今までミャンマーの政治問題に関して、
余り口出ししませんでしたが、
2月9日に19才の女性学生が命を落とされました。
まだピチピチで、将来が希望で満ちていて、
今から人生を楽しもうとしている人一人が
人生を軍の手で潰されました。
彼女の親や親族はどんなに悲しいだろう?
私はただ聞くだけで、悔しくて、悲しくて、
怒りで未だに震えが止まらない。
マンダレーでも2月8日5人の民間人が身元不明の
一部の人によって刃物で挿され、死傷。
他の地域でも同様に命を落とされた方々がいます。
全員のご冥福をお祈り申し上げます。
これが軍事政権の非人道的行為の基礎編です。
殺人、誘拐、逮捕、強盗、、、、、、、
今後よりエスカレートしていくでしょう。
どうか国民全員の無事をお祈り申し上げます。
日本のメディアを見ると ミャンマー国民が
何のために抗議しているかを分かっていない
気がします。
ミャンマー国民がNLD 党のために戦っている様な
放送をよく見かけます。
そこで、色々アウンサンスーチー氏に関する
論評ばかりで、問題の中心を見ていないと思います。
この抗議活動には様々な人が参加しています。
NLD党を支持する人も支持しない人も、
少数民族の武装勢力も、
国民全員が意識団結して、参加しています。
皆は何と戦っていると思いますか。
軍事政権、軍の武器を利用してのクーデターです。
軍事政権下の恐ろしさは体験してみないと
分からないです。
軍が法律の上に君臨するのです。
日本人が分かる様に伝えますと、憲法の上に
党がある某国と同じです。
殺人、強盗、逮捕、誘拐、脅迫、などを
合法でやるのです。
法律というのは彼らの口の中です。
今、軍のトップが 1年終わったら、必ず選挙します
と約束しました。
だけど、以前の軍事政権 2つも1年後、2年後に
政権返しますと約束してくれましたが、
50年以上国を私物化してきました。
まったく信用ならない約束です。
闇の歴史はもう繰り返したくないです。
軍は前と全然変わっていませんでした。
国民の命、生活をゴミとしか考えていない。
自分の出世のための踏み台としか考えていない。
多分彼女を殺害して見せたその軍から天下りしてきた
警察官は自己アピール出来たでしょう。
出世のルートがはっきり見えたでしょう。
国民の涙なんて、悲しさなんて、紙屑ほども
価値が無いでしょう。
もう、民主化して、もう 10年。
人々の生活がだんだん良くなってきた。
文明・生活レベルも上がってきた。
だけど、軍は、、、、、、、、、、、
どうか正義が勝てますように!
光が闇を勝てますように!
国民の本当の平和、発展が訪れますように!