お姉ちゃんはずっと俺の味方でいてくれたから
お姉ちゃんにスピーチしてほしい
そう言ってくれました。
げんじ、よくちっちゃい頃から二人で遊んだな、優ちゃんと祐治が生まれる前から。
色々遊んだけど、特に覚えてるのが
覚えてるかな？
【ずっと遊び】
例えば、「私の方がお母さんの事ずっと好きやし」
「いや、俺の方がずっと好きやし」
「いやいや、私の方がずーっと好き」「いやいや、俺の方がずーーっと好き」
私の方が、俺の方が、ずーーーーーーーーっと好き
という感じでいかに「伸ばし棒を長く伸ばせるか」競ってたよな。
最初は例えば今言ったお母さんのことやったり
「ずーっと前から知ってるし」とか競ってたけど
いつの間にかただただ、
【どっちの方が長く伸ばし棒を伸ばせるかだけ】を競ってたよな。
「ずーーーーーーーーーーーーーー」だけ言うてそのまま次の日になって忘れてたりな。
あの「と」どこ行ってん、みたいな。
結局決着ついてへんなぁ。
げんじ という人はですね、物知りで話し上手です。
何か質問すると、「説明しよう！時は江戸時代！」という風に抜群の導入で聞く人をワクワクさせ、
すぐにストーリーに引き込んでくれます。
こんな話があります。
ある日、げんじが小学校へ登校中にケガをしたカラスを見つけ、学校で手当てをしてあげたら
そのカラス、みるみる回復し飛び立って行ったそうな。
その日以来、カラスの大群がげんじの登下校を見守るかのように
ずっと付いてきたそうです。
これぞ、ボディーガードならぬ、ボディーバード。
と、父なら言うでしょう。
そんなげんじですが、よくアクシデントにも見舞われました。
・アン○ンマンのマネして二段ベッドからエイっと飛び降りて腕骨折。
・隠れん坊でイスの下に滑り込んだら眉毛切って一生傷。
・体育の授業の野球の時にキャッチャーしてたら、ボールじゃなくてバットが飛んできて顔面に直撃。で、救急車で運ばれる。
しかも２回も。
そして、結婚式当日にあの台風。
まるでのび太くん。
見た目はジャイアンやけど・・・
と、母なら言うでしょう。
とにかく、今日まで無事に健康に生きてきてくれて嬉しいです。
さて。突然ですが、ここで私の大好きな映画の好きなセリフを
花嫁のMちゃんにプレゼントしたいと思います。
のび太くんを信じなさい。
のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができるんだ。
それが一番、人間にとって大事なことなんだからね。
彼なら間違いなく、君を幸せにしてくれると
僕は信じているよ。
ドラえもんのしずかちゃんが結婚する前日に、しずかちゃんのお父さんが言った言葉です。
Mちゃん、げんじを信じてね。
Mちゃん、ありがとう。
Mちゃんは本当によく笑うね。
特にげんじの言うこと、なす事に対していつも大笑いしてるね。
その笑顔がどれ程、げんじの生きる源になっているか。
Mちゃんと出会って、げんじの見る景色は三日月が満月に、いや、太陽のように明るくなりました。
初めてMちゃんに会った時から、「Mちゃんと結婚してくれたらいいな」って思ってました。
Mちゃん、げんじ。
どうですか？
最強の味方が隣にいてくれる景色は・・・
あ。そういえば・・・・すみません。
実はさっき私、
嘘、つきました。
本当は、忘れてないんです。
今日、この日のために取っておきました。
・・・・・・さっきの覚えてます？
小さい頃によくやっていた遊び。
げんじ、そろそろ決着つけようか。
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フィナーレは次の記事の動画で＾＾