それをお金で買いますか | 羊たちの楽園~理想のシェアハウス探求日誌~

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2011年2月末にニュージーランドから帰ってきました。ニュージーランドやオーストラリアに行ったことのある方、英語学習中の方、シェアハウスに興味のある方、ダイビングが好きな方は、お気軽にからんでください!!

あ、どーもこんにちは。メリーさんです★








今日は、マイケル・サンデル先生の





「それをお金で買いますか」





を読みました。














この本、世の中にある色々な事象に対して、





現代社会は値段をつけているという事実について書かれています。





それについて、様々な角度から疑問を投げかけています。














お金(料金、もしくは罰金)で買えるものの例として、





■中国の一人っ子政策における二人目を生んだ場合の罰金:約2万ドル(逆に言えば、二万ドル払えば、もう一人産める)

■並び屋を雇って、順番を先回りする:約15ドル(一時間当たり)


■1トンの炭素を大気中に排出する権利:約13ユーロ(大気を汚せる権利)


■麻薬中毒の女性に不妊治療を受けさせる:300ドル


■小学生に本を一冊読ませる:2ドル





などなど。。








お金によって得られる効用と、道徳的な問題との対立が論じられてます。








本を読んでいてつくづく思ったのが、








「お金は稼ぐのと同じくらい、使うことが難しい」





ということ。











お金を使う時には色々なことが問われます。





それは、その人の「人間性」であったり、「生き方」と言えるかもしれません。





自分のためばかりにお金を使う人もいれば、





誰かを喜ばせるために使う人もいます。





使った分に見合う効用を得られない使い方をする人もいれば、





何倍にもなって返ってくる使い方をする人もいる。




自らの尊厳を卑しくするような使い方はしたくないものです。










ではでは、今日はこの辺で★





















それをお金で買いますか――市場主義の限界/マイケル・サンデル



¥2,200

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