最近、河鍋暁斎という画家が気になっています。
『月に狼図』という絵画を見たのですが、ひとつの紙の中に収められた生と死のリアルな対比に圧倒されました!
この河鍋暁斎、狩野派の流れを汲んでいて、また一部では幕末の鳥獣戯画なんて言われることもあるそうですね~。
たしかに動物をモデルにした絵も多くて、擬人文化の担い手としても納得の筆です。
このおどろおどろしいタッチで描かれる鳥獣戯画も、なかなか趣きがあります!
顔は怖いんだけど、どこか人間臭さを持っていて、絵の中でも動きが出ているという惹きつけられるオーラを放っています。
顔は怖いんだけど、どこか人間臭さを持っていて、絵の中でも動きが出ているという惹きつけられるオーラを放っています。
そして、この河鍋暁斎の展覧会が、日本橋にある三菱の美術館で開催中なので、ご紹介です。
キャッチコピーが痺れますねぇ。
狂ってたのは、
俺か、
時代か?
ただいまは後期の真っ最中。
会期は9月6日までとのことです。
月曜日が休館日なのでご注意ください。
グッズもいろいろ出ているようだし、図録もまた買ってしまいそうで懐具合が心配です……。