも
お母さんにとってはついこの間なのよね
marimcream の 独断と偏見による
受験応援ソング ベスト３ 中学受験編
第一位
「負けないで」 ZARD
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やはりコレですね～。
おなじみの曲なので紹介するまでもないけど
サビのところがピタリとハマるよね～。
そこらへんを本当は全部書きたいけど、
著作権云々があるので
ほんのちょっとだけ。
（覚えていない人は自分で調べてね～。）
負けないでもう少し最後まで走り抜けて
どんなに離れてても心はそばにいるよ。
あー。ダメだ。こんなの書いてるだけでも泣けてくる。
中学受験の頃のイチローは
本当にいたいけだったから。
学校もN研もない日は、一日8時間
（どんなに頑張ってもウチはこれが限界だった・・・。）
学校とN研がある日でも、一日3時間
そのくらは勉強していた。
小学生がそれくらい勉強しようとすると、
もう、食事やお風呂時間を除くとね、
自由時間なんかいくらもないの。
そのお風呂の時間すらもね、
B４のファスナー付きのクリアケースを用意して
中にプリントを入れて渡してた。
湯船につかりながら、
三大急流とか、
流域面積が広い川ベスト３なんかを覚えるために。
なるべく漫画みたいな感じのものとか、
替え歌にしたりとか、
お風呂の壁にくっつくような
日本地図のパズルとかを渡して
少しでも楽しめるように工夫はしたけど、
勉強は勉強だよね。
もう6年生なんかになるとさ、
みんなヘロヘロになるまでやるじゃない？
ウチだけじゃないと思う。
だから
最後まで走り抜けて
とか
ゴールは近づいている
ってフレーズがピタリときてね。
どんなに離れてても心はそばにいるよ
ってとこは
受験の日にハマるんだ。
勉強の時は8時間やろうとも、
私もそばで見守っていられるけど
受験は子供一人じゃない？
受験会場で
生徒はこちら
保護者はこちら
みたいに分かれていくとき
親は平気なふりして笑顔を見せるけど
子が見えなくなった瞬間、
さっきのフレーズが頭をよぎる。
どんなに離れていても心はそばにいるよ
子供が試験の時は何して待ってても同じだから、
本を読んだり曲を聞いたりしようとするんだけど
ぜんぜん頭に入らなくて
「あと20分で算数が終わる・・・頑張れ！」
みたいな気持にしかなれなかった。
母は祈るだけ
追いかけてはるかな夢を・・・と。
第二位
世界で一つだけの花
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ナンバーワンにならなくてもいい
もともと 特別なオンリーワン
もうこれは母なら泣かずにいられない。
そう、我が子はオンリーワン。
たとえ出来が悪くたって、
所詮自分に似てしまっただけなのだ。
生んだのも私、育てたのも私・・・。
不憫に感じることはあっても、
疎ましく思う訳がない。
勉強しても勉強しても成績が上がらないイチロー。
イチローは6年になったとき、
3才からやっていたピアノをお休みすることにした。
レッスン日の全てがN研とぶつかったのが
一番大きな理由だったけど、
ピアノを練習する暇があるなら
今は少しでも勉強したほうが・・・
そう思ってお休みしたのだ。
イチローが通ってたN研の
最上位クラスのトップだった男子は
6年になってもピアノを止めなかった。
一体その子はいつ練習をしているのだろう？
と思い、その子と同じ学校の子から聞いてみると
「朝食の前」
だった。
計算と漢字も
「朝食の前」
これが本当の 朝飯前 って奴だ。
昼寝なんか朝飯前よね 朝飯前ニャ
中学受験と言うのは本来、
ピアノのレッスンも、計算と漢字も
朝飯前にさらさらっと
やり終えられるような子がすることなのだ。
イチローのように8時間も机に向かい続け、
湯船の中ですら勉強しなくては追いつかない子が
するものではないのだなぁ としみじみ思った。
私はピアノをお休みしてるイチローに
「○君はピアノを
朝ごはんの前にやるんだって！すごいね！
それでいてN研で一番なんてね！」
と話した。
イチローは
「とっても真似できない・・・。」
と言った。
見ると、寂しそうに肩を落としていた。
私ははっとした。
イチローは私が
賢い子のお母さんになりたいと考えている、と
思っているようだ。
え！そんなことないから！！
私は本当の気持ちを一生懸命伝えた。
まだ小さかった彼にも解るように。
「だけど、お母さんはイチローの方がいいよ。
たとえその子と取り換えてくれるって言ったって、
やだよ。 絶対に断わるよ！」
イチローはくるりと私の方を見て
とても明るい笑顔になった。
そして
「それ本当？！」
と、それはそれは驚いたように言うのだった。
「当たり前じゃない。
お母さんは君を一番にしたくて勉強させてるんじゃないよ。
イチローがN研に行きたい、中学を受験したい
って言うから 応援してるだけ。
お母さんはイチローじゃなきゃ嫌なのよ。
○君のママよりイチローのママがいいの。」
その日からイチローは
もっとひたむきになった気がする・・・。
替え歌 
ナンバーワンにならなくてもいい
ビリでも受かればそれでいい
本屋の店先にならんだ
いろんな赤本を見ていた
学校それぞれに特色あるけれど
どれもみんな難しいね
このなかでどこが一番だなんて
争うこともしないで
本棚の中 背表紙向けて
シャンと胸を張っている
それなのに僕ら受験生は
どうしてこうも比べたがる
一つ一つ違うのにその中で
一番を選びたがる
そうさ僕らは
世界で一つだけの花
一つ一つ違う種を持つ
その花を咲かすことだけに
一生懸命になればいい
名前も知らなかったけれど
あの日僕に合格をくれた
誰も知らないような場所に
たってた中学のように
そうさぼくらは
ナンバーワンにならなくてもいい
ビリでも受かればそれでいい
今はビリでも受かればいいとは思っていないけどね。(笑)
そして
第三位
どんなときも
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コレも定番だけどね。
3番が一番似合うんだ。
こちらも替え歌でどうぞ！
模試も 知らない誰かに
知らずに 追い抜かれて・・・
絶対譲れない学校が僕にはあるのに
向こうがよかったねと いつも口にしながら
中学行くのは本当に嫌だから
消えたいくらい辛い暗記
忘れたようでも
メモチェ使いさらってみる
まだ平気みたいだよ。
どんなときも どんなときも
成績順に並べられ
落ちていく順位に焦る気持ち溶かしてみたい
そしていつか
誰かを抜いて
その席を守れる強さを
自分の力に変えていけるように
いつも愚痴日記に訪問ありがとうございます。
ぽちっとしてくれた人 みんなに
marimcream