ポーランド人の彼が来日し、愛媛での生活がはじまってから9ヶ月が経ちます。
来日した当初の発見や、はじめて見て驚いた興奮の時期は過ぎ、生活も落ち着いてきました。
慣れてきた今だから見える、彼の目から見た日本について聞いてみました。
【 日本での生活、そして気づき 】
その1)太っている人がいない
長年イギリスで生活していた彼の目からみると、日本では驚くほどスリムな人ばかり。
実際にデータでもイギリスの肥満率は60%以上とかなり高い。
日本で体重を気にしている人だって、イギリス基準で見れば「は?どこが?」というレベルになる。
これははやり「食生活」の違いですね。
その2)身だしなみがきちんとしている
日本では女性は概してファッショナブルだし、男性もみんなきちんとした身なりをしている、と彼は言います。
これまでみてきた欧米での人々と比べて、日本人は見た目に気を遣っている、というのが彼の印象らしいです。
ちなみに彼も、外国人にしては(と言ったら独断すぎるけど)、身なりをきちんとする方です。
日本にきてすぐに買ったのがアイロン(もちろん自分でかける)。
洋服を買う時も、値段ではなく、デザインや素材の質、機能性を重視しています。
その3)英語のレベルはかなり低い
英語が母国語でない人たちでも、英語はそこそこ話せるというのが世界基準(特にヨーロッパ)。
それと比べて、日本では驚くほど英語を話せる人がいない。
日本人で英語を教えることを職業としている人のレベルの低さにも唖然としたそうです。
おいおい、こんなレベルで英語教えてていいのか!?、と。
その4)郵便制度のすばらしさ
郵便局へ行って日本にいる友人にゆうパックで荷物を送ったら、翌日に「着いたよ!」と連絡をもらって、心底驚いていた彼。
どれだけ早いんだ!
他の配達業者だって同じように早いし、荷物の扱いは丁寧。
イギリスでは郵便局員や配達員によって、荷物が開けられていたり、中のものがなくなっていたりすることがよくあったらしい。
それを聞いたとき、私は耳を疑いました。
そんなこと日本ではありえないですよね。
その5)仕事に対しての意識の高さ
日本人は仕事に対しての意識が高い、というのが彼の評価。
しばらく生活することで見えてきた、日本人の仕事への向き合い方。
閉店の時間が過ぎても最後まで丁寧に接客してくれたり、上司が見張っているわけではないのにさぼらない。
仕事が残っていたら残業する。
サービス精神がある、まじめに頑張る、というところは傾向としてあるかもしれませんね。
日本にやってきて間もないころに、彼が日本で驚いたことはこちら