人生とは

 

人が生まれ

始まる

 

それは当たり前に

死ぬまで続く

 

ぽんと生まれた瞬間から

人に世話され、生かされ、言葉を教わり、

自分の身体を自分の意思で使えるようになり

いつの間にか

そこかしこに溢れているような成人になる

 

そしてある程度生きると

だんだんと言葉を忘れ、この身が自分のものではないように

できることができなくなり、人の世話になり 

元居た世に近づいていく

 

赤ん坊 老人

その両者は 限りなく隣同士にある

誰よりも あの世に近く この世にも近い

 

誰かの世話にならねば命を繋げない存在が

いつの日か今度は誰かの世話をして生きて

そうして還っていくのだから

 

そんな人たちを見ていると

とても愛おしく、敬意の念すら覚えるのだ