去年、診断されました【潰瘍性大腸炎】の件で本当に皆さんにご心配おかけしました。
最近、体調のことをご報告できていなかったので皆様にご心配おかけしたままで申し訳ないと思い、
私の体調がピークから信じられないほどの回復を遂げている事をご報告させて頂きます。
最近は病気になる前の暮らしとほとんど変わらない状態にまでなっています。
なるべく控えていたお肉(食べていけないとも、病気に悪いと言われたわけでもないですが、精神的に食べれなかった。)もガッツリ食べれるようになりました。
ファスティング後の回復期を終え、友達が私のために大好きなすき焼きやさんを予約してくれました。
もう、本当に本当に美味しくて。
『おいしー!!!』とテンション上がって盛り上がりつつも、
実は美味しさと 今こうやって大好きなお肉を友達と食べれてる現実が夢のようで嬉しすぎて涙が出そうでした。
ありがとう。
本当に、なるまでは分からなかった大変な事で、体感しないと分からなかった辛さです。どの病気もそういうものだと思います。
最初はお先真っ暗でした。
大好きなお芝居ができなくなっちゃう
んじゃないかって、これから女優業頑張っていこうと思っていたけど、ほんの一瞬でその夢が散っちゃうのかと。
それ以前に食べ物を全然食べれないからどんどん痩せていって、このままいなくなっちゃうんじゃないかって、
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、初めての事だったのでそんな恐怖がありました。
でもそんな大変な時に
そばで支えて下さった事務所の皆様、
現場の皆様、
家族、
友達、
そして励みになる応援メッセージを届けて下さった皆様のお陰で私は強い気持ちで前向きに闘う事、乗り越える事ができました。
今でもよく覚えているのが、11月に映画【るろうに剣心】の撮影をしている頃。
体調がピークに悪くて、貧血でフラフラするし、食べれないから点滴生活。
事あるごとにお手洗いに駆け込む。
激しい痛み。お腹だけじゃない、背中までガチガチに痛む。ただでさえ衣装は着物。
本当に体ってここまで痛むんだというくらい毎日全身が痛くて、
ある日お手洗いに駆け込んだ時に意識がもうろうとしている中、一瞬【降板】という言葉が頭をよぎりました。
本当に大好きな役で、賛否両論の中でも私を信じ、かけてくれた監督やスタッフの皆様にいいお芝居で返したいと思ってたので、降板という文字が浮かぶことなんて本当はあり得ない。なんで?私どうした?って。
それ程キテました。
こんな気持ちになる事自体悔しくて。
そして神様に救いを求めるかのように天を見上げました。
そしてそれは一瞬。
私に降ってきたマインド。
『この役は強い女性だ。ここを乗り越えなければ、私はこの人を演じる資格がない。絶対に乗り越えるんだ!どんな事も乗り越えて私がこの役の人生を立派に生き抜く。』
そう腹をくくりました。
それからは体は辛くても気持ちは楽になりました。むしろ幸せを感じていました。
ある意味一番辛いようで一番幸せな時期だったのかもしれません。
とても大切な事を学べました。
大好きな映画の世界にいれました。
大好きな人として生きれました。
途中からはどんどん体調が回復して、無事クランクアップできました。
一人では無理でした。本当に周りの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、駒形由美という強い女性に出会えた事が私を一回りもふた回りも強く、大きくしてくれた気がします。
ありがとう、由美。
本当にこんな素晴らしい出会いをプレゼントしてくれた人生に感謝します。
皆さん、ご心配おかけしてすみません。
そしてありがとうございます。
元気に幸せに毎日過ごしています。
なので、これからもがっつり主に女優、やっていきます^ ^
愛ある皆さまへ
どうぞこれからも宜しくお願い致しますm(__)mいつもありがとうございます。
今日は【るろうに剣心-京都大火編-】公開初日です。
みんな命をかけたと言っても過言ではない程のパワーを注いでます。
是非、大きいスクリーンで体感して頂きたいです。
劇場で待ってます。
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