【鰻】 宮川本廛 (銀座)
「宮川本廛」は明治26年創業という伝統の鰻屋さん。店内は熟年夫婦や陶芸の話に興じる初老の人たちが多い。
ここで鰻を食べる時は覚悟をもって挑まなければいけない。注文から食事にありつくまで、40分は待つからだ。「まだかなぁ」なんてボヤくのは粋じゃない気がするのだが、香ばしい匂いが立ち込める中ではそんな精神は崩れ、子供のようにそわそわと待っていた。空腹だとホントにしんどい。緩慢な空気に眠気を感じながら、ひたすら鰻を待つ。
「宮川本廛」の職人のこだわりは“ふんわりと蒸し上げ、きれいに焼く”伝統だという。タレも上品でさっぱりとしており、鰻本来の美味さを引き立ててくれる。
ふたを開けると薄い色合いの鰻が横たわっていた。そこからは言葉も発することなく、メレンゲのようにふわふわとした食感、舌の上でとろける鰻の脂をひたすら堪能した。
■宮川本廛
中央区築地1-4-6
03(3541)1292
http://woman.excite.co.jp/gourmet/restaurant/shop_1100.html
ここで鰻を食べる時は覚悟をもって挑まなければいけない。注文から食事にありつくまで、40分は待つからだ。「まだかなぁ」なんてボヤくのは粋じゃない気がするのだが、香ばしい匂いが立ち込める中ではそんな精神は崩れ、子供のようにそわそわと待っていた。空腹だとホントにしんどい。緩慢な空気に眠気を感じながら、ひたすら鰻を待つ。
「宮川本廛」の職人のこだわりは“ふんわりと蒸し上げ、きれいに焼く”伝統だという。タレも上品でさっぱりとしており、鰻本来の美味さを引き立ててくれる。
ふたを開けると薄い色合いの鰻が横たわっていた。そこからは言葉も発することなく、メレンゲのようにふわふわとした食感、舌の上でとろける鰻の脂をひたすら堪能した。
■宮川本廛
中央区築地1-4-6
03(3541)1292
http://woman.excite.co.jp/gourmet/restaurant/shop_1100.html