江戸時代の初め頃、仲間の窮地を救うため、
自らの命を失った人、五左衛門がいた
そうです。
仲間を見殺しにすれば、五左衛門は
殺されずに済んだはずなのに、進んで
身元を明かし、仲間を救う願いが、
聞きいれられたそうです。
救われた仲間は、大人は五左衛門を
言及できないため、子どもたちが
わらべ歌に歌って、感謝を伝えた
そうです。
「五左衛門は、うっかり者よ。
仲間を助けるために、自ら
名乗り出て、捕まった。
黙っていれば、殺されずに
済んだものを、喜びに溢れ
自ら差し出した。」
その後、度重なる飢饉で、わらべ歌も
失われてしまったそうです。