デートに使える女社長の東京グルメ日記 -31ページ目

【韓国料理】 吾照里 (渋谷)

なにも美しい内装の店だけがデートに使えるというわけではない。低コストでぼちぼちな内装を手がける店が増えてきたことに単調さすら感じるときもある。歴史とファンに支えられて、その喧騒や猥雑さすら味にしてしまう店を何軒か紹介したい。


渋谷にある韓国料理の「吾照里」は、第一号店は12年前にオープンしている。テーブルの感覚は狭いし(まるで相席かとおもうほどに!)、いかにも雑居ビルという店内。しかしマスコミ関係者や芸能人が通う目的は、個性がしっかり出た味にある。本場の韓国料理120種類が楽しめる。


プルコギ・チゲ鍋もいいが、一番のオススメは海鮮パジョン(チヂミ)活き蛸の踊り食いである。焼けた鉄板に乗って運ばれてくるパジョンは一般のチヂミの厚さの3倍以上はあると行っていいだろう。まるで大きなパンケーキのよう。ゴマ油によって、端っこと裏はパリッパリの食感だが、中身はふわっと軽く、サクサクしたスナックのようである。ゴロゴロと入るイカやタコがゴマのコクと合わさる。これは吾照里以外の店では替えがたい体験である。



吾照里

また蛸の踊り食いは、店内の入り口にある水槽で活きているもの。運ばれてきたガラス食器の中で、ブツ切りになった触手がうごめいている。ゴマ油と塩のタレにつけると、より一層活発に。口内での歯ごたえは、一度食べると相当クセになる。


吾照里」は歌舞伎町にある上海小吃 に通じる雰囲気がある。まさに業界人っぽさを演出してくれる、使える一店である。(ちょっとリニューアルを2007年3月にしたようですが)


吾照里

 


【洋食】 銀之塔 (東銀座)

むしょうに鰻が食べたくて東銀座の「竹葉亭」に向かうが、あまりにお腹が空きすぎて。調理に時間のかかる鰻屋を断念。すぐにいただけそうなシチュー屋に変更する。


歌舞伎座のすぐ横にある、「銀之塔」別館へ。 シチュー一筋50年の歴史。100年続く会社を経営したい、と最近よく耳にするがシチューだけで半世紀とは、素晴らしい商品開発である。先代がフランスのトゥール・ダルジャンに修行にいったきっかけは作家の久保田万太郎のアドバイスだったそうだ。歌舞伎役者に栄養がたっぷり取れる料理としてフランスにシチューというものがあるといわれ、出向いて修行をしたそう。そして日本風にアレンジしてできたのが銀之塔のシチューである。


銀之塔


牧草を食べて育った松坂牛の上質肉と、18種類の秘伝の素材で作ったソースこれに3つ小鉢がついて、1日30品目が取れる。これは栄養がつきそうだ。もちろんいまでも役者の楽屋へ出前も行っているそう。


土鍋で煮立った状態で運ばれてきたシチューは、比較的赤い色をしている。粘度が高いスープをすくって舌が焼けそうな熱さだ。口で吹いて啜ると、想像よりさっぱりした味。塩辛さがないのは、野菜からでる甘みが強いからだ。 肉はレンゲからはみ出した部分が、引力だけでホロホロと煮崩れ落ちるほど柔らかい


【洋食】 銀之塔 (東銀座)


野菜は別でゆでてあるようで、どれもちょうど良い柔らかさ。ジャガイモは煮崩れずに均等に火が通るようにか、細長い形をしていた。溶けずにホコホコ。色によらず、味はあっさりしている。野菜からでる甘みがやわらかな口当たりにさせている。こってりしすぎないので、あとあと異にももたれない。


また茶碗に盛られたご飯はふっくらして美味しい。シチューと交互にレンゲですくうとあっという間に茶碗が空。お替りが自由なので、男性は2度ならず3度はお替りをしている。手間が増えているのにあえて小さい茶碗に盛るのは、歌舞伎座に来る女性客にちょうどいいサイズに合わせている心配りか。


#ちなみにお値段書き忘れたので、追加すると約3000円。この値段は私は歴史と銀座というキーワードでアリと思いますが、人によってはシチュー一杯で・・・と思うかもしれません。

歌舞伎座の帰り道、もしくは銀座か築地の散歩デートと組み合わせたい。


■銀之塔(東銀座)


【カフェ】 BAKERY CAFE 632 (ベーカリーカフェ 632)

とある会社の社長を辞しての転職とあって、想うところも多かっただろう彼が、ついに先週やってきた。

弊社の社長室として。

彼に「うちの会社に来てくれないか」と最初に誘った場所は、原宿「ベーカリーカフェ632だった。


原宿cafe ベーカリーカフェ632

芸能人が犬を連れてふらりと来るようなこじゃれたカフェは、住所の数字をとって”632”という。番地の名前がつくカフェはいまや都内にいくつもあるのだが、記憶が正しければココが走りだったような。

原宿cafe ベーカリーカフェ632


こだわりの有機野菜、ネイティブインディアンの珍しいハーブティなどが美味しいお店だ。経営元の隅田商事は、ネイティブインディアンフーズの食品をこだわって輸入しており、ハーブティの他、メープルシロップなどがおすすめ。 やわらかい日差しがさんさんと降る中で、オーガニックな午後を過ごせるので休日に好んで出かける。


原宿cafe ベーカリーカフェ632


ふと思えば、1年前はあんなに大変だったリクルーティングが円滑に行われるようになったのは、最近のことだ。募集媒体に掲載したことはないのだが、いまでは週に何通かは履歴書が送られてくる。会社について興味を持っていただく方が増えたことが本当に喜ばしい。


2007年3月3日で、会社は2周年。

次のステージに会社が進みつつあるなあと感じる春です。


ベーカリーカフェ632