海の側の家での新生活。

はじまってすぐに起こった
ポーランド人の彼との気持ちのすれ違い。

彼の気持ちに気づいていなかった
ことへの私の反省。

そして、謝った上で
「あなたが一番なんだよ」
というメッセージを伝えました。


それからというもの
彼の態度は日に日に軟化していき、
以前にも増して気持ちがここにある、
というのを感じられるようになりました。

今ではとっても仲良しです。


彼の話を聞いていると

以前付き合った女性たちは
ケンカをするとヘソを曲げて
その場から去ったり
長い間無視したり
という態度だったらしい。

向き合って話合ったり、
歩み寄ったり
ということがなかった。


だから今回私が
ちゃんと向き合ったこと
そしてお互い話ができたことに

彼はカップルの関係ではじめて
未来に希望が持てた、
ということみたいです。


うん、それはよかった。

私は人を好きになることにかけては
いつも真剣なのです。

欠点だらけの人間(クマ)なので
ヘマをすることも多いけれど。

 

 




私にできることは何?
と聞いたときに

Yukoができることは何もない
あなたはそういう性格だから。

と、きつい感じで一刀両断されたとき
私はその言葉に傷ついて
感情的になりました。

でもその後

彼がなぜそんな言葉を
発さなければいけなかったか?

その根本にあるものはなんだろう、
と数日間考え続けました。

表面的な言葉に動揺していては
本当に大切なことが見えなくなる。



傷つけたくてあんなセリフを
口に出したわけではない。

彼の心がはじめに傷ついていたんだ。


だからまずは

私が一番の味方でいて
気持ちをしっかり受け止めてくれる

ということを彼が感じられるように
行動で示さなければならない

と、そんなふうに考えました。



そう
お互いを傷つけるような
言葉を発してしまうと

その言葉にしがみついて
感情がコントロールできなくなり
根本にある原因が見えなくなってしまう。


夫婦やパートナーとの関係って
自分の心の葛藤に向き合うこと
って感じがしますね。

その人の本来の姿というか
根っこにある部分が見えてくる。


どんなに社会的に地位があったり
外ではかっこよくクールに見せていても

家族の間では感情的になったり
子供っぽい態度をとってみたり
すねたり、黙りこくったり
あきらめて心を閉ざしたり
してしまうものだものね。

一番近くにいる人と

どれだけいい関係がつくれるか。

 

うーん、チャレンジし甲斐があるなあ。